2006年2月



フロッグ〜♪ 2006/02/01(水)

うちの家にはスーパーヒーローがいるのです。
まぁ僕の事なんですが。
別に、たくさんの買い物をしたのにもかかわらず短時間で美しく袋詰めするスーパーのヒーローじゃありません。
お店の人から3枚の袋を貰ったのに、1枚で完璧に袋詰めをして、2枚をレジに返しちゃうヒーローでもありません。
「固い物は下、脆い物は上、卵を割るのは恥」を座右の銘にするようなヒーローでもありません。
↓こいつだ!

 ←壁を登る俺(元旦の日記参照)。背中の白いのはマントだ!

う〜ん、なんて素敵なスーパーヒーロー。
壁登ってやがります。チャッチャラ〜ン。わしゃはスパイダーマンかー。
カ〜エル〜♪カ〜エル〜♪
よーし歌作っちゃうぞー!そのうちなー!



コンコン。 2006/02/02(木)

誰もが普通にしている事でも、考えてみるとおかしな気がする事象ってありますよね。
僕にとって「トイレ(男でいうと大の方)でノックする事」というのは正にそれです。
トイレは大概、入って鍵をかけた場合、人が入っている事、鍵をかけている事が見て分かるようになっているはずで
す。取っ手の所が青から赤になったりとかね。
これはつまり、そのトイレに誰かが入っているという事実は、中から外へときちんとしたシグナルとして出されており、
外にいる人間は容易に理解できるものであり、それに外から干渉する事は、中でしてる事がしてる事なだけに失礼
極まりないわけです。うんこうんこ。

「ノックする」という行為を考えればまたおかしな気がします。
「人が入っているかどうかを確認する為にノックする」というのは、前段で述べた事を踏まえると無意味です。
中に人が入っていなければ鍵はかかりません。
入っているからこそ鍵はかかり、シグナルは青から赤に変わるのです。
要するにノックという行為は「外で待ってますよ」っていう事であり、外で待っている人は切羽詰ってますよ、早く出ろ
やボケ、てめえだけうんこしてんじゃねぇ、という事を伝えるためにするわけです。
でもちょっと待ちなさいよ。
やってる方もやってる方でつい先程まで切羽詰まっとったっちゅーねん。
うんこくらいしっかりさせてくれてもいいじゃないか。
外で待ってるのは辛いだろうが、それは同じ行為をしなければいけない人間である以上、先に入ってその行為をして
いる人は尊重されるべきです。

相手のうんこ行為を認めずに自分のうんこ欲求を満たしたい為だけに執拗にノックをする人。
なんてエゴイスティック。
そりゃ入っていく場面を見ていて、漫画とか新聞を持って入って行ったり、5分も10分も入ってたりする場合は多少の
アピールは必要悪かもしれませんが、だからって入っている人がどんな状況であるかは、中から分からないのと同じ
ように外からも分からないのです。
もし数日前から風邪を引いていてゾーゾー下痢をしている人で、申し訳無さそうに出てきた彼の顔が真っ青だったらど
うしますか。可哀想な話ですよ。あなたの軽率な行為のせいで彼の寿命が縮まったらどうするんですか。
もし中に入っている人が頬に傷があったり、両手の小指が無いタイプだったり黒塗りのベンツを乗り回す人種だったら
どうしますか。恐ろしい話ですよ。あなたの軽率な行為のせいであなたの寿命が縮まったらどうするんですか。

時と場合を心得たノックは必要です。
世の中にはシグナルを出せないタイプのトイレの扉もあるのだし。
鍵をかけないでやってて下半身丸出しの状態で目が合ってしまうバカモノもいるだろうし。
個室であることをいいことにそこを自分の世界として、漫画や新聞読んだりして時間潰しするバカモノもいます。
そんな厄介村の厄介さん相手には他者の存在を知らしめる事も必要です。
でも、その厄介村の厄介さんにあなたはなってはいけないのです。
待つ事、我慢する事、他者を思いやる事、順番を守るという社会的常識。
トイレのあの無機質な扉には様々な教訓が込められているのです。
安易なノックは無躾な行為です。
だって嫌でしょう。自分が中で頑張ってる時に急かされるの。
自分が嫌な事は他人も嫌。これもまた社会的常識なのです。

というわけで今日の日記はトイレでのノックに関して懇々とお話させて頂きました(←これが言いたかった)。



裁判沙汰 2006/02/05(日)

仕事してまして。
とあるおうちに小包を持って行きました。
そのおうちのお母さんが出てきました。
サインをしてもらっている途中、奥から娘さんが。
年の頃5〜6歳。
僕は「こんにちわ」って言いました。
その子はにっこり笑って言いました。

女の子「訴えてやる!」
僕「なんでやねん!」

自分でもビックリするほどキレの良いツッコミが脊髄反射で飛び出しましたよ。
お母さん大爆笑。
大爆笑はいいからちゃんと説明しなさいよ。
聞いた所、その子は島田紳助氏の大ファンで「行列の出来る法律相談所」を毎週見てるんだって。
なんだそりゃ。なんて将来有望。


WOWOWで「アイ,ロボット」を見たんですが、面白かったけど、途中から僕が思い描いたひねくれまくったお話の方が
面白かったので、最終的にゲンナリ。
もうもっと救いようの無いお話にしても面白かったんじゃないかな。
黒幕がアレとか全然普通じゃーん。っていうかバイオハザード思い出したよー。



おはよう 2006/02/06(月)

どうも、アル中です。
休みともなれば昼間から酒飲んで、酔っ払って寝たりしてます。
全くもってスーダラ節な世界。
ところが植木等よりも僕の方が性質悪いのは、ちょっと一杯のつもりで飲んでないというところです。
とりあえず気分が良くなるまで。そして眠くなるまで。
気が付いたら空っぽのビールの缶がうず高く積まれ、ウイスキーの空瓶がくるくる回るのです。

明日はもっとちゃんと生きよう(儚い決意)。



モールド 2006/02/08(水)

涙が痛い。眉間がズキズキする。喉の奥が針で突き刺されてるようだ。
心が取り外し可能だったら、胸を締め付けられるという事は無いのだろうか。
今日、WOWOWで「ダブリンの鐘つきカビ人間」があってて、いやぁ、相変わらず悲しい話だ。
何の救いも無い。誰も幸せになってない。
どこにでも溢れてるようなハッピーエンドより、心に爪跡残されるようなお話の方が気持ち良い。
あー面白かった。
でもラストシーンの間が違うんだよなぁ。その一部分は間違いなく前回作の方が良かった。


