甲州市勝沼ぶどう郷マラソン大会

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第22回(3.5K)  第22回(20K)  第23回(3.5K)  第23回(HALF)

今日は、甲州市勝沼ぶどう郷マラソンに行きました。
結果は245人の中の83位でした。つかれました。
3.5K走りました。お父さんと走りました。
前のいちのみや桃の里マラソンの時は16分50秒でしたけど
今日の甲州市勝沼ぶどう郷マラソンは20分5秒でした。
記録は更新できなくてくやしかったです。
↑★チビギャング談
このマラソンの魅力は何と言っても、葡萄食べ放題ワイン飲み放題。
店長達は散々飲んでいたみたいだけど、私は戻ってすぐの撤収だったので、葡萄もワインも味わう時間が無かった。
参加賞までがワインなのだ。しかもちゃんとしたコルクワインで種類も色々。呑ん兵衛には美味しいこと尽くめだ。
散々、現地で飲み温泉先で飲みバスの中で飲み。こんな状態なのに私が飲みたくて家に帰ってワインを開けた。
だって、全然味わう時間が無かったんだもん。私だって飲みたいよ。というか私に飲ませなさいよ。
ぶどう郷マラソンの参加賞ワイン
元?運動マンの店長は、1K6分ペースで納得いってないみたいだったけど、10数年振りのマラソンだからね。
こんなもんでしょ。なんて話に花が咲いていた。そこへきて前回、母子で走った親子マラソンの話をついしてしまった。
いちのみや桃の里マラソンの完走?の感想にも書いたが、1K4分ペースなんて大人でも結構早いのだ。しかも218人中24位。
私は、かなり早いペースで、息子が辛そうにしていても1K毎に言葉を掛けながらおだてつつ容赦なく走り切ったんだけど。
店長は、本当は厳しいんだけど、息子の辛そうな姿に優しく優しく言葉を掛けてマイペースで走ってしまったみたい。
とは言っても、後半の1Kは、やっぱり10年振りに走った店長には正直言うと辛かったらしい。
でも、私達母子のマラソンの記録に納得が行かない模様。店長の男魂に火を点けてしまった。火に油を注いだ感じ(苦笑)。
息子がこんなに走れるとは知らなかったよ。いいか。次は容赦しないからな。よく覚えておけよ。
オレだってやれば早いんだ。こんなもんじゃない。お前なんかに負ける訳がないんだ。
これでもかってくらい飲んでるから目が据わっていてコワイんですけどぉ。しかも半端じゃなくムキになってるしぃ。
何かあると息子は「店長を鍛えてね。」って。逞しいのは言わずと知れたことだけどさ。私一応女性です。
でも、やっぱり男性だから女性に負けたくないよね。私も女性だからって男性に負けたくない性分。
とは言いつつ、店長は、もう出ないと言ってます。男魂に火が点いたなら次回負けずに走ってよ。
妙な所で、お互い負けず嫌いで困ったもんだ。こんな感じで何時も夫婦の「言い愛」じゃないっ、「言い合い」が始まる訳だ。
ギャング達は犬も食わない顔して適当にあしらっていて慣れたものである。
とにもかくにも、これからも家族揃って、くだらない言い合いをしながら楽しく過ごしていこうね。これからも宜しく。
ちなみに、ワインはものの数時間で空きました。7割強を飲み干したのは・・・でも呑ん兵衛じゃありませんから(笑)。


2006年11月05日(日)・・・第22回甲州市勝沼ぶどう郷マラソン大会(20K)

