第２回　「予想発表」


レポーター（以下Ｒ）「プレイオフを実施して３年のパリーグ同様、今年からセでも導入される
　　クライマックスシリーズの影響で、交流戦の試合数が削減されました。昨年まで交流戦の
　　影響が大きかったペナントが今年はどの様に変わるか？大変楽しみな所。どうも皆さん
　　こんにちは、司会進行のＲです。今回も解説役はこの方をお招きしております」
Ｇｏｈ（以下Ｇ）「そうなのよね、２連戦続きの交流戦って何か物凄い違和感あるよね。あっ
　　どうも、Ｇｏｈです」
Ｒ「今年はそれだけでなく、夏にはプレ五輪予選のアジア大会がありますし、そこで２５歳以
　　下のプロ選手だけで代表を組むと宣言している為、若手の有望株を引き抜かれたチーム
　　にどの様な影響が出るか等、まぎれの要素が例年以上に多い年ですね」
Ｇ「野手はともかく、ローテに入ってる投手陣なんか抜かれると厳しいよね。具体的には日ハ
　　ム投手陣あたりとかさ。まぁ素直にエースクラスを出すとは思えないけど・・・」
Ｒ「巨人なんかも今年のローテは若手が頑張ってますしね。そして本日は特別ゲストとしても
　　う一方。Ｇｏｈさんの友人では大変珍しい巨人ファンであるこの方です」
師匠（以下Ｓ）「アンミラスタ〜シリ〜ズ　店の前に看板を立てておけ　俺　出没注意と！」
Ｇ「今日はアンミラの企画じゃねーから！」
Ｒ「ちょっと焦りました。今日は騙されていて、本当は以前断った“こだわりのアンミラ”だった
　　のかと・・・」
Ｇ「それは無いから安心してくれ（苦笑）」
Ｒ「ホッとしました。ところで、今日は全員の予想が確定したので発表との事ですが、てっきり
　　今年もＭｒ．Ｘ（ペケ）さんがゲストに来る物だとばかり思っていましたが？」
Ｇ「ああ、なんか今回はガンダムセリフから脱却するとか言って、語尾にピンキーを付けて話す
　　とか言ってたけど、どうもキャラが固まらなかったらしくて、俺はまだピンキー魂＜スピリッツ＞
　　が足りないとか無駄にかっこいい事言いながら旅に出たよ」
Ｒ「触れちゃいけなかったという事は解りました。ではこの３人でお送りしたいと思います」

Ｒ「昨年に引き続き、春先好調の巨人ですが、投打ともに噛み合っている物の、思った程どこも
　　差がついていません。それにしても谷と小笠原の加入は大きかったですね」
Ｇ「巨人に移籍した野手で活躍したのって記憶無いぐらい珍しいよね」
Ｓ「プロ野球スタ〜シリ〜ズ　まずは亮子でお馴染み　谷佳知！」
Ｇ「あんなに昔からいい選手なのに、世間では柔ちゃんと結婚するまで知名度が無いってパリー
　　グの悲しい現実だよな・・・」
Ｒ「ですね。そのパリーグですが、創設から連続最下位の楽天が定位置にいない。セパともに混
　　戦だけあって今年は予想が幅広いです」
Ｇ「パの予想は元々固まる傾向にあるけど、それでも４人共通の予想がパの３位ロッテだけ、
　　なかなかにばらけたね」
Ｒ「そん中、Ｋ氏が全体的に大勝負に出ました」
Ｇ「一時期は首位にたった横浜、勝負所の戦い方が上手いヤクルトを上位に。でもこれは結果的
　　に勝負に来ただけで、むしろ注目は、以下の中日・阪神・巨人という順番。戦力を考えると３
　　強と言えるこの３チームの順位付けをこう見たかというのが、僕と全く同じ見方したなと興味
　　深いかな」
Ｒ「一方パリーグですが、楽天がソフトバンク相手に５分の戦いを見せている中、オリックスが西
　　武にお客さん状態になってます。これは順位に影響しますよね？」
Ｇ「それは勿論。優勝争いにも影響あるし、何より最下位争いへの影響が大きいだろうね」
Ｓ「プロ野球スタ〜シリ〜ズ　オリックスファンはチームの負けを恐れない　恐れるのは後藤の
　　ショートだけだ！」
Ｇ「確かに後藤のショート守備は致命的だからなぁ・・・ファンのモコさんが嘆くのも良く解る」
Ｒ「ま、まぁ話を戻しまして、昨年日本一の日本ハムが現在相性悪いソフトバンク相手にどれくら
　　い頑張りを見せるかという事まで含めて下位争いにも注目ですね」
Ｇ「毎年当然だけど、個人部門に比べて当てやすい順位予想は、正解数的にも大きく左右するか
　　らね、ただでさえパは全問正解が毎年誰か出てるからここが勝負所ですよ」
Ｒ「Gohさんは毎年ここの正解率が悪いですからねぇ」
Ｇ「まぁ毎年ここで差をつけようと勝負してるからなぁ。今年は大分無難な予想にしたつもりよ」

