四街道ガス灯ロードレース大会

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第8回

2時間掛けて出場するマラソンは、荒川市民マラソン以来2回目。
そもそもは、日本一のガス灯通りがあり、その通りを走るということで興味を引かれた大会である。

なので、今回は、ガス灯がメインでマラソンはサブメインの様な気でいた。
練習嫌いと言う訳では無いのだが、最近は更にやる気が起きず半端じゃなく自分に甘くなっている。
結局、2週間前に2・3Kを1回走っただけ。しかも前日の飲み会で寝不足気味である。

スタートの1時間前に着替えを済ませ、軽く柔軟とウォーミングアップもそこそこに、スタート待機場所からスタート地点へ移動。
NO(ゼッケン)順に並ぶ大会が多いのだが、この大会は、自己申告制で並ぶ様だ。
10Kでは、30〜40分、40〜50分、50〜60分、60〜、と10キロを何分で走れるかによって、プレートが掲げられいる。
サブメインであったこの大会では、10キロを60分で走ることを目標にしていたので、60〜の列に並んだ。

しかし、スタート1分前の声が掛かると、やっぱりいつもの様に、火がつき始めてしまった。
徐々に前にいき、50〜60分の列へ。その途端、号砲が鳴り響いた。
珍しく普段しない時計をして、ストップウォッチをスタートさせてしまったのが、いけなかった。
時計をすると、やっぱりタイムが気になるもので、1K毎に時計を見る始末。大体、1K5分弱で走っている。
私の場合、走る距離によってペース配分(1K毎のラップ)も異なるが、常に1K5分で走りたいという気持ちがある。
この分だと、50分切れるかもしれないってこと?
じゃー少し頑張ってみるか。なんてタイムを常に意識するので、一歩間違うとペースが乱れてしまう。
途中、お腹が痛くなったが、そんなのは無視。と言うより無視しようと努力してたと言う方が正しい(苦笑)。
どの大会でも大体5K過ぎた頃には、ランナーが分散されて列を成して走る様になる。
そして、その頃に何となく抜きつ抜かれつの人が現れ、そうなると更に負けん気意識が強くなるのだ。
多少のアップダウンを苦しく感じながらも腕を必至に振り上り下りする。
そして、残り1K。最後の下り坂から緩やかな上りが済めばゴールである。
少しずつ追い付いて来た女性を一人抜いた所で、家族が皆で応援してくれていた。「もう少しだよ。ゴールだよ。頑張れ〜。」と。
タイミング良く、あと100Mと言う所で、最後のダッシュをすれば抜けそうな女性が一人。
格好良い所を見せたくて、必至にダッシュ。ダッシュと言っても大したスピードは出ていないのだが、何とか抜いてゴール。
年齢は重ねているけど、5年前と同じ位のタイムでゴールできたのが嬉しかった。
ガス灯見たさに、家族を無理矢理、引き連れて出場した大会だが、何だかんだ言いながらも応援に来てくれてありがとう。