うちの親父が福岡市美術館で行われている「栄光の大ナポレオン展」とかいうイベントのチケットをどこぞから入手し
てきて、んで、今日色々とタイミングが合ったので行ってきました。
ん、まぁなんかよく分からなかった。
綺麗な物とか見るの好きだし、宝石が散りばめられた装飾品とか展示してあったのは心踊ったのですが、でも基本
的にナポレオンさんは不可能が無いとか調子こいた事言う人なんであんまり好きじゃないのですよ。もし彼が隣にい
たら「謙虚という言葉を知れ!」ってどつき回しそうです。絶対斬り捨てられるでしょうけど。

「お前よぉ、ちょっとは遠慮して喋れよ」
「なんだと貴様。皇帝である我輩に意見するというのか」
「皇帝であるとかじゃなくてさぁ、一人と一人の人間だろうが。話を聞けや」
「だまれ、貴様のような下賎の者と話をするなどもってのほか」
「っていうかお前の肖像画とか見てると、とっちゃんボーヤって感じだぜ?」
「貴様、我輩を愚弄したな」
ズバー!
「ズバーじゃねぇよ」
「おのれ、こしゃくな。貴様物の怪か」
「物の怪って。それもそれで酷くねぇ?」
ズバー!
「だからお前斬るなっつの」
「貴様、何故死なぬ!」
「アハハ、これがアレだよ。な、お前も謙虚になれって奴だよ」
「こ‥、これが‥、これが我輩の不可能か!!」

うわー、そろそろどうでもいいー。



グリングリン 2006/02/09(木)

すごく珍しいらしいです↓



緑色のコカ・コーラの自販機。
昨日言っていた、栄光の大ナポレオン展とかいうのがやってる所の近くで撮りました。
なんか世界でも極少数なんだって。
これを置いてる花屋さんに、コカ・コーラの人が「自販機置かせてくれや」って言ってきたので「うちは花屋だから赤い
自販機は合わない。どうしても置きたいなら緑に塗ってこいや」って言ったら、本当にしてきた、みたいな逸話のある
自販機なんだそうだ。

まさに不可能はないってやつだな。



ワールド 2006/02/11(土)

そうそう、2月7日ってW(ダブルユー)の加護ちゃんの誕生日だったんですよ。
ダメだよねー。だからってダメだよねー。バージニアスリムって言われてもダメだよねー。相方どうすんねんって話だよ
ねー。でも辻ちゃんは一人でもきっと輝けるので俺は地球を木っ端微塵にします。今から。

そういえばその前にゴマキ先輩が急性腸炎でダウンしてましたよね。
急性腸炎といえば僕じゃないですか。テキサイ界の急性腸炎大将といえば僕じゃないですか。
もうゴマキ先輩と腸炎の辛さについて語り合いたいですよ。3時間くらい語り合いたいですよ。
そのうち2時間半は愛を語るけどね。1ミリグラムも伝わらない愛の言葉を延々と語り続けるだろうけどね。3分くらい
で訴えられるけどね。しょうがないので地球を木っ端微塵にします。悲しみよ、我が身を切り裂け。

西から昇ったお日様がぁ〜♪東ぃ〜へし〜ず〜むぅ〜♪
ウナギをバットにホームラーンー♪ウナギをチョップ!ウナギをチョップ!
アルマジロ丸めてフォークボール♪アルマジロショック!アルマジロショック!
ネクストテキストキリストテロリストエゴイストストライキストライクストレートストリートストーリーキング♪
アーローハオーエー♪アロハアロハ♪ウナギをチョップ!ウナギをチョップ!
地球を木っ端微塵にする前に僕が木っ端微塵になればいいのに。ウナギをチョップ!ウナギをチョップ!

悲しみよ、ウナギを切り裂け。そして蒲焼になればいいのに。美味しければいいのに。



ソバ食わばタレまで 2006/02/13(月)

お湯を入れて3分でスーパーヒーローになる類のインスタントラーメン、マルヤマです。
ビッグサイズで168円です。ディスカウント店で108円です。更にレジで値引きで98円です。安っ。

というわけで今日はお兄さんの日です。
0213だからおにいさんです。
誰がNO!と言っても僕だけはそう言い続けます。
ディスイズマイロックンロールスピリッツ。

そんな2006年2月13日。
仏滅で出川哲郎の誕生日。
一日ずれて明日だったら良かったのに。台無しになれば良いのに。



世の理 2006/02/14(火)

「人事を尽くして天命を待つ」という言葉がありますね。
力を尽くし、やれるだけの事はやって、あとは天命(運命)の流れにまかせ、焦らないでいる事を言います。
そう。
天命というのは人事を尽くした者だけが待つ事を許される事象である訳なのですよ。
それつまり因果律。
原因があって結果があり、その逆はありえないという事。
結果は原因や過程を経ずして生まれないのです。

モテたいモテたい、と思って、モテる為の努力という過程を経る事、それぞ人事を尽くすという事。
その人事を尽くさずして天命を待とうとは不届き千万。
そうなのだよ。僕はモテようという努力をしていないのだ。
という事は天命を待つ資格が無いのだよ。
出逢いの場を求める事もして来なかった、探してもいなかった。ここ最近、携帯電話に新しく女性のアドレスを入れる
事も無かった(この部分の「ここ最近」は3年近くになります)。
こりゃダメだ。
人事を尽くすどころか、むしろそっち方面について達観でもしているかのような勢いだ。
「人事を尽くさず天命も待たない」だ。
つまり今日の僕の結果は当然の結果なのだ。
母親と姉からしかチョコを貰えなかったのは当然なのだ。そうなのだ。問題無いのだ。うはははは。

でも今から3時間以内に僕の目の前で「バレンタインデー」の話題を振った奴はアイアンメイデンな。



対話 2006/02/15(水)

「正直に言うと、お前の名前は一般的な常識で言えば変な名前だ。
例えば俺が自分の親からお前の名前を付けられたとしたら俺は間違いなくグレるだろう。
そのくらい変な名前だ。
っていうか、自分のクラスにお前と同じ名前の奴がいたらいじめるだろう。

