第2回 雑談企画 「ザ・戦力分析」

R「またまたやってまいりました雑談企画、第2回は各チームの戦力分析を
  お送りしたいと思います。今回もゲストはこの方。」
G「どうも〜、Gです〜。」
R「本日のお題は戦力分析との事ですが、確か前回の最後で思いっきり新人
  特集とか言ってた気がするんですが。」
G「いや、そうなんですが、どうせタイトルに絡む事は無いでしょうし、有力選手が
  意外と少ないんですよね。かと言って、何もやらないのも寂しいし、新外国
  人選手は取り上げなきゃいけないんで、チーム毎にいってみようかと思いま
  した。」

R「なるほど。では、12チーム全部取り上げるのですか?」
G「さすがに時間がないと思うんで、まずは解りやすいセリーグからいってみよう
  かなと。」

R「はあ、解りました。では、セリーグからいってみたいと思います。」

阪神タイガース

R「まずは、前年度優勝、阪神タイガースです。セリーグは、92、93年のヤクル
  ト以来、連覇が無く難しいとの見方もありますが、今年の注目はどの辺りに
  なりますでしょう。」
G「当然、優勝争い出来るのかというそこにつきます。ムーアが抜けた物の、他
  に大きな戦力ダウンもなく、むしろ、新人鳥谷、キンケードの加入、濱中の復
  帰などで戦力アップしたとみるべきでしょう。」

R「キンケードが紅白戦から好調ですね。」
G「外野・三塁・捕手、どこでも守れる起用さばかり目立ってますが打撃もパワー
  ありそうですよ。実際、変化球に少し苦しみそうですが、この選手の1番の利
  点は守備でも打撃でもありません。」

R「どういう事でしょう?」
G「捕手が出来るという事はですよ。通常、捕手は3人ベンチ入りさせるんですが、
  2人ですむんですよ。実際岡田監督もそう言ってましたし。その分、投手が多く
  入れられる。これは中継ぎ投手の負担が減りますよ。」

R「言われてみれば、先発谷間の試合の時など、大きいですね。さて、次は新人
  の鳥谷についてお願いします。」
G「正直、あそこまで良い選手とは思いませんでした。フル出場したら、2割8分、
  25本ぐらいは打つと思います。長打力を考えると、藤本をはずしてでも使い
  たくなる選手です。」

R「その遊撃には昨年3割を打った藤本がいる訳ですが、しかも好調なんですよ
  ね。」
G「そうなんですよ。率はどっちを出しても同じくらい残すと思うんですね。後は長
  打力を取るか、守備力を取るかという所だと思います。」

R「藤本はキャンプで二塁の練習もしてたみたいですが。」
G「全然ありえますよ。今岡が怪我、もしくは3塁に回り、藤本・鳥谷の二遊間。
  全然ありえるんじゃないですか。ま、何にせよ、鳥谷は100試合くらいは出る
  と思います。」

R「まとめていただきまして、阪神は今年も優勝争いすると。」
G「先発陣も前川の加入で厚くなったし、間違いなく戦力は整ってます。問題は
  岡田監督を含めた、新コーチ陣です。」

R「いろいろ言われてますが、何か問題でも?」
G「岡田色を出したいのは解りますが、いくら何でも入れ替えすぎでしょう。やり易
  いコーチを揃えたいのも解りますがね。和田を外すとか、独裁者の匂いがプン
  プンしますね。早くもフロントと揉めてるみたいだし。阪神の一番大きな問題は
  そこだと思いますよ。」

R「逆に言えば、監督の考えが上手く浸透すれば優勝争い出来るという事ですね。」
G「そうなります。難しいとは思いますが。」

中日ドラゴンズ

R「中日です。早速ですが、岩瀬、落合の故障など、いきなり不安要素が出始めて
  るんですが。」
G「全くとは言いませんが、問題ないでしょう。そのために層の厚い投手陣をトレード
  無しにした訳ですし。いきなり落合監督の読みが当たったという所ですか。どう
  考えても、バルデス等は去年でクビですからね。」

R「では、そのバルデスが抑えになるんですかね。」
G「そうなるでしょう。一応、遠藤も候補に上がってますが、正直無理だと思います。」
R「新人以外、新加入がいないんですが、注目はどこになるでしょう。」
G「昨年同様、大西・関川の外野争いも面白いのですが、今年は一塁手争いです。
  守備固め、代打で実績を残した渡辺、コンタクトにしてから絶好調のリナレス、
  外野からコンバート、唯一の左な井上。面白いですよ。」

R「確かに面白そうですね。中日といえば、先程、話にもあがった落合新監督です
  が。」
G「恐らく、誰もが思ってる事だと思いますが、まずはお手並み拝見と言った所じゃ
  ないでしょうか。ただ、個人的に注目の点が1つあります。」

