高尾山森林走遊学大会さわやか森林マラソン

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第8回  第10回  第11回不参加  Up第14回  Up第15回

初めて、山マラソンに挑戦した。
事務局に問合せをすると「普通でも3時間程度で歩けるので大丈夫ですよ。」と言われ15Kを選んだ。
しかし、ロードと山では、勝手が違う。
そんな思いが常にあった割には、今回も殆ど練習をせず、3日前の10Kジョギングのみ。
迎えた当日は、朝からサンサンと霧雨が降っていた。前日からの雨で山のコンディションは良くない筈。
もしかしたら中止?電話を掛けると「本日の・・・予定通り開催します。」のアナウンスが響いた。
マラソンは、よっぽどの天気(雪や大雨)で無ければ、殆どが決行なのだ。やっぱりね・・・。身支度を整え家を出た。
駅前の山間
駅に着くとスタッフが立っていた。実は、このマラソン、駅の裏からバスが会場まで向うのだ。
駅から会場までは6K。車で10分程度掛かる。歩いては行けません。
バスから見た山間
しかも、会場内には、バスが入れるスペースはギリギリ。
大平国有林入口
その為、入口で下車して少し歩く。
会場に着いた。辺りには何も無く小さな建物、ふれあい森林館が1つあるだけ。
早々に着替えて、ゼッケンを胸に付け様と安全ピンを取り出した。随分変わった安全ピンだ。とても付け辛い。
ピンが太く、生地に上手く挿し込まない。周りの評判も今ひとつだ。
しかし、ある放送で一転。色々な企業が、それなりに考えて作っているんだ。そしてきぃちゃんは納得した。
成分分解樹脂で出来た、落ちても自然に溶けるエコ安全ピンなのだそうだ。
成分分解樹脂で出来たエコ安全ピン
外に出ると、店長が居た。雨で来ないと思っていたのに、来てくれたんだ。
お喋りも、そこそこに、お手洗いに行ったりしている内に、開会式、そして、ウォーミングアップが始まった。
スタート地点の風景
2分前、1分前、10、9、8、7、6、5、4、3、2、1、パーン。山間にピストルの音が鳴り響く。
自信が無いのと、人も多いので、後方から、ゆっくり歩きながらのスタート。標高380m地点。
ゆるやかな坂、大平林道を登ること3K。スタッフ「ここから山に入ります。」(って、もう山でしょ。)
と、突然、狭い道、小仏防火線に入った。標高550m地点。
道幅は30cm程度しかなく、左はすぐ谷である。しかも谷に向かって斜めになってるし。(落ちたらイチコロだよ。)
ぞろぞろと並ぶ様に揃って歩く。抜かせないし、抜く気もおきません。
狭い道を抜け、小仏城山山頂、標高670m地点に到着。
すると、次は急な下り、初めての簡易舗装道、NTT林道に入った。後半を考え、スピードをかなり押えながら下る。
普段使っていない筋肉がフル回転している様で、走り方が妙にぎこちない。
そんな状態で、都林道に入り5K地点に到着。同じ簡易舗装道で段々になっている下りだ。
車のスピードが出せない様になっている、あの段々らしく、体全体に振動が走る。(何か走り辛い〜。)
日影沢用水場、標高360m地点に到着。作業林道に入る手前に小さな桟橋がある。
スタッフ「道が狭いので注意して下さい。」(はっ!?、これは?!、やっと下ったと思ったら今度は上りですか。)
ぬかるんだ道を必至に登る。階段もあるが、段差が広く大股歩きになってしまう。
そうこうしてる内に、ようやく大見晴台下、標高560m地点に到着。快晴なら見事な景色だろうに・・・。
そのまま、東海自然歩道(稜線)へ。一般登山者もいるので、通り過ぎる際、挨拶や御辞儀を交わす。
一丁平、標高580m地点から、小仏城山山頂、標高670mの折り返し10K地点にようやく到着した。
ゼッケンに印を付けられ、チェックを受ける。
そして、東海自然歩道(稜線)から、一丁平、標高580m地点を抜け、赤土まみれの、防火線へ。
スタッフ「急な下りになってます。滑りやすいので、注意して下さい。」(確かに。道もぬかるんでるよ。)
ゆっくりと慌てずに降りる。歩いている様だけど、一応走っている状態。
鉄橋下、標高480m地点に到着。
「あと、どの位ですか?」スタッフ「あと1Kです。もう、すぐゴールですよ。頑張って下さい。」
気が付けば、スタートから出発した砂利道に来ていた。
やったー、あと1K。もう終わりだー。ゆるやかな坂を勢いよく下り、最後のラストスパート。そしてゴール。
店長が時計をチェックしながら待っていてくれた。
途中、アケビの殻1つと山栗のイガが沢山落ちていたのを見た。山から流れる湧き水も見た。
店長は、待っている間、サソリの様な手の形をした、見事に大きいクモを見たそうだ。きぃちゃんも見たかったな〜。
会場付近で見た、コケと紅色の小さな花にも自然の宝庫を実感した。
切り株に生えるコケ 紅色の小さな花
靴も靴下も膝下も泥だらけ。自然の宝庫の証である。
目の前の道に気を付けるのに必至で、あと○Kもあるの?等と、先の事を考える余裕、距離感は全く感じなかった。
これが、完走できた1つかもしれない。
後でもなく先でもない今を必至に走る。未来でもなく過去でもない今を生きる。
今この瞬間を1歩1歩、歩む事が大事な気がした。でも、当分、いやいや、もう山マラソンは、いいや〜(笑)。
部門:16位/53人中、総合男女:336位/536人中