だからだ。
お前はその名前の市民権を得るんだ。
お前自身が有名になったり、偉大な功績を残したりすれば、その名前は認められる。
むしろお前のように育って欲しいとその変な名前を付ける親が続出するだろう。大笑いだ。
いつかどこかお病院だかデパートだかでお前の名前が呼ばれた時、
「え?もしかして○○で××した方ですか?」
「えぇ‥、まぁ。覚えておいでですか?」
みたいな会話も成り立つ訳だ。
むしろお前がその変な名前だからこそ覚えててもらえるかもしれないのだ。

ところが。
お前が何もせずに普通に進学してサラリーマンにでもなってしまった日には、お前はただの変な名前の一個人でしか
なくなるわけだ。
これは最悪だぞ。
中学、高校では間違いなくいじめられる。
就職して名刺交換でもしたら、
「え?こちら芸名か何かですか?ダサいですね」
と、中山祐一朗みたいな取引先の方からボソボソとほくそ笑まれるんだ。

それが嫌なら努力しろ。
そしていつの日にかオリンピックにでも出られるくらいになるんだ。わかったな!」

成田童夢とか今井メロとかこんな言われて頑張ったんだと思う。
彼らの親はとことんバカなのか、もしかして策士なのか。
マルヤマは、トリノオリンピックを応援しています。オリンピックをな。



マルさんとヤマさん 2006/02/16(木)

THE はじめまして

マル「はい、どうも。で、結局どないやねんって感じですね」
ヤマ「何がー?」
「というわけで別に何も考えてませんが、対談方式でネタとか消費していこうのコーナー、マルさんとヤマさんです」
「やりやすいんでね。さくさく進むし。ネタ散りばめやすいし。言いたいこと言えるし」
「で、僕がこのサイトの管理人であるマルヤマであり、この場合はマルさんです」
「で、僕がマルヤマの脳に住み着いてる岩手出身の関西人、ヤマさんでーす」
「微妙ですねぇ。血は関西入ってないわけでしょ?」
「高校卒業まで岩手で、それから関西」
「岩手に住んでたん結構長いし」
「高校では球児やっててん」
「知りませんよ」
「今年22歳」
「まだ関西4年目て」

「で、どうなん?オリンピック」
「あぁ、まぁ盛り上がってるようですけどね。僕も結構見てますし」
「うそん?マジで?」
「面白いですよ。全っ然ルールが分からなくて
「楽しめてんのか?それ」
「女子モーグルの上村愛子っているでしょ?結構好きなんですよ、可愛いし」
「そうなんや」
「でもモーグルの採点基準とか全く分からない。意味分かりませんもん。技名とか知りませんし」
「技術点とか芸術点とか素人目にはおんなじやからなぁ」
「昨日ね、滑降ってやってたんですよ。なんかね、すんごい角度の山の上から3キロくらいのコースをブッワーって降り
てきてタイム競ったりしてるんですけど、そんなんやと分かりやすいんですよね。要はスピードですから。早ければ勝
ちって単純明快じゃないですか。でも、他のフィギュアとかモーグルとか何がどうスゴイんか分からないんですよね」
「結構スゴイスピード出てんねんやろ?危ないよなぁ」
「ほんまですよ。100キロとか余裕で出てますからね。んで地面は雪の上やって言っても凍ってたらコンクリートとか
と同じですからね。一歩間違えば首とかポッキーっ折れるんちゃうかなって思いますね。そんなんの方が体張ってる
んやからもっと皆で応援とかしたらええのにって思いますね」
「これもおかしな話でな。オリンピック見てない奴も、見てる奴でもそんな競技の選手とか知らんやん。迫力もスピード
感も危険性あって、人気競技になっても良い競技なのに、日本人が出てなかったら見てへんわけやん」
「そうですねぇ」
「アレはアカンよな。スポーツの祭典やねんからもっと色んな競技を見て、色んな選手見んと。日本人なんやから日本
人を応援するのは悪いことやないけど、日本人の選手に出来ひんようなレベルの事やってるトッププレイヤー見て、そ
の競技自体を楽しまんと。そういう意識って日本人低いよな」
「解説とかもやっぱり日本人贔屓で話しますしね」
「んで、日本人がメダル取れるか取れへんかでまた競技の評価とかも変わっていくわけやん。その競技の面白さも実
際にメダル取ってる奴らの凄さも無視してな」
「悲しいですねぇ」

「まぁオリンピックもまだしばらくあるみたいやし、楽しんだらええわ」
「僕はほんまに子供が3人出来たらトリノ、オリン、ピックて付けようかな思うくらい見てますもん」
「昨日の日記を書いた人間とは思えん発言やな」
「都里乃(トリノ)、雄鈴(オリン)、豚(ピッグ)ゆうて」
「3人目可哀想過ぎるわ」



マルさんとヤマさん・2 2006/02/17(金)

携帯変えたいんですわ

マル「携帯をね。変えようかと思ってるんですよ」
ヤマ「ふーん」
「興味無しですか?」
「だって俺持ってへんからな。知らんわ。勝手にしたらええがな」
「まぁアナタは僕の脳に住んでるっていう設定ですからいらないでしょ」
「そんな事無いぞー。どんな時にどんな事があって必要になるか分かれへんがな」
「誰とどんなコンタクト取る必要があるんですか」
「彼女のマリちゃんとか、大家の高橋さんとか‥」
「誰や!あんた彼女おんのか!」
「当たり前やないか。モテへんお前と一緒にすな」
「腹立つなぁ。っていうかそれやったら逢瀬の場所はどこやねんって話でしょ」
「それは当然お前の頭の中やないか」
「人の頭の中に知らん人呼ぶな!」
「お前の頭の中で如何わしいあれやこれやの行為をだな‥」
「勝手にしてくださいよ」
「更にはお前の精神が耐えられへんほどの悪行を‥」
「すなすな!」
「お前の自我なんて崩壊したらええんじゃ!」
「怖いわアンタ!」