R「ほう、気になる所でもありましたか。」
G「ぶっちゃけ、投手陣の使い方なんですが、特に、岩瀬に変わる左の中継ぎエー
  ス、山北の使い方が問題なんです。」

R「山北はロングもきくし実績から言っても問題ないと思いますが。」
G「昨年は、6回から山北・落合・岩瀬・大塚の順番で決まってたんですが、今年は、
  左が1枚しかいないんですよ。他の左は少し格が落ちるんで、どれくらいの頻度
  で使うのか、そこに注目してみたいと思います。」

R「なるほど、ここも新監督の手腕が問われる訳ですね。」

読売ジャイアンツ

R「さて、万年優勝候補の巨人ですが。前回の対談の時に、巨人が強いとおっしゃっ
  てましたが、具体的にどの辺りが1番強いのでしょう。」
G「戦力補強、主力の怪我人が気にならない層の厚さ、数え上げればきりがないん
  ですが、1番大きいのは、ペタジーニの一塁という所でしょうか。」

R「確かに、外野の守備はちょっとお粗末でした。」
G「清原・ペタジーニの怪我が完治する事は絶対にありません。江藤・元木等を含め
  て使い分けをするはずですが、清原・ペタは怪我してても、守備が上手い。清原
  は縦の動き、ペタは横の動きがずば抜けてますから。伊達にゴールデングラブを
  取っていません。」

R「巨人で、守備力、走力があがると脅威ですね。」
G「清水・仁志も好調で打線はいう事ないとして、後は投手力ですね。」
R「オープン戦の防御率がとんでもない数字になっていますが。」
G「全ては上原次第という所でしょうか。怪我もあるので、絶対的なエースとまではい
  かないと思いますが、軸が出来ると周りの投手も楽になりますからね。」

R「抑え投手の不安についてはどうでしょう。どうやらシコースキーが指名されたらし
  いですが。」
G「正直な所、解りません。実績あると言っても中継ぎでですから。絶対的な抑えが
  いる中での中継ぎと、自分の後に誰もいない所で投げるのはやはり違いますか
  ら。ただ、性格は向いてると思いますよ。抑えで使うのはもったいないと思います
  がね。」

R「ここも新監督の堀内さんですが。」
G「このチームは監督誰がやっても変わりません。上の2チームほど、大きな影響は
  ありませんよ。」


ヤクルトスワローズ

R「高津が抜け、今年も前評判が上がらなさそうなヤクルトですが。」
G「高津は大きいですね。今年は古田に頼る力が大きくなりますね。五十嵐・石井弘
  が抑えで実績無いだけに、中継ぎ投手陣も含めて、古田次第じゃないでしょうか。」

R「計算できる投手が見当たらないんですが。」
G「先発投手だけでなく、野手でも同じです。計算できる選手が非常に少ない。先発
  で言えば、新外国人マウンス、オープン戦で好調、もしかしたら4番を任されるか
  もしれないマーチン。昨年絶好調、鈴木健。いずれも計算がたたないんですよ。」

R「という事は、注目はやはり計算のたたないこれらの選手という事になりますか。」
G「ヤクルトの強さというのは、自分の形を持ってる所なんです。ところが、高津が抜
  けて、その形が崩れてしまった。するとどこかに無理がくるんですよ。そこを補うの
  が計算外の選手という事で、このチームの注目は計算できる古田・宮本・岩村等
  を含めた、チームの歯車といった所でしょうか。言い換えれば、序盤にどれだけ
  良い勝ち方ができるかだと思います。」

R「比較的、不安要素ばかりでしたが、良い部分はどこになるでしょうか。」
G「なんと言っても、セリーグで1・2を争う守備力と打線のバランスです。宮本含め、
  もともと守備が良い上に、ラミレス・岩村・古田と繋がる打線を持っているチーム
  です。正直、打線、守備、走力のバランスは1番良いと思いますよ。」


広島東洋カープ

R「昨年は主砲新井の怪我に最後まで祟られた広島ですが。」
G「痛かったですね。その分シーツ・緒方が頑張ったものの、1枚か2枚足りません
  でしたから。」

R「今年の新井は大丈夫そうですが。」
G「それなんですが、守る所ありますかね?一塁で野村と競争って事になると思う
  んですが。」

R「外野の守備を試したりしてるみたいですが。」
G「新外人ラロッカが三塁を守るらしいんで、遊撃シーツまでが確定。木村拓・野村・
  新井で二塁一塁を争う。外野が緒方・前田・森笠・嶋に木村拓ですか。浅井も
  いましたね。にしても、新井の三塁の時を考えると、外野守備も難しそうですねぇ。」

R「他のチーム程じゃないにしても、今年は恒例の怪我人が出ても、そこそこ戦え
  そうな気がするんですが。」
G「体力の無いパワプロならね。1年間もたない選手が多すぎるんですよ。前から
  短期決戦では強いチームなんです。それが1年間持てばねぇ。」