今年の8月末に富士登山の足慣らしと称して、あるメンバーが大岳山に行く予定になっていた。
その大岳山に夫婦で便乗させて貰った。山登りのプロに大丈夫と言われたのだが実際はとんでもない。
断崖絶壁の岩・岩・岩。私達夫婦はしてやられたり?という気分でも、前に進むしかなくて大変な思いをした。
そのメンバーからマラソンのお誘いを受けた。マラソンなら大丈夫。ほぼ即答で行く旨の連絡をした。
店長とだんが親子3.5K。きぃちゃんはいつもの距離と言ったらハーフは無いから20Kでしょ。
そんな具合に申込も済ませて、今回は山マラソンに登山にウォーキングに、いつになく練習に励んだ。
着実に体の準備も整い始め、日にちが迫ってきた頃、幹事の○さんから簡単なコース紹介があった。
これは改めて当日、起伏に富んだマラソンだと思い知らされることになる。
集合場所にて 一番目のパーキングエリアにて トンネルを抜けた所
当日は、多少、雲があるもののトンネルを抜けたら徐々に晴れ間が見えてきた。 走る頃には、きっと快晴であろう。
バスの中で、そんなことを思いながら総勢30名近い大所帯で、山梨まで向かう。
現地に到着して、毎年このマラソンに出場している○さんが山を指しながら言った。
「あの山の中腹まで行くんだよ。あの辺が勝沼ぶどう郷駅かな。20Kは、そのまだ上に行くんだよ。」
え゛っ?!あの山って・・・
遠くに見える走る予定の山
あの山!?・・・そう、実は此のマラソン、標高400・500m近いんです。
要は、山をひたすら上ってひたすら下る訳だ。これじゃー、山マラソンと一緒じゃんかねぇー。でも此処まで来たらやるしかない。
20Kは、3.5K、5K、10Kから遅れること10時20分のスタート。2時間以内に完走と言いつつ、しっかり前の位置に付けている。
5K、10K、20K、のスタート地点
1分前の合図と同時に出場者が一斉に太腿を叩き始めた。私は、ひたすら、足首と脹脛の筋肉をほぐしていた。
そうこうしているうちに、スタートの号砲が鳴り響いた。
20Kのスタート
少し早いペースかなと思いながらも、このペースで走ることにした。
走るコースには、ぶどう郷だけあって、ぶどうを模った距離表示板がある。
ぶどうを模った距離表示板
これ、0.5K毎に表示板があるのだが、目に付く度に、残りの距離を咄嗟に計算してしまう。
まだ1Kしか走ってないんだよ。まだ19Kもあるんだよ。あんまり先の距離を考えさせないで〜。
てな具合に、20K走る人にとっては、前半の距離表示板は見るとツライかもしれない。
そこそこ走った頃、コースによっての分かれ道があった。
コースによって道が分かれる表示板
この分かれ道がとんでもない道になっていくんだよね。
だって、だって、このコース、5Kくらいまで、ずっと緩やかな上りがひたすら続くんだよ。
5K付近までの緩やかな上り坂
少し下ったかと思ったら、また坂・坂・坂。こんな状態が半分の10Kまで続いていた。
10K付近まで上り坂が続く
途中、イヤになりそうになった。徐々に息も上がってきている。だけど今日は絶対歩きたくなくて、とにかく走り続けた。
頂上付近に差し掛かると見事な絶景である。今日は見事なまでの快晴なので見晴らしも最高だ。
10K頂上付近の見事な絶景
高尾山マラソンと言い、立て続けに参加しているマラソンで、こんな見事な景色を見れるとは贅沢だ。
この景色を堪能しながら走っていると突然急な下りになった。いやはや、あまりの急坂に自分で加減しないとスピードが出て大変。
少し緩やかな坂になって落ち着いたかなと思ったら今度は目の前にトンネルが見えて来た。トンネルをくぐるマラソンなんて初めてだよ。
そんなことを思いながら真っ暗なトンネルに入った。思ったより急な下りである。ぼんやりオレンジ灯が光る中スピードを抑えつつ走る。
気が付けば、いや、気が付けばじゃなくて、無我夢中で走っていたら15K付近まで挿し掛かっていた。
15K付近の距離表示板
残り4.5K。この位になると、距離表示板が有難く感じるよ。私の腹時計は少し早めかな。でも足も痛くないし良いペースかもね。
15.5K付近の距離表示板
ここまで来ても上ったり下ったりと多少の坂があってキツイんだけど、ラストスパートで徐々にペースを上げてみた。
大してスピードなんて出てやしないんだけど、まー、それなりにスピードを上げたつもり。
ふっ、ふっ、はっ、はっ、 あと5K、あと5K。
ふっ、ふっ、はっ、はっ、 あと3K、あと3K。
ふっ、ふっ、はっ、はっ、 あと1K、あと1K。
なーんて、訳分からん掛け声を掛けながら走っていた。
人が多くなってきた。周りの声も賑やかになってきた。ゴールは反対側、写真に見えるフェンス沿いに走って、やったーゴール。
20Kゴール完走
皆の居る場所に戻ると皆からの歓声を受けた。驚いた様子の皆。満面の笑みで手を叩き合う。
慌てて会場にある大きな時計を見ると思った以上に早かったんだ。2時間以内目標だったけど25分も早いタイムだった。
これは嬉しいね。皆からの労いの言葉を掛けて貰って喜びも倍増。記録証を貰って戻った頃にはすぐ撤収。
慌ただしいけどバスの時間もあるし。何よりもこの後の温泉が楽しみなのだ。マラソンの後に温泉なんて、これもまた初めての経験。
ももの里温泉
娘と一緒に温泉につかり体も心も芯まであったまる〜。なんて気持ちが良いの。きぃばぁちゃんになっちゃうよ(笑)。
今回のマラソンは今までにない楽しさを味わうことが出来た。
ぶどう畑にわかれを告げ、バスの中から見えた見事な夕日と満月に心地良さを感じながら山梨を後にした。
太陽が沈み始めた頃のぶどう畑 太陽が沈む山梨を後にする
バスの中から見える遠くの山々 バスの中から見える見事な満月
皆さん本当にお疲れ様でした。そして一日ありがとうございます。また機会があったら、ご一緒させて下さいね。
リンクの写真の一部は、○さんとカワハギさんの了解を得て加工掲載させて頂きました。ありがとうございます。


