府中多摩川マラソン

↓ページ内リンク

第26回  第27回  第28回  第29回

今回の目標タイムは例年並の1時間45分を切る事。
でも!欲を言えば1時間40分を切りたいなぁ〜と常々思っていた。
そんな思いもあってか、長い距離の練習を殆どしないのに、今回は1〜3週間前に約15Kと約10Kの道のりを走った。
15K走った日。たまたま車の中から見ていた人がいた。通称「なかちゃん」
たまーに会うとマラソン談義に花が咲き盛り上がるんです。練習報告をしたら「○○を走ってたでしょ」と言われてビックリ。
偶然とは言え、何処で誰に見られてるか分からないもんです。マラソンでもピシッとした格好してなきゃダメじゃん(笑)。
そして迎えた当日。
スタートから周りに載せられてやや速いペース。お陰で10K付近で少しペースが落ちて辛くなった。
でも(大丈夫!走れる!スゴイ!)と、とにかく自分で自分をおだてまくり走っていた。
12K付近。時計を発見・・・そう!きぃちゃんは時計をしない、常に腹時計で走るんです(^_^;)。
丁度1時間。これなら1時間40分も夢じゃないかも。そう思ったら足を出さずにはいられなくなった。
更に自分を褒めまくり走り続けた。
そして残り300m付近。店長が時計を持って頷きながら見守っている。
ギャングは「頑張れーーー」と声を掛けながら並走してくれた。
辛さも苦しさも何処へやら?無理して格好付けてラストスパートダッシュなんかしちゃってp(´-`)q
お陰で記録を1分27分縮めて自己最高記録を更新できました。とにかく嬉しい!の一言に尽きますねぇ〜。


今回は、いつも以上に練習をせずに当日を迎えた。
練習をロクにしていないのだから、目標タイムは大幅ダウン。2時間以内、欲を言うなら、1時間50分以内。
迎えた当日は、雲1つ無い晴天。日中は暖かく、走るには暑い位になりそうだ。
何気なく出場している大会だが、この大会
箱根駅伝の前哨戦とも言われている大会で、各大学の競合選手達が軒並み揃い、熱戦を繰り広げる。
しかも、第1回目から第3回目までは、あの有名な瀬古利彦選手も出場しており日本新記録をマークしている。
日本陸連公認コースなのだ。
スタートは、やや遅めのスタート。このスタートで、全体のペースもかなり変わる。
という事は、記録にもかなり影響が出る事がある。
練習をしていなかったからゆっくりと思いつつ、走り始めると、ついつい、記録や順位を意識してしまう。
気が付けば、周りの人達に合わせて、必至に付いて走っていた。
しかも、5K付近の最初の折り返しで、折り返して来る女性の人数を数えてしまった。
1・2・3・4・5・6・・・やや遅いスタートペースだったのに6位?入賞ギリギリ出来るかも?
しかし、後になって分かった。入賞は3位までと・・・。バカだね〜(苦笑)。
淡い期待を胸に、練習をしていないのに、ついまた密かな闘志が・・・。
と言いつつ、この後が辛かった。
お腹が少し痛くなり、唇は乾き塩まで拭いている始末。給水地点で口をゆすいでも、すぐに乾いてしまう。
あーあ、もうしょうがないかなー。
そうこうしている内に、唇の乾きはあるものの、お腹の痛みは多少消え、15K付近、2回目の折り返し。
折り返してくる女性の人数をまた数えてしまった。
1・2・3・4・5・6・7・・・あれっ?7位?数え間違えていたんだ。入賞無理じゃん。
だから、最初から入賞は無理なんだってば〜(苦笑)。
そんな事を思いながら、12K付近から18K付近まで、とある女性と、抜かされたり抜かしたりを繰り返していた。
相手も私も、かなり意識しているのが分かる。
負けたくないかも・・・。負けず嫌いの性格が剥き出しです。横にピッタリ付いて、抜かせるのに抜かさない。
これ、すごくイヤなんだよね〜。でも、私はやってしまった。
これが、所謂、マラソンの駆け引きみたいなものである。そして、最後の給水地点手前3K付近で追い込んだ。
もう大丈夫か。このまま行けば7位か。
そう思っていたら、残り2K付近で、全然違う別の女性に、簡単に抜かされてしまった。
ペースも速く、ついて行く事もままならない。しょうがないか。
残り、500M付近、バーベキューの香りがプンプン。
ゆんが私を見つけ声を出す。同時に、だんも声援。反対側には店長も居た。
そして、顔を赤らめながら応援してくれる人。○番、頑張れ〜。思わず走り去った後、両手を高く上げてしまった。
こんなパフォーマンス、女性は当然、男性でもしている人なんかいやしないよ〜。
ここで爆笑の渦。笑いは多少とらないと?ゆんとだんと店長に見られる羽目になったけどいつもの事か?
結果は、順位は多分8位。記録は多分1時間45分強。
練習せずに、これだけ走れれば、まー上等でしょう。でも、ちゃんと練習はしないとね〜(苦笑)。