「で?携帯変えんねや」
「僕au使ってるんですけど、auの携帯にはデザインプロジェクトとかいうのがあって、アーティスティックなデザインの携
帯が色々と出てまして。今使ってるのもそれで、PENCK(本当はNが逆字)っていうのを使ってるんですよ」
「それあかんようになったん?」
「いや、まぁそうでもないんですけど、まぁ新しいの出るしな〜思って」
「携帯もパソコンやなんかと同じで移り変わりの激しい物やとはいえ、そんなホイホイ変えんでもええやんけ。資源の
無駄や。愛着とかも出てくるんちゃうのか」
「それは分かってはいるんですけどね。今の携帯に2つ、どーしても不満な事があるんですよ」
「不満。というと?」
「一つは閉じた状態だと時間が分からない事、もう一つはとにかく開けづらい事!」
「機能ちゃうんかい!」
「違います、違います。機能的には満足してますもん
「機能で満足してんのやったらそれでええやんけ!」
「いや、もうこの二つは本当にもう」
「そんな耐えられへんほどその二つの欠点はお前にとって大きいんか」
「う〜、時計はね。腕時計をつける習慣が無いんで、やっぱりフッと見た時に分かるようにしておきたいんですよ」
「まぁ時間は見たい時にすぐ見れた方が良いもんなぁ」
「んで、開けづらいの。形が完全に楕円形で、その頂点の部分が開閉になってるから、取っ掛かりになる部分が無い
んですよ。ちょっと分かりづらい説明ですけど。とりあえず開けづらいんですよ。これは本当に、このPENCKの最大の
弱点です。これに変えてから折りたたみ式携帯においていかに簡単に開く事が必要かを思い知らせられましたもん」
「耐えろや!開かへんわけやないんやんか!」
「そんなんいつまでも耐えてたら僕の自我が崩壊しますやん!」
お前の自我なんて崩壊したらええんじゃ!
「今日言われたん2回目や!」

「じゃ、次の携帯はええもんなんや」
「おそらく。neonいうて。今度新しく売り出されるんですよ。」
「店頭で使ってみたか?」
「あんね、表面にLED表示で時計とか、着信相手が分かるようになってるらしいんですよ」
「らしい?」
「店頭に置いてあった見本がハリボテでね。当然電源なんて入るわけ無い」
「大丈夫か?また気に入らんかったりとかしたらどうすんねん」
「大丈夫です!開閉は楽でしたから!
「携帯を変える理由がそれだけやったら、デザインプロジェクトの人も浮かばれんわ」



マルさんとヤマさん・3 2006/02/19(日)

行ったぜBIGGEST BIZ

マル「今日ねぇ、演劇を見に行ってきたんですよ」
ヤマ「ほう」
「片道2時間程度の劇場まで一ッ飛びで」
「君はそういう時の労力は惜しまないな」
「もう好きなものですからね」

「後藤ひろひとさん作の「BIGGEST BIZ」っていうのだったんですけどね」
「ふむふむ」
「脚本自体も面白かったんですけど、ただ出演者の松尾貴史さんってあの人凄いですよ。流石でした。テレビで拝見
する時も独特の面白さを発揮してますけど」
「単なる文化人やない、と」
「違いますね。あの人の様々な分野に対する節操の無さは全てあの人の芸に繋がってるな、って思いましたもん」
「だてにデビュー当時にキッチュとかいうよく分からない芸名でやってなかったな、と」
「それはカーテンコールで後藤さんにちょっと弄られてましたけどね。出演者の三上市朗さんにお子さんが生まれたっ
て話の時に「お子さんの名前はキッチュって付けられまして」とか言われてました。松尾さん自身は苦笑いしてました
けどね」
「キッチュやけど凄かったんや」
「凄かった。もうあの人の芸にひっくり返って笑いましたね。お腹よじれるかと思った。笑った舞台って言うだけなら今
まで見てきた中でも一番でした。なんであそこであの言葉が出るんか、あの動きをできるのかって。」
「よく見れたんや」
「2階席でよく見えるか不安だったんで、オペラグラスも用意しとこうと思ってたんですけど、わりと普通に見れました。
そこまで大きくない劇場やと2階席って見やすくて良いんですよ。舞台の隅々まで見れますし」

「松尾さん以外にはどういった出演者が?」
「篠原ともえさんがすごく可愛かった!」
「うわ!懐かしい名前!え?篠原ともえってあの昔アホみたいな格好してた娘やろ?まだいてんの?」
「いてますいてます!舞台とかミュージカルじゃ全然活躍してますよ!」
「え?じゃ、まだなんかあんな頭足らんような感じで役やってんの?」
「失礼にも程がありますね。すごくちゃんとした役でしたよ。しかも演技上手かったんでビックリしました。あ、やっぱり
普通の事も出来る娘なんやなぁ〜って」
今、昔の篠原ともえを思い出そうとしたら志村けんとミニモニが浮かんできたわ。ほんでそれにあんまり違
和感が無かってんけど。俺、間違ってるか?
「間違って無い気がするけど〜っていうかお前俺の話聞いてんのか!?
「え?何々?」
「だから、ちゃんとした娘ですよ。ともえさんは。ホラ、ゆうこりんも実はアレは計算だ、って方々で言われてるわけじゃ
ないですか。ゆうこりんは本性も間違いなくアホやと思いますけど」
「俺も間違いなく本性もアホやと思うけどな」
「ともえさんはちゃんと芝居の出来る方でした。惚れそうになりますよ。可愛いですもん」
「他には?」
「他の方は小劇場界ではツワモノ揃いだったんですけど、一般的にはそんなに知られて無い人ばかりですね。三上
市朗さんとかレイチェルこと松永玲子さんとか僕大好きなんですけどね。みんな知らないんですよね」

「んで、カーテンコールが凄い事に」
「どんなん?」
「今日がね、千秋楽だったんですよ。東京公演も地方公演も全部含めて」
「最後の最後やってんや」
「その記念に!って篠原ともえさんが写真を撮りたいって言い出しまして。そしたらもうあとは客席も写真撮影OKにし
ましょかって松尾さんとか後藤さんが言い出して、それからはお祭り状態で1階前列のお客さんと握手しまくるわ、写
真撮りまくるわ、客席と遊び出すわ。楽しかったですね。この時だけは1階席が羨ましくてね。2階席だと写メールの
写りが悪い悪い。悔しかったですね。滅多に見れないですからこういうのって」
「どうでもいいけどお前喋り過ぎや。俺全然喋れてへんやんけ」

「あと、何に感動したって、劇場がキレイなの。建物自体が新しいっていうのもあるんでしょうけど、大きな複合商業施
設の6階とかにあるんですけど、全体的にキレイなんですよ。トイレとか広くて」
「トイレは重要やもんな。普通に食い物屋に行ってもトイレのキレイさってのは重要やもん。女性とかトイレのキレイな
所じゃないと常連になれへんっていうもんな」
「実際に女性の方がそういうの厳しいですよね」
「って言っても男でもきったない所やったらウンコの出も悪なるやろ」
「あと、紙無いんもね。紙無いんやったら封鎖しとけって思いますよ」
「ほんまに手軽に絶望出来るよな、汚いトイレって」
「そういう意味で、客を大切にする=トイレキレイって間違ってませんよね」
「間違ってへんな。そういう汚くなる場所こそ、清潔に保つのが店の心意気ってもんやもんな」
「あっきらかに掃除してなくて、ウンコとかこびりついてるトイレとかもう気が狂いそうになりますよね」
「あぁもう、そんなん最悪や。潰れてしまえ、そんな店!



