第6回 雑談企画「途中経過」 R「前半戦が終わり、未だ混戦が続くセリーグ。2チームが走った物の、プレーオフ制に より、全チームにチャンスがあるパリーグ。一方、球団合併や来期の1リーグ制と、 球場の外まで混迷している今年のプロ野球界。とりあえず、例年通り途中経過の 纏めという事で、今回もゲストはこの方、かってに来ましたGさんです。」 G「かってに来たとはなんですか!まあ、いいです。今日はしゃべらなきゃいけない事が たくさんあるんで。どんどん行きましょう。」 順位 セリーグ パリーグ 1位 中日 西武 2位 巨人 ダイエー 3位 阪神 日本ハム 4位 広島 ロッテ 5位 ヤクルト 近鉄 6位 横浜 オリックス R「セリーグは中日が抜けた感がありますが。」 G「そうですか?まだ全然解らないでしょう。チーム得点最下位でしょ。こんな試合してた ら投手が潰れますよ。各チーム、微妙に選手層の差は出てきたと思いますがね。」 R「一方のパリーグですが、西武が予想以上の強さを見せてます。」 G「中島の活躍は大きいですね。彼はきっと物凄い選手になりますよ。」 R「ほう、そこまでですか。」 G「昔から、タイミングという物があるんですよ。千葉が辞めた後の長嶋、川上の後の王、 違うチームで言えば、藤田平だって吉田義と入れ替えだし、最近だと、ヤクルト古田、 巨人阿部だってそうですよね。中島の場合、松井稼がいれば、少なくとも3年は出て 来れなかったでしょう。コンバートしなきゃいけないでしょうからね。このタイミングを逃 さず物にした選手が大物になって行くんです。」 R「確かに、野村さんといい、偉大な選手はみんなそうですね。なるほど、中島は注目で すね。さて、皆さんの予想との比較ですが。」 G「セリーグは正直全く解りません。横浜だって怪我人が帰って来れば、解りませんよ。 前半戦で勝ち方が確立されましたからね。」 R「パリーグはどうでしょう。」 G「頼むから西武優勝してください。」 R「?……なるほど。ダイエーの優勝はいいとして、2位の西武がGさんの一人負けにな るんだ。正直、戦力はダイエーのが整ってると思いますが。」 G「三瀬が頑張ってるとは言え、両チームとも中継ぎ以降がウィークポイントですからね。 西武は豊田、森の復調、ダイエーは中継ぎの強化。早く整った方の優勝でしょう。 西武頑張れ!」 R「必死ですね。」 G「そうそう、昨年に引き続き、僕の自力優勝は消えそうですので。」 R「……必死ですね。」 打撃 セリーグ パリーグ 打率 立浪(中) 松中(ダ) 本塁打 ローズ(巨) セギノール(日) 小久保(巨) 打点 ラロッカ(広) 城島(ダ) 盗塁 赤星(神) 川崎(ダ) G「先に、お詫びがあります。」 R「なんですか、いきなり。」 G「春先に皆の予想を見て、内川のHR王は無いと言いましたが、怪我さえ無ければ30本 近くは行ってましたね。失礼しました。」 R「彼も横浜大躍進の一躍を担いましたね。さて、打撃部門ですが、移籍、新戦力の活躍 が目立ちますが。」 G「ローズ、小久保は元々力を持ってますからね。チームが変わってもこれ位の成績は当然 です。」 R「セギノールはどうしちゃったんでしょうね。オリックス時代の記憶だと、両打席HRの 記憶しかないのですが。」 G「あっ、モコモコさん曰く、別人らしいですよ。『君の知ってるセギノールは死んだ』って所 ですか。ま、このままタイトルを取ってもらって、年末にモコモコさんの恨み言を聞くのが 楽しみですね。」 R「立浪頑張ってますね。Gさん、中日ファンとして嬉しいんじゃないですか?」 G「いや、いいから井端頑張れ…。ま、本音はさておき、」 R「本音かい!」 G「立浪は勿論ですが、古田、前田、種田と今年のベテラン勢は一味違いますね。 10年前の成績表かと思いましたよ。」 R「前半戦大活躍の嶋だって、年齢は行ってますしね。ところで、皆さんの打撃部門の 予想を見てみますと、Gさんだけ1個も…」 G「言うな!この中でほぼ確定は川崎だけです。他の部門は勿論の事、昨年までは磐石の 赤星だって今年は解りません。荒木頑張れ!」 R「……頑張れ。」 投手 セリーグ パリーグ 防御率 上原(巨) 岩隈(近) 勝利 福原(神) 岩隈(近) 川上(中) ベバリン(ヤ) セーブ 佐々木(横) 横山(日) 中継ぎ G「例によって、いつも見てるHPに中継ぎが載って無いんで解りません。終わってからの お楽しみです。」 