R「かつては投手王国と言われた広島ですが、今年の投手陣はどうでしょう。」
G「永川・小山田の2枚抑えが理想として、1番大きいのは、佐々岡がセットアッ
  パーをやると自分から言い出した事ですかね。終わりの方がしっかりしてくると、
  先発が短いイニングで目一杯投げれますから。後はセリーグは左の好打者が
  多いですから、左の中継ぎが出てくれば良いんですが、今の所、信頼感ある
  投手はいませんね。」

R「先発に左投手、新外人ベイルが入りましたが。」
G「これまた投げてみない事にはなんとも。生憎、まだ見た事がないんで、シーズン
  入ってからのお楽しみです。」

R「すると、注目はどこになりますか?」
G「去年4番を打ったシーツも含めて、1年間4番が固定できれば、面白い打線には
  なると思うんで、その辺りでしょうか。」

横浜ベイスターズ

R「2年連続最下位の横浜です。なんと言っても、大魔人が帰ってきました。」
G「大きいですね。他のチームの所でも散々言いましたが、絶対的な抑えがいる
  =勝ちパターンを持っている、ですからね。こっちは9回攻撃できるのに相手は
  7・8回で無理をしなきゃいけない。巨人・中日戦を見てると、良く解ると思いま
  す。」

R「昨年のロッテも8回の得点が多かったですし、どこかでリードすれば勝てると
  選手が思い込めるのも良さそうですね。」
G「結局は人間がやるスポーツですから、精神的な物で左右しますからね。一
  人入っただけで、中継ぎ・先発と連鎖する可能性があります。さすがに、い
  きなり優勝は難しいと思いますが、最下位脱出なら可能性は大きいと思い
  ますよ。」

R「打撃陣では、古木・村田・2年目の吉村と元気ですが。」
G「吉村は将来楽しみな選手ですよ。ただ3選手共通して言えるのは守備力で
  すけど、古木が今年から左翼、他の二人が三塁とコンバートしたんですよ
  ね。それがどうでるか。」

R「古木は鈴木・金城・多村の4番手という話ですね。もっとも多村が怪我しま
  したが。」
G「鈴木・金城はちょっとはずせないとして、多村・佐伯も含め、誰を使うか迷う
  所ですよね。良いじゃないでしょうか。山下監督、嬉しい悩みは初めてでし
  ょうし。」

R「内野では二塁で内川の成長が著しいですが、」
G「今年の目標が3割30本30盗塁と大きく出ましたからね。レギュラーのこだ
  わりが出てきたという事は面白いですよ。」

R「投手陣はどうでしょう。」
G「昨年のキーマン、デニーと加藤の二人がポイントだと思います。加藤は先発
  をやるのか、中継ぎに回るのか解りませんが、是非先発で使ってもらいたい
  ですね。デニーは出れば打たれるイメージがありますが、今年は制球力が
  戻ってきましたから西武時代の活躍ができるかも知れません。木塚、ギャラ
  ードと中継ぎでフル回転するでしょう。」

R「先発はどうでしょう。門倉の加入、若田部の復帰など、頭数は揃ったように
  思えるんですが。」
G「斉藤が先発で使えるのは大きいです。川村は中継ぎで使うらしいんで、三浦
  と二人で軸として活躍するんじゃないでしょうか。少なくともこの二人は試合を
  作れますからね。門倉と若田部の二人はちょっと計算できないと思います。
  若田部はストレートがまだ戻ってないし、門倉は粗がありますからね。」

R「にしても、今年は優勝した時の雰囲気といいますか、ムードが良い気がする
  んですが。」
G「もともと佐伯、デニーがいる上に、門倉、佐々木のムードメーカーが入りまし
  たからね。連勝、連敗の多い年になるかも知れません。」

R「最後に、今年の注目はどこでしょう。」
G「ずばり大量得点。これが多いと雰囲気が良い証拠です。エラー含め、少々の
  ミスも引きずらなくなりますから。後は、やはりギャラード・佐々木を含めた勝
  利の方程式が早い段階で確立できるかどうか。この二つだと思います。」


R「さて、駆け足でセリーグを振り返ってきましたが、今年はどんなペナントが繰り
  広げられると思いますか。」
G「今年はパリーグが混戦と言われていますが、セリーグも面白いですよ。優勝
  争いもですが、最下位がどこか見えない。上と下の差が詰まった年ではない
  でしょうか。」

R「次回はパリーグですね。」
G「そうですね。開幕まで時間があまり無いですから、早めに対談の場を設けま
  しょう。」

R「では、近く、パリーグ戦力分析でお会いしましょう。Gさんありがとうございまし
  た。」
G「失礼しました。」

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