マルさんとヤマさん・4 2006/02/21(火)

アイシールド21面白い!

マル「マルさんとヤマさんの書き方に慣れてきたら以前までの日記の書き方を忘れてきた、マルさんです」
ヤマ「そうなんや」
「書きやすいんですよ。言いたい事言えるし、ツッコミもボケもしやすいし。元来僕自身がツッコミですからね。日記とし
て面白い事書くのって基本的にはボケであった方が良いし。もしくはちゃんと笑いの基礎がある人間とかじゃないと」
「そんな事を分かっててよく長い事日記サイトでやってたな」
「本当に、っていうかまだ日記サイトですよ。形態が変わってきてるだけで」
「これからはこれで行くんや」
「まぁこのやり方に飽きたら戻るでしょうけど」

「昨日するべきネタやったんやけどな」
「なんですか?」
「アイシールド21がいよいよやなぁって」
「あぁ、あぁ。そういえばしておきたかったネタですよ」
「寝てたもんな」
「疲れてましてねぇ。もう最近は仕事終わったらボロボロなんですよ」
「そうやねぇ。身体的にも、精神的にも。あとルックス的にもな
「いらん事言うな!」
「みすぼらしいにも程がある」
「言い過ぎや!」

「で、君の大好きなアイシールド21(週刊少年ジャンプ連載中のアメフト漫画)の話やけども。」
「はいはい」
「いよいよ泥門デビルバッツ(主人公チーム)と神龍寺ナーガ(最強と呼ばれてる敵チーム)が激突しますが」
「僕はねぇ、案外あっさりとデビルバッツが勝つんじゃないかなぁと」
「それはまた大胆予想で」
「僕がアイシールド21好きな理由って言うのが、本当に少年漫画の王道を突き進んでるからなんですよね」
「王道というと、例の3原則。友情・努力・しょんぼり」
「なんじゃそら!しょんぼりすなよ!」
「ユンピョウ・ドーモ君・ショーンコネリー」
「語感だけで適当に言うな!友情・努力・勝利ですよ」
「はーはー」
「その原則と、話の流れからいって、主人公チームが中途半端な所(関東大会の一回戦)で負けたらダメでしょ。いく
ら相手が最強言うても」
「ふむ」
「特に相手があの悪者・阿含(ナーガの選手、100年に一人の天才と呼ばれる男。努力する凡才を潰すが好き)とな
れば、普通に主人公チームが負けるのは夢も希望も無いじゃないですか」
「まぁねぇ」
「かといってナーガ自体、阿含不在でも王城ホワイトナイツ(主人公チームのライバルの強いチーム。「神(ナーガ)に
だけ敗れ続けてきた無冠の王」と呼ばれる)すら余裕で蹴散らせる程の最強チームな訳ですよ。そこに100年に一
人の天才が加われば普通に勝てる訳無いんですよ」
「まぁな。友情・努力・勝利って言うても、その友情にも努力にも勝利にもちゃんとした説明が付かないと不自然や。い
くら主人公であろうと、一ヶ月で世界王者にはなったらいかん。それは逆に友情・努力・勝利を軽んじる事になってし
まうわけやもんな」
「じゃあ、どういう流れになるかっていうと、むしろ阿含が足を引っ張るんじゃないかと」
「100年に一人の天才やのに?」
「努力をしない天才を許すのは少年誌じゃないでしょう」
「それすら覆す天才っぷりを発揮するんじゃないのか?」
「多分、序盤はそれで行けるんですよ。中盤からヒル魔(主人公チームの悪どいリーダー。でも裏では努力家)が調
べ上げたデータ通りでしかない、つまり昔から全く進歩して無い事を見抜かれて、更には味方の進歩した部分に合わ
せられなくなって、阿含のせいでチームがガタガタになるの。阿含が「お前らなんで俺の思った通りに動かねぇんだ
よ!」とかキレたりするんだけど、実は阿含が味方を把握出来なくなってるだけっていう」
「そんでそんで?」
「終盤に雲水(阿含の兄。阿含の様な才能は無いと自覚して、努力の天才となる)が活躍して追い上げるんですよ。
ここら辺に努力の必要性とかが出てきてですね。ところがまぁ最後は追いつけずと。ほんで最後に監督のジジイが
「阿含。お主が変わるきっかけになったというなら、この敗けも収穫が無いわけではなかったのう」とか言って敗北す
るんですよ。でも阿含は「うるせえ!もうアメフトなんかやってられっか!」とか言ってどっか行こうとしたら、ヒル魔から
「また逃げんのか?」とか言われて、昔の阿含とヒル魔の確執みたいなお話が繰り広げられるんですよ。なんかいざ
という所で阿含が逃げた、みたいな話。んで自分を振り返った阿含が最後に敗戦に無言&涙でいる先輩達に向かっ
て「すいませんでした」とか言うわけですよ。うわ、何?この良い話!」
「まぁそういう話であったら誰も文句は付けそうにはないわな」
「理想論みたいな話ですけどね。つまりはスラムダンク(言わずと知れた名作)でいうなら、位置的には山王なんだけ
ど、阿含のいるナーガは豊玉なんですよ」
「分かり易いと思う人もいれば、なんのこっちゃ分からん人もいそうな例えで」
「ナーガの本領が発揮されて、それでもデビルバッツが勝つような事があれば、流石に無理のある話ですよ。阿含以
外は本当に、デビルバッツの面々より努力してる人達なんですから」
「うーん。それにしてもアイシールド21を知らない人を全く突き放した話をしたもんやなぁ」
「それは本当に申し訳ないですけどね」

「そういえばスラムダンクで例えたんで言うならや」
「なんですか?」
ナーガ相手の戦いだけで1年間かかったり、途中で普通じゃない追い上げを見せたり、ナーガ相手の死闘
で燃え尽きたデビルバッツが次の試合でボロ負けしたり、その回想がまもり姉さん(マネージャー)の語りだ
ったり、そのまま来年のチーム作りの話になって最終回だったりしたらどうする?
「そこまでスラムダンクを踏襲したら‥。‥名作になるんじゃないですか?



