2007.May.20〜22
いまから,うン十年前に同期入社した6人と先輩1人(うち4人が奥さん同伴)が,塩沢町舞子後楽園スキー場近くに建つリゾートマンションに集まった。 初日は,夕刻までに集合し温泉に浸ってから,車で5分ほどの田舎料理屋に出かけ,山菜てんぷらと地酒に舌鼓を打つ。 翌日,奥さま方四人は,禅宗のお寺「関興寺」と「雲洞庵」〜「塩沢織物(塩沢つむぎの里・記念館見学)」〜山野草のお店〜「塩沢地酒」のお店めぐりへ,三人はゴルフへ,残りの四人は,裏山散策に出かける。 わたしは,のんびり歩きの裏山散策に参加。 マンションの建つ辺りは標高300m,いまは,オフシーズンで人っ子一人通らない民宿街を抜けて,ゲレンデの中の道をゆっくり登る。カタクリの群生地があるとのことでそこを目指したが,残念ながら花の盛りはとっくに過ぎてしまっていて,その片鱗すら見ることができなかった。 さいたまから来たという山菜取りの夫婦連れ二組に出会う。根まがり竹・ぜんまい・わらび・ふきなどいっぱいの収穫を背負って下って行った。 リフトの頂上駅(標高620m)から下りにかかる。石打,塩沢,六日町の集落を眼下に眺め草花の写真を撮りながらおよそ3時間の散策を楽しんだ。
マンション11階の部屋から魚沼三山のひとつ”八海山”がよく見える。左手彼方には,守門岳も見えた。
マンションの裏手一帯の斜面が庭園風の史跡公園となっている。 4千年以上前の縄文時代「原遺跡」が建設時点発掘調査が行われ整備復元されている。
越後湯沢に向かう路線バスの停留所”姥島”の近くで板葺きに重し石を載せた,雪国では珍しい屋根をもつ民家を見つけた。こういった形式の屋根は台風常襲地帯の南国に多いのだが,何故ここに建っているのだろうか? 謎である。