2007年11月04日(日)・・・第23回甲州市勝沼ぶどう郷マラソン大会(親子3.5K)

昨年あれだけ悔しがっていたんだけど店長は不調により不参加、事務局にお願いしてデカギャングと参戦。
きぃちゃんと違ってデカギャングは走ることがあまり好きじゃない。案の定タラタラと走っていた模様。
そんな姿を見たチビギャング。本当は悔しい筈なのに「ねーね」には甘いんだよね。
ぼくちん、速い人追い掛けて先行くから。そう言いながらもゴールでちゃんと「ねーね」を待っていた。
順位に納得は行かなかったものの、ごっつ仲の良い姉弟。楽しく走れたみたいで良かったね。


2007年11月04日(日)・・・第23回甲州市勝沼ぶどう郷マラソン大会(ハーフ)

今年も勝沼に参戦しました。昨年あれだけ懲りていた筈なのに、ハーフに出る人が一人だけいたのだ。
で、申し込む時に悩みに悩んで結局ハーフにしてしまった。走り始めると結局後悔するんだけどね。
今年は高尾山マラソンも小雨で出場取りやめて1週間前に15Kのジョギングをしただけ。
不安もあるけど、なんとか2時間以内の完走を目標に走ろうと思って当日に臨んだ。当日は見事な快晴。
開会式も済み、親子の部、5Kの部、10Kの部と時間差でスタートを切っている。
このマラソンを侮るなかれ、普通のマラソンと思いきや、標高500m近い。
アナウンスの謳い文句では、ややアップダウンのある見晴らしの良い爽快なコースと言っている。
確かに爽快。でも辛い。スタート前に待っている人々は、みんなして苦笑い。そりゃそうだ。
今年から20Kがハーフに距離変更となりコースも若干見直されて最後のスタートを切る。
やや早いペースで進み、半分の10Kまで緩やかな坂がずっと続く。今回はいつになく太腿が非常に重い。
こんなんで完走できるのか?なんてことが頭をよぎりながらも必至に坂を上って走る。
結局、辛くて辛くて我慢できなくて半分の10K地点手前、15K地点付近で2回ほど歩いてしまった。
練習していたつもりだけど甘かったんだね。最近はいつも惰性な生活で練習も常に自分に甘い。
時期的なこともあるけど、高尾山マラソンや坂を上る練習がやっぱり効果を発揮するんだと思った。
ハーフで一緒だったホリさんに3回ほど会った。最初にあったのは7K付近であろうか。
途中、抜かし抜かされを繰り返して、最後3K付近で追い抜いてそのままきぃちゃんがゴールした。
辛くて歩いてしまったのが悔やまれるけど、1時間43分強でゴールできたので、まぁまずまずの成績だろう。
ゴールしてから、温泉先で、バスの車中で、駅で別れ際に、悔しがってリベンジを果たすと言っていたホリさん。
実はこのホリさん、面識が無いだけで以前から顔見知り。○○川でのジョギング時に、よくすれ違っていた。
昨年の青梅マラソンでヨシさんを通じてお会いしてお互い「あっ!どうも」という感じだった。世の中は狭いですね。
○○川のジョギング中、密かに、このきぃちゃんを目標にしていた様で追い越すまでに6ヶ月掛かったと言っていた。
でも、遠くまで走って、きぃちゃんは途中で早々に折り返している。
それで抜かしている訳だから、ホリさんの方がずっと速いんですけどね。
今回だって膝を痛めて全くといっていいほど練習をしていないのにあれだけの速さですから凄いです。
それでも挑まれた勝負。ここでやめたら男がすたる。いや男じゃないんだけど(笑)。
来年また皆で頑張りましょう。