マルさんとヤマさん・5 2006/02/22(水)

寂しい奴め!

ヤマ「昨日の日記読んでて思ってんけどさ。お前って寂しい奴やな」
マル「なんでですか?」
「普通、昨日の、漫画の感想とかストーリーの予想とかって、友達とかとするような話な訳やないか。何を一人でパソ
コンに打ち込んでニヤニヤしとんねん。しかも形が自分と、自分の頭に居る人との対談やろ?寂しいわ」
「うーん。痛い所突かれてるのかなぁ」
「まぁお前がそれでも良いって言うんなら別にええ事やけどもさ」
「僕が今興味を持ってることっていうのが、言ってもそんなにメジャーな事ばっかりでもないでしょ?小劇場界とか、舞
台中心の芸人さん(ラーメンズ)とか。サブカルじゃないですか。周りと話が合わないんですよ」
「漫画は?」
「漫画もねぇ‥。まだ周りと話が合う事は合うんですけど、僕は漫画を読んだら続きが気になるし、どんどん先読みと
かもしたくなるし。漫画が軸の話題であれば出来ればそういう事を話したいんですよ。画風がどうとか、キャラクターが
どうとかとか、話が何かに似てる、とかそんなしょうもない話したくない」
「そういう相手が周りにおらんの?」
「いません。漫画っていうのは作者の物であり、読者はそれを享受するだけのものである、程度の気構えの人ばっか
りです。なんかそれだけでも面白くないじゃないですか」
「世間一般ではお前みたいなのを「ハマってる」という」
「そうそう!そうなんですよ!僕は好きな漫画にはハマってしまうんですよ!」
「そしてお前の基準からすると他の人々はハマっていないと」
「ハマってる、って所まで行ってないんですよ」
「そんでそれは演劇とか、好きな芸人さんにも反映されていくわけや」
「でしょうねぇ。ほんで実際の所、別に他者から理解されないならされないでも良いと思ってさえいますし」
「なんていうかさ、お前の方から歩み寄れよ。友達との話題の部分ならもっと浅くてええやんけ。テレビ芸人とか逐一
チェックしてその真似とかして笑い取ったらええんちゃうのか。武勇伝♪武勇伝♪とか言っといたらええやん」
「えぇぇ〜。そんなん趣味やないですわ」
「なんでどんどんディープな方、ディープな方に行こうとすんねん」
「結局はおもろい物求めて行ったら辿り着いたんですよ。こんな暗ーい場所に。気が付いたら頭の中の人と話を始め
たわけですからね。危ない奴になったもんですよ」

「根暗な奴の行く先は、芸人か犯罪者か自殺するか、やな」
「まぁどれかといえば芸人になりたいものですわ」



マルさんとヤマさん・6 2006/02/23(木)

冬季オリンピックに異議アリ!

マル「ヘーイ!カモンエブリバーディー!」
ヤマ「おぉ、遂にトチ狂ったな」
「アイライクスシ!アンドテンプーラ!フジヤーマ!ゲイシャー!アイラブジャパーン!」
「典型的な外人やな」
「イチロー!ゴジーラ!タケシキターノ!ファッキンコイズーミ!ボーナスサクゲーン!」
「良かった良かった」
「牛肉輸入シテクダサーイ!っていう事で」
「はいはい」
「オリンピック見てたら時間が経つのが早い早い」
「なんじゃそら。どこに終着地点もってきてんねん」

「でも冬季オリンピックって、どれもこれも道楽みたいなもんですよね」
「道楽?」
「人が生きていくのにあんまり必要無い技能ばっかりじゃないですか。フィギュアスケートとか論外だし、ボブスレーと
か。あとカーリングってアレなんなんですか」
「俺に聞かれてもなぁ。まぁ夏の、夏のって言うんかな?まぁええわ。夏の方のオリンピックっていうのは、走ったり、
ヤリ投げたり、結局大本は狩りとかの技能を競い合った訳やからなぁ」
「そう考えると、やっぱりゲーム性というか、娯楽性が高いですよね。冬季オリンピックは」
「まぁな。だから設備とかがすごい金かかってるしな」
「だから強くなるのにも金かかる訳ですよね。選手に黒人がほとんどいないのってそういう理由もあるんでしょうか」
「あるやろ。アメリカやったら黒人の選手とか普通にいてもおかしくないやん。DNA的に寒さに弱いとかいうのもあるか
も知れんけど。雪焼けで顔が真っ黒な奴はチラホラおるけどな」
「ふーん」
「黒人がアメリカで成功しよう思たら、ボクサーになるかメジャーリーガーになるかしかない、とかいう言葉があるらし
いんや。もしくは陸上選手とかな。どれも元手が要らないし、スプリントの才能持ってる黒人に有利なんや。それに比
べると、ウインタースポーツは、元手がかかる、雪に馴染みが無いみたいな弱点があるしな」
「でも雪の中だと黒人の方が見つけやすいじゃないですか
「スポーツ自体には関係無いやんけ。で、成功者やったら我がの子供には同じ道を進ませるやろ。わざわざわけ分か
らん道は行かせる必要無いし、自分が指導者にもなれるしな」
「そうですねぇ」
「かといってアフリカに住んでる正真正銘の黒人は雪なんて見た事も無いみたいな話やしな」
「なんじゃこりゃー、言うて」
「フジヤマー!言うて」
「スシメシー!言うて」
「言うか!」



マルさんとヤマさん・7 2006/02/24(金)

祝!荒川選手・金メダル!