はっきり言って今回の大会は不覚だった。
最初の5K折り返し地点では、5位に付けていたものの、その後、徐々にペースが遅くなり後退してしまった。
自分でも、はっきりと分かる位に体が重い。足が思う様に前に出てくれない。
いつもは、どんな状態でも負けず嫌いが前面に出るのだが、今回は正直遅くてもいいやという思いになっていった。
そんな思いもあり、10K地点を過ぎた辺りで歩いてしまった。例のクセになっている土踏まずが痛みだしたらからだ。
いつも練習で走っている場所だけに複雑な思いもあるが、ある意味、言わずと知れた場所だから安心している自分もいる。
1K弱歩き、また走る。その状態を、13K付近と15K付近と、計3回も繰り返してしまった。
それでも、やっぱり何処かでタイムを気にしていた。2時間以内には収めたいと。
力を振り絞って走っているのは皆一緒である。そんな折り、残り3K付近に挿し掛かった頃であろうか。
ある男性と同じ位のペースだったせいか、何となくお互い(かどうかは分からないが?)伴走する様に二人で並んで走っていた。
不思議なもので、一緒に走る人がいるだけで、気持ちが楽になり、ペースや疲れを意識することなく走れるのだ。
お陰で、残り2K付近で、多少の復活を果たす事が出来た。
徐々にペースを上げながら、残り500M付近で皆の声援を受けた。皆とはお店に来てくれているお客さんである。
来れる人はと適当に声を掛け、9月中旬に在る場所でバーベキューをした。
今回折角だからまたバーベキューをやる事にしたのだ。
土手をひたすら走る大会なので、スタート場所である野球場の前で毎年、大勢の応援者やらがバーベキューをしている。
最初の折り返しからスタート場所の野球場前の土手に戻って来た時、何となーく感じていた妙な予感。
「あっ、あれだー。きたー。」いやっ、そんな叫ばないでいいのに、何でぇ〜。
ゆんの号令と共に、波の様に土手に向かって、アルコールを持ち走って来る人が。
余りの恥ずかしさに、顔をそむけながら、顔を手で隠しながら、笑顔をふりまいた。
復路では、雰囲気も分かっていたので、心の準備は出来ていたものの、やっぱり恥ずかしかった。
知らない人に声援されれば、平気で思い切り手を振り笑顔を向けられるのに。
なまじ知っている人の声援がこんなに恥ずかしいものだとは。
それでも、終わった後の皆のねぎらいの言葉とお疲れ様の乾杯は、家族だけではない初めての経験で、すごく嬉しかった。
毎日帰宅が遅くて、練習もままならない状態はしょうがない。それなのによく頑張ったよ。と店長が褒めてくれた。
正直、タイムは、まずまずだったけど、皆と一緒に楽しくバーベキューが出来て良かった。
と言っても、私がゴールした時は、すっかり食べ終わった後だったけど(笑)。
ゴールを見計らって、アウトドアで作ってくれたタコ焼きが、とっても美味しかった。
皆さんの声援のお陰で完走できました。どうもありがとうございます。機会があったらまた皆でバーベキューやりましょう。



前回出場した甲州市勝沼ぶどう郷マラソン大会で思った以上に良い記録が出たので少し天狗になってしまった。

やや飛ばし気味でスタートした前半。このままのペースで行けるかと思いきや10K過ぎた頃に徐々に後退。

抜きつ抜かれつを繰り返していた女性3・4名も最終的には結局そのまま抜かされて抜かせない自分。
もどかしいながらも走れるペースをキープするしかなかった。

記録的にはそれなりではあるのだが、気持ち的に勝ってない気がするのだ。後悔しても後の祭である。
だったらもっと本気で練習すればいいのだが、どうも練習に入り込めない自分がいる。どうしてなのだろう。

それでも、終った後は、鰺の干物を網で焼いたり、美味しいバーベキューを堪能。
皆でワイワイ出来たのは、楽しかったから良かったかな(^-^)。