平成25年度 岐阜市高額所得
          
上位20位 総額 約104億円 
           一人当り平均は5億2千万円超

                                                 No.258


貧富の差が拡大している。一部の高額所得者、一方、中間所得層が減少し、年収200万円以下の低所得者が増加している。

岐阜市の実態について、私は平成28年1月25日、平成23年度~27年度の過去5年間の岐阜市内在住者の高額所得者及び高額納税者の上位20位の調査を依頼した。個人別の所得については個人情報保護のため公開出来ないとのことであったが、上位20位の合計所得額については平成28年2月2、市民税課より回答があった。

それによると、平成25年度の上位20位の合計所得額は104億5千143万8千円。単純に計算すると、一人当り5億2千257万1千円となる。各年度の高額所得者及び高額納税者の合計額は下記の表の通り。

市内在住者の高額所得者及び高額納税者(上位20位)の合計金額     
 (単位:千円)
   平成23年度  平成24年度  平成25年度 平成26年度   平成27年度
 市県民税額  329,520  508,939  642,653  370,529  316,242
 合計所得額  4,121,243  8,180,622  10,451,438  4,749,546  3,526,855
 1人平均所得額  206,062  409,031  522,571  237,477  176,342


また、平成27年度の所得申告額の課税標準額200万円以下の人は、
納税義務者数18万263人中、11万9千630人(66.36%)となっている。



所得の格差拡大が社会問題化しているが、41万人都市 岐阜市の高額所得者の所得金額について、市民の皆さんはいかがお考えでしょうか。

                                              2016.2.22


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