マル「荒川静香選手がね」
ヤマ「やったなぁ!凄かったわ。涙出るかと思た」
「僕涙出ました」
「快挙やもんな」
「本当にめでたいですねぇ」
「うん。日本の待ち望んだ金メダルが最高の快挙やもんなぁ。そら泣く奴は泣くわ」

「思ったんですけど、マスコミって怖いですよね」
「なんやねん唐突に」
「オリンピック始まる前は4回転や4回転やって安藤美姫選手を天才やらなんやらと持ち上げるだけ持ち上げて、ショ
ートプログラム終わったらほっとんど荒川選手と村主選手を追っかけてたでしょ。「安藤選手もメダルの可能性があり
ます」程度の事しか言ってなかったじゃないですか。4回転が楽しみですねぇ、とか言いながらも、メダル有力なんは
他の二人やし〜みたいな感じで」
「流されてたもんなぁ、ミキティ。気が付いたら氷上の女王とかの評価は全部荒川選手に行ってたし」
「メダル取れればええんかいって話ですよね」
「ええんやろうなぁ。過程を重視するような発言が好きなくせに、結果が出えへんと満足せんもんな、日本人って。お
かしな国民やで。もっと言うと、4位入賞より、8位入賞とかの方が好きやもんな」
「4位になれるんやったらメダルを取れや!とか言い出しますもんね。簡単に言うなハゲ!いう話ですけど」
「大概そんなんってハゲが言いよるんよな」
「我がの頭髪は残念な結果になってるくせに」
「過程なんて言ったら惨憺たるものやったくせになぁ」

「それにしてもカーリングのルールとか得点システムとか分からないんですよ」
「分かろうとするな。カーリングは理解するもんじゃない。感じるものだ」
「どんな人種のすべきスポーツなんですかねぇ。紳士か、淑女か、スプリンターか、ロックンローラーか」
「わからへん。練習メニューに筋トレが必要なのかもわからへん
「もうさっぱりですわ」



マルさんとヤマさん・8 2006/02/25(土)

携帯変えましてん

マル「この前言ってた話なんですけど」
ヤマ「何やろ?基本的にお前の話なんか聞いて無いから覚えてるかどうかの判別もつかんで
「携帯をね。変えたんですよ」
「あぁ、それやったら覚えてるわ。変身後に今まではライオンをかたどったヒーローやってんけど、今度からはミミズを
かたどった化け物になるって言う話やろ?」
「それは形態ですよ!何の話ですか!」
「地球の平和を守らなアカンがな!」
「僕が?」
「それじゃ誰が悪の提督・セチガライザーと戦うねん!」
「誰やそれ!」
「この世を世知辛い世の中に変えていこうという悪の提督」
「何しはるんですかその人」
「老人が暮らしてる家なのに「バリアフリー反対!」とか言うたり。職場でマガジンのグラビアですら見てただけで「セ
クハラや!」言うたり」
「うわぁ、そら世知辛い話ですねぇ」
「戦え!住み易い世の中の為に!」
「でも今度からミミズの化け物になるって、それはセチガライザー寄りになるんちゃいますの?」

「で、本題入りますけど」
「携帯を変えたという事で」
「この前(17日の日記参照)も言ってましたけど、auのneonっていうのに変えたんですよ」
「で、どうですか?使い心地は」
「まぁ言っても今日変えたばっかりですからね。操作とかは慣れないとまだなんとも。でも開閉は楽です!
「前の携帯を変えたかった理由が開閉がし辛い、いう事やったからな。それは良かったやんか。あとはアレか。前の
携帯は閉じた状態やと時計が見れへんとかも言ってたな」
「それがねぇ!解消されて無いんですよ!表面にLED表示で時刻とか日付とか出るんですけど、すぐ消えよるんです
わ!他の携帯やったらサブ画面とかいってずっと出てるのに!」
「どうにもならんの?」
「なりません!そのLED表示を見たかったら横にあるボタンを押さんとあかんのですけど、開閉が楽になった以上、
開けた方が早い!
「もうなんのこっちゃやな」
「全くですよ」

「まぁある程度使いこなせるようになったらまた報告したらええわ」
「そうですね。まだいまいち使いこなせませんし。FMが聞けることと赤外線送受信が出来る事は嬉しいって事しか分
かってませんからね」
「また地味な機能に感動してるなぁ」
「今、桑田佳祐が熱唱してますわ



2・26事件 2006/2/26(日)

はいどーも、お久し振りですマルヤマです。
イナバウアーをしようとして腰を痛めるほどマルヤマです。
もう元々腰痛持ちなんでなんか逆に良くなるんじゃね?とか思ってやってたら、バランス崩してひっくり返って、本当に
2、3分立ち上がることすら辛くなるような腰の痛みを覚えました。これがアレか。青春か。痛みと共に知るのか。

そういえばなんかここ最近は訳の分からん2人組にサイトを乗っ取られてまして。
アレはアレですよ。僕じゃないですよ。
近所に住んでる外国人のドサンコ・ガリクソンさん(38歳・独身・最近のマイブーム:のだめカンタービレ)が僕に「私ニ
やさぐれナンチャラヲ書カセナイト肩ノ関節ヲゴキゴキ鳴ラシマスヨー」とか脅迫してくるもので仕方なく書いて頂いたも
のですから僕は知りませんよ。っていうかむしろそんな外国人を知りませんよ。名字がドサンコっていう時点で怪しさ
満点ですよ。のだめカンタービレって実は僕読んだ事無いんで知らないですよ。

今朝の「いつみても波瀾万丈」(日本テレビ)って番組で大関・琴欧州の人生を振り返ってらっしゃったのですが、波
瀾万丈と呼べるほどの出来事が「日本に来た事」以外無かったのには笑いました。
昔あった「知ってるつもり?!」に知らない人が出たときのような気持ち悪さ。
最近この番組、この手の人が多い。
本当にただ順調に成功してきてる人が出て、なんか幼少のしょうもないエピソードをさも凄かったかのように。
まぁ再来年とかそこらへんで僕も出演しますので、これ以上文句は言いません。

え?ほら、エキストラとかの役でさ。



マルさんとヤマさん・9 2006/02/27(月)

リンゼイ・ジャコベリスの奇跡

マル「トリノオリンピックが終わりまして」
ヤマ「終わりまして。楽しい17日間やったねぇ」
「そうですね。これから夜中にふと目が覚めた時の暇潰しに何をしたらいいのか途方に暮れますよ」
「寝たらええねん」
「寝られへんから言うとんねん」
「死ねばええねん」
「何たる暴言。訴えてやる!」
「訴えてやる!といえば昨日の「行列の出来る法律相談所」に出てたとある少年が凄く可愛かったんで心が揺れ動
いてたんやけどな(子供に対する暴言で慰謝料が発生するかどうかみたいな話)」
「本当にそれはマルヤマの意見なんですけどね」
「可愛かったなぁ。美少年大好きやもん、ここの管理人」
マルヤマ「ほんまにですよ」