Ｒ「セの個人部門です。まず、夏場に強い中日のウッズが春先から飛ばしています」
Ｇ「本当は、新井や栗原あたりを書きたかったんだけど、対抗馬の李が怪我抱えて調子悪い上に、
　　本命に走られるとみんな書くだろうから他を書き辛い所かね」
Ｒ「注目なのが、個人部門の中では当てやすい毎年大本命の赤星に固まる盗塁部門が、見事に４
　　人ばらけました」
Ｇ「現在TOPの赤星が打撃不振な上に怪我で離脱。２位の荒木が誰も予想していない。売り出し中
　　の飯原、安定した出塁率の青木、今年から１番で走りやすくなった梵、ここは面白い所だね」
Ｒ「そして、毎年恒例Ｇｏｈさんの井端はおいとくとしまして、山Ｑさんが昨年に続いて二岡を指名し
　　てきました」
Ｇ「きっと本命は書きたくなかったんでしょう。それにしても２年連続で指名してきたって事は、期待し
　　ているという事なんでしょう」

Ｒ「投手部門ですが、４月の月間ＭＶＰ、絶好調の高橋尚に票が集まりました」
Ｇ「ここまで登板６回、５勝の防御率０点台ですからねぇ。高橋が投げる試合は打線が早々に大量点
　　とって楽に投げれたとはいえ、今年の制球力は抜群だねぇ」
Ｒ「そして横浜優勝予想のＫ氏が、多村とのトレードで新加入後ローテの軸として回っている寺原を
　　指名です」
Ｇ「本当に横浜はいい補強したなぁ」
Ｒ「先日Ｋ氏と会う機会がありまして、その時にシーズン終わってみれば寺原と多村の出場試合数が
　　同じだったりして・・・とか言ってましたよ」
Ｇ「ありえそうで怖いな・・・」
Ｒ「それにしてもこれほどみんなが予想にいれ、登板過多が心配とはいえＪＦＫがしっかり働いている
　　阪神が一時期は最下位まで行くという不調でしたが」
Ｇ「本当に岡田さんの選手器用って納得いかないのが多いよねぇ。２軍の時はあんなに良かったの
　　にどうしたんだか。若手起用もそうだけど投手交代のタイミングなんかあれはファン怒るよ」
Ｓ「プロ野球スタ〜シリ〜ズ　なぜ打たれるかって？　打たれるまで代えねぇーからだ！」
Ｇ「もうそれはいいから（笑）」

Ｒ「さて、パリーグですが、こちらも盗塁部門で過去争っていた川崎・西岡ではなく、バラエティにとん
　　だ名前があがってます」
Ｇ「川崎は怪我で仕方無いとしても、みんな面白い名前をあげたなぁ。特に山Ｑさんは首位打者にも
　　片岡を書いてる事だし、守備に足をひっぱられずに一皮向ければ間違いなく化ける選手だから、
　　面白い予想だよね」
Ｒ「その首位打者ではモコさんのラロッカが好調、今年日本球界に復帰したローズも絶好調と、相
　　変わらずタイムリー欠乏症でチームが不調の中、外人二人が元気です」
Ｇ「ローズは1年間野球からも離れていた事だしスタミナが持てばいいねぇ。ラロッカもその影響で
　　ＤＨにはなれない事だし、元々実績は充分だけど、怖いのは怪我の再発だね」
Ｒ「そしてカブレラ・小久保・松中と部門は違えど票が複数固まりました」
Ｇ「ソフトバンクも西武も打線がいいからね。一人にマークが固まるとなかなか難しいんだけど、この
　　両チームはその心配ないし、僕はチーム内競争の事を考えてソフトバンクの二人をあげたけど、
　　西武は右の大砲が揃ってるという事で、敬遠後の左勝負が無い意味では面白いかもね」

Ｒ「投手部門では、春先から勝ち運がある西口、完全復調した渡辺、安定した力を見せている新垣
　　と、好調な選手に予想が集まりました」
Ｇ「ちょっと以外だったのがダルビッシュに誰もいかなかったかという事なんだけど、全員日ハムを
　　Ｂクラス予想してるからその影響かなぁ」
Ｒ「昨年までなら捕手が安定してないという事で避けるのも解るんですが、今年は鶴岡がいる事だし
　　少し意外ですよね」
Ｇ「まぁ僕も候補には入ったけど結局選ばなかったからあまり言えないけどさ」
Ｒ「そして抑えの当てやすい部門でモコさんだけが馬原です。確かセリーグのこの部門でも、モコさ
　　んだけ藤川なんですよね」
Ｇ「こういう所で差がつくんだよね。セはほぼ二人の内どちらか。パはマイケルまで入れて３人の内
　　誰か。でもこれは本人の問題じゃなく、チームがどれだけ接戦で勝つかによるから、何とも言え
　　んわな」
Ｒ「そしてこれも先日Ｋ氏に聞いたんですが、Ｇｏｈさんの予想を見ずに考えたのに、勝負に行った
　　柳瀬でかぶったと嘆いてました」
Ｇ「前の対談の時にも言ったけど、プレイオフの快投が強烈だったからね。やっぱり記憶に残ってた
　　んだろうなぁ」
Ｒ「今年も昨年に引き続きオリックスと楽天の投手陣は誰も予想せずですか。投手部門にこの２チ
　　ームから予想が入ってくる可能性ってあるんですかね？」
Ｇ「まぁどうしてもソフトバンクの投手陣中心になっちゃうからなぁ。特に楽天は何とか投手陣が整
　　備されてきたとはいえ、１年間働ける投手となると数があがらないし、今年のオリックスはもっと
　　悪いから、せめて後半戦だけでも来年に期待させる投手が出てきて欲しいね」
Ｓ「プロ野球スタ〜シリ〜ズ　歩かせたんじゃない　入らなかったんだ！　マック鈴木！」
Ｇ「いや、マックさん去年からメキシコ行ってるから（笑）」

