飛び出した矢印、そそられる階段

東中野で大江戸線から総武線に乗り換えた。JR東中野駅ホームで、矢印が立体的に飛び出している珍しい看板をみつけた。確かに手前側を矢印で示すのは難しい。こういう看板は手作りなのだろうか?
三鷹行きではなくて中野行きが来たので、中野で中央線に乗り換えることにしたが、ホームを降りたついでに構内からしか入れないカレー屋さんRebecca'sでカレーを食べた。駅の構内にこういう店があるのはとても便利だ。おかげで乗り換えのために無駄に階段を下りて損をした気持ちにならなくて済んだ。
昔は山手線も総武線も全体を黄緑色や黄色に塗った車両だったが、今は中央線と京浜東北線ぐらいか?この車両がなくなってしまう日も近いかもしれない。単純だけれどもカラフルで好きだったのだけれども。ただ、この中央線の車両の性能はよくて、なかなか廃車にならないらしい。
中央線のこのあたりは電車が高架線の上を走っているので、周りの景色がよく見える。高円寺にあるなみのゆの、色使いの派手めな煙突もすぐに見つけられる。


東中野看板 レベッカカレー 総武線・東西線
中央特快 中央線快速 なみのゆ煙突
阿佐ヶ谷街路樹 大木と築地塀 梅の花

阿佐ヶ谷駅北口のバスロータリーのところの2本の街路樹はきれいな形をしている。そばにいってぐるりとみてみたが、これが何の木かは書いたてなかった。
築地塀を作り替えているのだが、大木がめり込んでしまっているところだけは古い塀がそのまま残されている。
合格発表というのは良くも悪くもドキドキするものだ。久しぶりにこういうのを眼にして昔を思い出して懐かしかった。なぜか続き番号のひとが合格しているように見えるのは気のせいだろうか。
新しそうなビルなのだが、ビルのコーナーのところを斜めにカットしてタバコ屋の出窓を作ってあった。
阿佐ヶ谷北口の路地を入っていったところに昔の邦画やイタリア映画を上映しているラピュータというたてものを見つけた。1階はレストランになっている。

合格発表 タバコや出窓 ラピュータ全景
蔵側面 蔵業者銘 ラピュータ看板
蔵正面 蔵拡大 そそられる階段

ラピュータの並びに石造りのちょっと古い蔵を見つけた。石井質店の蔵らしいが、建築計画書が張ってあるので取り壊されるらしい。お金があったら買い取りたいぐらいだ。もったいない。近くに寄ってよくよく見ると、建築業者の銘がはめ込まれていた。杉並区中通町(なかどおりまち)というのは旧住所表示で、桃井のあたりのお店だ。今もあるのだろうか?
さらに探索していると細い外(そと)階段からベランダに登れる家(うち)を発見した。この階段をつけるためにわざわざ三角形の倉庫らしきものを土台として作ったのだろうか。どこかの国にひとの家の屋根づたいに移動できる家並みがあるのを思い出した。ひとの家の階段だけれどもつい登ってしまいたくなるような、そそられる階段だ。



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