「結局、荒川静香選手の金メダルしかメダルは取れへんかってんけどな、それはそれでええと思うねん」
「そうですよね。しゃあないですよ」
「感動したもんなぁ」
「荒川選手の時にも感動したし、他の競技の時にも、日本人が何位でもちゃんと感動できましたし」
「それなのに日本のオリンピック委員会のおっさんが「メダルに関しては最低の結果」とか言ってたわけやん」
「国民の皆さんに謝罪したいとか言ってましたけど」
「このおっさん、別にそんな何者でもないんやで?たしか」
「いくら探しても大した経歴出てこないんで知りませんけど。アイスホッケー界では重鎮らしいですけど」
「そんな奴がな?ゴチャゴチャと。アホかと」
「ですよねぇ。謝罪する理由なんて何も無いですよ。原田雅彦以外
あのおっさんはアホやっただけやししゃあないとして、実際見てて、アメリカとかスイスとか、ドイツ、オーストリア
とかの選手って本当に凄いんよな。メダル数上位国は。例えば凄く覚えてるんが、男子ハーフパイプのショーン・ホワ
イトとかな。成田童夢がメダル候補とか言われてたけど、見てみたら全然違うもん。格が違った。そういう意味で成長
過程なんよ。日本勢のそういう種目は。だから恥ずべき結果やないと思うんよな」
「結果が全てじゃない、っていうのはスポーツだけに通じる言葉ですけどね、だけどそれは間違いじゃないと思うんで
すよ。社会の中では結果が全てじゃないですか。会社の営業とかにしても過程なんかクソで結果全てですよ。だから
こそ世の中の人の中には「叩きたい!」っていう人も「共感する!」っていう人もいるでしょう。でも僕は拍手をしたい」
「拍手すべきやな。大舞台で目に触れへん過程は気が遠くなるほどやってるわけやからな。それは人の目に触れて
へんけど、そこら辺の一般人より苦労してるし、涙飲んでんねんて」
「叩いてる奴らには、じゃあお前らに1ミリでも真似が出来るんかって言いたいですね。過程にしても、苦労にしても」

「では、今回のトリノオリンピック、君のベストプレーは何やったん?」
「それはもうダントツで女子スノーボードクロスのリンゼイ・ジャコベリス選手の走りですね」
「誰や?」
「スノーボードクロスの決勝のレースでゴール直前までぶっちぎり1位、ほぼ金メダル確定やったのが、最後辺りのバ
ンクのジャンプで余計なパフォーマンスしようとしてコケて結局2位に落ちた人です」
「あぁあぁ、解説から「これは完全に必要の無いプレーですよ!こんな事しなければ良かったのに!」とか言われてた
人やんなぁ」
「アレはもう、夜中に大爆笑してしまいましたから」
「例えて言うならどんなプレーやろな」
「うんこしたくて脂汗かきながら大急ぎでトイレに駆け込んだのに、座った瞬間に屁しか出なかったみたいな」
「お前、言うても天下の銀メダリストをバカにしてんのか」
「サッカーのコーナーキック、ノーマークで飛んできたボールをボレーシュートでええ所を無理矢理カッコ付けてオーバ
ーヘッドしてしかも空振りしたうえに、着地時に首折れたみたいな
「そこまで酷くないやろ」
「フォーク投げてデッドボールみたいな」
「適当に言うな!」



マルさんとヤマさん・10 2006/02/28(火)

本を買う、魂を売る

マル「今日は休みでして。色々と本屋行ったり、本屋行ったり、ディスカウント店行ったり、本屋行ったり」
ヤマ「そんなに本屋巡りしたんか」
「探し物があったり無かったり。っていうか1件目で全て揃ったんで別に良かったんですけどね」
「ほなすぐ帰れや」
「古本屋とかにも寄りたいじゃないですか。なんかおもろいもん安く買えるかもしれないし」
「それは俗に言うとエロ系統の物な訳やねんな」
「そうそう、あそこの中古書店は結構その手の商品が充実しててってどつき倒しますよ」
「で?ディウカウント店にはどんなエログッズが?」
「いやいや、あそこの店のレジの娘が凄くキレイなスタイルしてましてねって違う違う!」
「その帰り道に遠回りしてまで近隣の女子高の前を通って帰ってみたり」
それはしました!
「したんかい!」

「で?何買うたん?」
「サイトとしてお世話になってるプラッチックのフロンツさんが出した本「さよなら、気まずさたち」でしょ、ラーメンズの小
林賢太郎さんと、バカリズムの升野英知さんのライブ本の「大喜利猿」でしょ、あと美味しんぼ94巻」
「美味しんぼって94巻も出てるんや」
「94巻通じて美味いたら不味いたらとろけるような食感だとか農薬はアカンとか究極やら至高やら言っとります」
「考えてみたらよう続いてるよな。まぁこち亀みたいに共通したテーマがほとんど無いのに、一話完結型でやってる訳
やないから続くといえば続くけど」
「こち亀は凄い事ですよね」
「なぁ?テーマも続き物もほとんど無しやからなぁ。あれはもう作者死なな終われへんで」
「死んでも続くんちゃいますか」
「続くかもな。漫画のキャラクター(両さん)が殺しても死なへんようなキャラやからな」

「じゃあとりあえずフロンツさんに媚売ったらええわ」
「そうですね。ってなんでやねん。恥ずかしいですよ」
「売っとけ売っとけ。お前は本買った、媚を売る。ナイス売買やないか」
「売買と違うじゃないですか」
「本を買った、プライドを売る」
「変わってる変わってる!」
「本を買った、魂を売る、体を売る、250円前後で売る」
「安い安い!」

「感想はよ」
「面白かったです。あぁ、なんてフロンツさんの文章なんだろうって。安心感すら感じられてしまう文章ですよ。そうそ
う、この文、この展開が好きやねん!みたいな。この本がメールのやり取りだけで作られたとは」
「そんな話もあったなぁ」
「そういえば、僕が購入した書店で「やさぐれぱんだ」とともにサブカルチャーの棚に置かれてるのもちょっと面白かっ
たです。サブカルなんやぁ〜って。隣に「大人たばこ養成講座」があったりして」
「お前的には堪えられん品揃えやな」
「ええもう。「へんないきもの」が隣の棚にありましたしね」
「面白かったんなら良かった良かったやな」
「えぇ。もう読破してアンケートも書き終わりました。フロンツさん、小冊子くださいね」
「うん、なんかもう色々と売り切ってるな」









トップへ
トップへ
戻る
戻る