Ｒ「ここの正解を当てるというのは凄く難しいのですが、面白いのが日本シリーズＭＶＰの予想
　　なんです」
Ｇ「ああ、山Ｑさんとモコさんは巨人が優勝予想なのにね」
Ｒ「ええ。シーズンで優勝してもクライマックスシリーズで２位のチームが優勝して、そのまま日
　　本一になると考えたんですね」
Ｇ「セは短期決戦の戦い方をまだ解ってないチームばかりだろうから、ありえる話かもね」
Ｒ「それと、オールスター予想の平野なんですが出場出来ますかね？」
Ｇ「まぁファン投票じゃ選ばれないだろうし、怪我で離脱してるから難しいとは思うけど、どうせ
　　他の人も当たらない所だし構わないんじゃないの？」
Ｒ「確かにここは遊びみたいな物がありますしね。ソフトバンクが日本一になっても、多村がその
　　場にいるとは限らないですしね」
Ｓ「プロ野球スタ〜シリ〜ズ　おい多村　どうせ途中で怪我するんだ　初めから病院にいろ！」
Ｇ「解らんぞ。試合には無事に出てたが、みんながかけよって胴上げしてる中、一人で２塁ベー
　　ス上でうずくまってたりしてな」
Ｒ「そしたら成績関係なくＭＶＰあげたいですね（笑）」

Ｒ「一時期は首位にたった横浜。５連勝と惜しい所までは行きました」
Ｇ「危なかったねぇ。」
Ｒ「Ｇｏｈさん×にしてますもんね」
Ｇ「まぁここの問題と結果は所詮２択なんでさておき、前もちょっと話したけど、モコさんから提案
　　があってさ」
Ｒ「○×をやめて数字設定にしようという話ですね」
Ｇ「そそ。そしたら今回見たく、みんな予想が同じで意味の無い問題がなくなるって事だし、考え
　　て見れば利点はあっても害は無いのよね」
Ｒ「当てやすい場所はなくなっても、ニアピンにすれば必ず誰かは正解になる訳で面白いかも知
　　れませんね」
Ｇ「だから今年の年末にでも、提案としてみんなに意見もらうよ」
Ｒ「それが良いかと思います」


Ｒ「ここまで一通り見てきましたが、今年のプロ野球、セリーグではクライマックスシリーズがスタート、
　　夏にプレ五輪アジア大会、11月には五輪1次予選があるという興味深い話題もあれば、西武のド
　　ラフト協約違反に端を発し、高校生の特待生問題等、数年かけてでも解決していかねばならない
　　問題が数々話題にのぼっています」
Ｇ「まぁ楽しみな出来事はともかく、問題提起の方は将来的にどうなるか解らないけど、まずは企業野
　　球としての見直しをしないと良くはならないだろうなぁ。オーナーがもっと若返りしてからだろうねぇ」
Ｓ「プロ野球スタ〜シリ〜ズ　おいオーナー　コミッショナーに逆らうのは構わない　俺に逆らうな！　
　　ナ○ツネ！」
Ｒ「危ない話題はやめてください！」
Ｇ「ま、まぁ言いたい事は痛い程解るが・・・」
Ｒ「話題を変えましょう。次回の対談は、またオールスター期間の途中経過という事でよろしいですか？」
Ｇ「そだね、いつも通りで」
Ｒ「解りました。では、今年も混戦続きで上位だけでなく全ての順位争いから目が離せません。個人争
　　いでも、ベテランに若手、はたまた復帰した選手と様々な可能性を持った選手が頑張っています。
　　また一方では、海を渡った日本人選手の活躍に、大リーグの話題に胸躍らせる事もありますが、日
　　本のプロ野球もまだまだ捨てたもんじゃありません。皆さん、自分のファンチームの応援、また予想
　　がどうなるかも含め、今シーズンも楽しめる事を願います。それでは本日は、Ｇｏｈさん、師匠さんを
　　お招きしてお送りしました。お二方ともありがとうございました」
Ｇ「失礼します。」
Ｓ「アンミラスタ〜シリ〜ズ　見えたんじゃない　見たんだ！」
Ｇ「落ちろ！」
Ｓ「おわああああぁぁぁぁ・・・」
Ｒ「いつの間にボタンと落とし穴が・・・」