【ザルツブルグの旅日記 】
ザルツブルグの写真−1
ドナウクルーズ |
ヴァッハウ渓谷 |
ヴァッハウ渓谷はドナウ川沿い随一の景勝地。 ドナウ川が左右の岩山をかき分けてゆったりとうねり、渓谷の斜面にはブドウ畑が一面に広がる。船の上で時間が止まったような感覚を味わうことが出来た。 小さな村には300年以上にもなる民家が肩を寄せ合うように集まっている。 土と気候に恵まれたヴァッハウ渓谷は白ワインの王様と言われるリーズリンク種/Rieslingの産地としても良く知られ、ホイリゲ/Heurigeの味は格別とのこと。 |
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デュルンシュタインのワインショップ |
デュルンシュタインはヴァッハウ渓谷でも特に美しいところ。周りに広がるワイン畑、ホイリゲでの美味しいワイン、丘の上の廃墟にちなむ言い伝え、小さな教会。1泊して、ゆっくりしていきたいところだ。 背後の山の上には、12世紀に十字軍の遠征からの帰りに、オーストリアのレオポルド五世に捕らえられた英国の国王リチャード獅子心王が投獄、幽閉されたという廃墟となった古城がある。 |
メルク修道院 |
メルク修道院の中庭 |
修道院は18世紀に完成したオーストリア・バロック建築の代表作で町とドナウ川を見下ろす60メートルの断崖に,淡い黄色の色彩を放ってそそり立っている。なるほど「バロックの宝石」と称えられるだけのことはある。 11世紀に建てられたベネディクト会の修道院を、18世紀、ハプスブルク家が巨費を投じて皇室祭祀の霊場にふさわしい、華麗な修道院として蘇らせた。 建物の全長は360m。双塔と円蓋を持つ。 |