R「投手部門ですが、今年は何といっても岩隈ですね。」 G「予定に反して、五輪代表に選ばれちゃいましたからね。防御率はともかく、勝ち星は 微妙になりました。貯金が3。約1ヶ月抜けるとして、勝つ人は4勝ぐらいしますからね。 どうなる事か。しかし、岩隈で一番影響を受けたのは、近鉄の○×問題ですよ。」 R「中村紀は当確として、後一人が問題でしたからね。」 G「昨年の候補選手を基本に投手優先で選ばれる事を考えると、チーム二人枠で出れ なくなる木佐貫の右投手枠一つをどのチームが埋めるかだったんですが、岩隈以外が 選ばれたら捕手は近鉄からだったと思いますがね。しょうがないです。」 R「そのせいで、鳥谷の新人王と合わせて一人負けと。」 G「うるさい!」 R「セリーグの方は解りませんね、最多勝で並んでる3人が抜けませんからね。」 G「もっとも、皆の予想を見ると、誰が取っても差がつきませんよ。」 R「○×部門ですが、すでに結果が出た物が二つあります。オールスター広島4人以上 が×で、見事Kさんの一人勝ち、五輪代表に近鉄捕手も×で、こちらは見事Gさんの 一人負けです。」 G「見事言うな!」 R「それにしても、山本昌は数字の設定が良い感じでしたね。」 G「うう、昌は頑張って欲しい物よ。」 R「オールスターで先発もしたし、好調じゃないですか。防御率2点台で2位は立派だと 思いますが。」 G「自称本格派の面目躍如でしたね。直球でガンガン押して、HRを打たれる。あれは 本格派の打たれ方ですよ。スピードガン表示が、昌が降板した後に出てきたのは 残念です。きっと150キロぐらいは出てたでしょうに。」 R「フォローのしようもございません。」 R「MVPを抜かして、一通り見てきましたが。」 G「今回は言わなきゃいけない事が結構あるんですよ。ま、言いたい事もたくさんあるん ですが、個人的な思惑は置いときまして、まずは合併問題。これ自体は賭けに関し てどうこうは無いんですが、ストライキの可能性が出てきてしましました。この場合の 成績をどうするか。」 R「そうですね、今この場で決めてしまっても良いのでは?」 G「いや、手段が一つしかないならしょうがないですが、意見を聞かずに勝手に決めたら どこぞのオーナーみたくなってしまいますよ。」 R「その手段が一つじゃないというのは?」 G「普通に考えるのは、どの時点でシーズンが終了しようとも、その最終の成績を採用 する。簡単に言えば、最後に1位だった人がタイトル王という事ですね。」 R「無難な所だと思うのですが。」 G「今までだったらそれでいいと思いますが、○×が困るんですよ。数字設定が全部狂 ってくる。日本シリーズMVPぐらいだったら、全員はずれで良いと思いますが。さすが に、この問題は成立、これは不成立、じゃまずいでしょ。」 R「そこは運が無かったで良いと思いますが。」 G「あなた、昌が8勝の時点でストで中止になったら諦めつきますか!」 R「いや、それは我がまま……」 G「冗談はさておき、そこは話し合いの余地があると思いますよ。少なくともストが起きる 前に。結果出てからじゃ有利不利が出来てしまいますからね。」 R「他の手段とは?」 G「ま、全部お流れ、つまり今年は無かったと。」 R「それは寂しくないですか?それにいくらGさん勝ち目が薄いからって余りにも卑怯じゃ…」 G「それはいい!いや、実は今やってる4人は性格的にシビアな人がいないのは解ってる からなるようになるぐらいで考えてはいるけど、一応決めとかんといかんかなと思ってね。」 R「とりあえず、1ヶ月ぐらい猶予はありますからね。その間に皆さんの意見を聞いてみた らどうですか。」 G「ま、結論はそうなんだけどね。」 R「で、他は何かありますか?」 G「1リーグ制の問題は来年の事で、結論が出てから考えれば間に合うはずだし、 ……とりあえず、markにナ○ツネ抹殺を…」 R「会話が危なくなって来たんで、今回はこの辺りでお別れしたいと思います。後半戦の 見所はパの順位。今の所、全員1箇所も当たっていません。予想が被ってる人もいます が、一番上積みが見込める所です。私もプロ野球が良い方向に行く事と、そしてこの賭け の成立を願って、精一杯応援したいと思います。皆さんも自分の予想が当たるよう、頑張 って応援してください。それでは、むしろ年末前にお会いする様な事が無い事を願って、 さようなら〜。」 G「う〜む、やっぱり裏に住んでる丸い人あたりに頼むのが……」 |