山マラソンは懲りた筈なのに・・・。あれほど(いいや〜)と思っていたのに・・・。今年の申込をしてしまった。
これは、自分との戦いでもある。去年のやる気の無さの不甲斐無さもあり、自分で気持ちを高めているのもあった。
お陰で、随分と山登りに行ったり、ウォーキングに行ったりして、いつになく足腰を鍛えた練習?をした。
当日は、見事なまでの快晴。最近はギャングの付き合いが悪くて、無理矢理チビギャングだけ引っ張り込んで父子は応援。
一昨年、このマラソンで、偶然にも店に来てくれているKさんと店長が会った。
今年も参加する話を聞き付け、もし会えたら一緒に飲む話になった。
でも、あれだけ多人数いたら、そう会えるもんじゃないし、まず無理だろうと思っていたのだが・・・。
現地に着いて、30分もしない内に、Kさんがやってきて会うことができた。
着替えを済ませて、トイレに行って、ウォーミングアップと柔軟をやり始めた頃、開会式が始まった。
ふれあい森林館の目の前の、細くて狭い砂利道で、途中の危ない道や狭い道などの注意事項を説明している。
一昨年の完走?の感想を見て貰えれば分かるが、山マラソンの初経験者は、道を走って初めて山道であることを痛感する。
一度経験しているとは言っても、ここは山ですからね。しかも、その山を走るのですから、山を登る以上に注意が必要です。
高尾山と言っても、往路復路で若干道は異なるが小仏城山を往復するコースである。
頭で何となく一昨年走った道をイメージしながら全員で準備運動をしてピストルの合図と共に標高380m地点からのスタート。
今年も、かなり後方の位置に着いて歩きながらのんびりとしたスタートである。道が狭い為、そうそう前へは進めないのだ。
スタートして1・2Kで、ばらついてきたので、徐々にペースを上げ、距離も道感も何も意識することなく、ひたすらもくもくと走る。
標高550m地点、30cm程度しかない道幅の小仏防火線に入る為、突然、長い行列の渋滞である。
そこで、ある女性に、休憩ですね。と声を掛けられた。お互い、まだ余裕があるので、はいそうですね。と返して、一列になって歩き始める。
山だから、当然上り下りが何度も何度もあるのだが、どちらかというと私は上りの方が強いようだ。
下りで、ある男性に抜かされた後、上りになったら追い付いてしまった。
私もそうなのだが、背後から人が迫ってくる違和感があり、お先にどうぞと道を譲ってくれた。
お礼を言いつつ先に進むのだが、また下りで追い付かれて先に進む。
なので、あと○Kですよ。タイム時間○分ですね。などと、すれ違う度に声を掛けてくれた。
束の間ではあるが、こんな声掛けがマラソンしている人にとっては、頑張れる糧となるのだ。
気が付けば、小仏城山山頂から折り返して、標高560m地点の大見晴台下に到着。
小仏城山山頂でも、見事な見晴らしで、しばしマラソンしていることを忘れて景色を堪能していた。
この大見晴台も、遠くの山々が一望できて見事な景色だ。まだ残り8Kもの距離があるが頑張れる気がした。
ひたすら下っていたかと思うと、突然急な上りがあったりで、とにかく山のマラソンは過酷だ。
途中途中、突然すごいペースでダッシュして走っている人がいて、この人一体何なんだと思っていた。
その人は、ゴール間近で、周りの人をかえりみず、突然すごい勢いで猛烈ダッシュ。
負けたくないのは分かるけど周りに人がいるんだから気にしてほしいよね。
ゴールでは、店長とチビギャング、そしてKさんが拍手で出迎えてくれた。
途中、声を掛けたり掛けてもらったりすると、相手が完走したのか気になる性分。
気になりながらゴールして、暫くすると、声を掛けてくれた、女性と男性に会うことが出来た。
お互い笑顔でお疲れ様と声を掛け合った。たったこれだけのことが私にとって嬉しい瞬間であった。
そんな事もあったせいか今回は、苦しいながらも満足感を覚えたマラソンとなった様な気がする。
何よりも、一昨年よりタイムが2分縮まったのは嬉しい限りである。
去年の不甲斐無さを一新する、きっかけとなったかな。次の標高差500m近い20Kマラソンも頑張りましょうかね。
部門:30位/60人中、総合男女:405位/590人中


