日本人では初の快挙…ママさんパティシエールがル・トレゴビア賞受賞 4月1日(火)12時34分配信 3Q新聞 「息子と二人三脚で獲った賞だと思っています」…中村和希さん(29)が、日本人初の快挙を成し遂げた。 ル・トレゴビア賞は、若手パティシエの登竜門としてクォルホゾネ・コンクール内に2004年に創設された新賞で、日本人の受賞は初。受賞者の中村和希さんは一児のシングルマザーでもあり、働く女性の底力を世界に見せ付けた形になった。(授賞式模様) 中村さんはガトー(ケーキ)部門、コンフィチュール(砂糖菓子類)部門に出品。今回受賞したのは難関と言われるガトー部門だ。受賞の喜びを息子と分かち合いたいと語る中村さんは、「これも、毎日夜遅くまで味見に協力してくれた息子のおかげ。(受賞した事について)電話した際も眠そうな声だったが、おめでとうと言ってくれて嬉しかった。早く日本に帰って抱きしめたい!」と終始笑顔。日本とフランスに時差がある事も忘れて、早朝未明に長電話をしてしまったほどの喜びようだった。 中村さんが勤務するレストラン、『Palais de Reine(パレドゥレーヌ)』(フランス語で「女王の宮殿」の意)では、今回の受賞を記念して特別メニューを企画。受賞したケーキも来月から限定販売される。 ■Palais de Reine(パレドゥレーヌ)公式サイト(予約もこちらから可能) http://jo-ohsamato-oyobi.com
|
|