サイト4周年記念の話が出たのでワガママを言ってマラソン復活記念のプレートを一緒に作って貰いました。
1年間のやる気の無さを一新した今回の大会。改めて辛いながらも楽しみを同時に感じる事ができました。
これからも色んなゴールに向かって楽しくひた走って行きたいと思えるプレートだね。どうもありがとうv(^-^)v。
第10回高尾山森林走遊学大会完走記念プレート


不参加。


4年振りとなる、山マラソンに参加。
11回大会は、練習不足に加え、当日の雨で行かなかったから。以来、足も遠のいていた。
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開会式では、登山家で医学博士でもある、今井通子さんが挨拶。
この大会を立ち上げた方で、第1回から、スタッフとして参加してるとか。
知らなかったのだが、TVに出たりと結構有名な方らしい。
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いつもの様に会場に到着。今回は、ぺいさんが応援に来てくれた。
でも、早く来すぎてしまい、時間を持て余してしまった。
久し振りの山マラソンで少し不安もあり、余裕を持ち過ぎた・・・。あぁー、ゴメンなさい。
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で、しょうがないから宴会(爆)。まだ、スタート1時間半前なのに(苦笑)。
ぺいさんは、ついこないだ行ったと言う、沖縄のお土産、古酒とミミガージャーキーを持参してくれた。
店長は、出掛け前に作ってくれた、おにぎりとつまみを持参。ここで、1口2口、軽く朝食。
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この大会、雨の確率が結構多いんだけど、今日は見事な晴天です。
木々と青空のコントラストが何とも言えず、奇麗。
身支度を整え、ウォーミングアップ。そして、忘れてはならないトイレへ。
昨年は、注意事項が長過ぎて、開始から2・3分過ぎて、慌ててスタートしたらしい。
なので今年は、仕切りに時計を気にして、手短に注意事項を述べていた。
そうこうしている内に5分前。雲も出て丁度良い気候になってきた。そして中盤やや後ろからのスタート。
年々、参加者が増え、今年は総勢700人近く。最初の頃は200人いない位だったのに。
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今回は、3回目とあって、事前のイメージトレーニングも板に着いてた感じかな。
スタート地点に差し掛かった辺りで、ぺいさんと店長を発見して手を振る。
まー、まだ、ここでは余裕だよね。
途中は、いつも様に、山道は、ゴツゴツした岩場や木の根っこが続く場所。
きぃちゃんが、最も苦手とする、波打ったコンクリート舗装で勾配ある下りの林道。
それでも、とにかく、足元に注意しながら、自分のペースを崩さない様に、ひたすら黙々と走る。
今回は、ランニングしている人との会話もなく、ちょっと淋しかったこともあった。
途中、一般登山者とすれ違う度「こんにちは。」って挨拶していたんだけど、挨拶をしてくれない人も多かった(>_<)。
しかも、凄い勢いで怒声をあげていた人が一人。「登山者優先だー!いい加減にしろっ!」
モラルの無い人もいるからね。ランナー然り登山者然り、個人の意識なんだよね。
昨今の健康ブームで、ランナーや登山者が増えてる分、トラブルも多いらしい。
モラルを守って、お互い気持ち良く過ごしたいものです。
気が付けば、小仏城山の折り返し地点に到着。チェックを受けて、また山道を進む。
鉄塔下付近では、写真撮ってますよー。ポーズ決めて下さーい。
その言葉にのって両手万歳。思ったより余裕だねぇ〜。そして、ゴール。
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今回は、いつもより時間が早く感じた。いつも以上に、一歩一歩着実に進んで行ったからかもしれない。
しかも、天気も良かったので、頂上で見る景色も最高で、疲れつつも自然と楽しく触れ合えたマラソンだった。
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早々に撤収。バスを待っていた時、ぺいさんの一言で、全ての荷物を店長に持って貰っていた事に気付く。
我が家には女王様がいてねー。王様より女王様が一番なのよ。卑弥呼の時代からそうなんだよ。もう大変なんだから。
し・しまった・・・。同じくバスを待っている後ろの人が笑っているではないか。今更だね(苦笑)。
帰りは、焼き鳥屋さんと回転寿司屋さんを梯子して帰宅。ぺいさん、店長、応援ありがとう。
そして、いつもの楽しい飲みもありがとう。こんなきぃちゃんですが、これからもヨロシクです(^-^)。
部門:21位/53人中、総合:42位/101人中


今年も山岳マラソンに参加。大阪マラソンもあるし大会を理由に何かしら申し込みしないとロクに練習しないから。
今年はマラソン仲間のヨシさんが初参加。仲間が一緒に走っているだけで心強いし励みになる。
今年から走路が変更。昨年の登山者とランナーとのトラブルの様なクレームの様な状態を考えたら必然であろう。
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グランドでくつろぐ人、軽く走る人、ダッシュする人、柔軟する人、スタートに向けて各自走りの調整だ。
台風の影響で何十本もの倒木があり急きょ当日に走路が変更。同じ場所を2往復半する様なコース。
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スタート位置は既に下り坂。そこから右カーブするとすぐさま登り坂。
立ち往生で止まっては歩いての繰り返し。木が倒れている場所をまたぎ次へ進む。今度は木が倒れている場所をくぐる。
どれだけ台風の威力が物凄いものだったかということだ。やや下りそして上り下り。てことは折り返しですぐ又上りなんだ。
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疲れたらスローペースにして復活したら少しペースを戻して。折り返しでヨシさんと会う度に声を掛け合う。
最近はタイムをあまり意識してなくて適当なペースで適当に走っている自分がいる。
欲を出さな過ぎてタイムが落ちてる気もするけどそれはそれでいいかなと思いながら。
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頂上付近。やや雲はあるものの見事な景色。晴れ渡っていたら遠くの山間も良く見渡せただろうに。
ちょっと鞭を打ちつつも、景色を堪能しながら走ることが出来ました。
のんびりしつつも草木の風を感じた大会でした。
駅前でおつまみセットを御馳走になり帰宅。
いつも御馳走様です。写真の提供もありがとうございます(^-^)。
ヨシさん始め皆さんの言葉が何よりの励みです。
次の大会に向けまたお互い怪我なく頑張りましょうね。本当にありがとうございました(^-^)。
部門:17位/43人中、総合:36位/92人中