経ヶ岳(きょうがたけ)・多良岳(たらだけ) 縦走
一人で登る 2003.3.30(下の画像の上にマウスカーソルを!) |
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場所 |
長崎県大村市,高来町 ←地形図はここをクリック 概念図はこちら |
標高 |
経ヶ岳1078m
多良岳983m
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歩く標高差 |
約700m |
歩行距離 |
今回は約13Km |
所要時間
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大人
(7時間半) |
黒木登山口〜1時間25分〜つげ尾〜15分〜経ヶ岳〜15分〜舞岳との分岐〜10分〜
中山越〜25分〜笹が岳横〜25分〜金泉寺〜15分〜国見岳〜5分〜多良権現
〜20分〜前岳〜30分〜金泉寺〜5分〜西野越〜40分〜林道〜10分〜
林道駐車場〜15分〜黒木駐車場
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データ |
この3月はなぜか土曜日になると雨が降る最悪の月となりました。やっと歩ける日と天気が一致し,久しぶりの山登りです。ちょっと鍛錬の意味を含めて,経ヶ岳から多良岳コースに挑戦です。
〜まえがき〜
朝6時半に出発・・・今日は来客があり,妻の車にて黒木駐車場に向かいます。しかし,どうも車の調子がおかしい。スピードが出ない,「あれっ」と思っているうちに萱瀬ダムの登り坂に。「あれっ,登らない」ギアを3rdに落とし,2rdに落とし,トップに落とすが,スピードは落ちるばかり・・・・「このままでは登りきれない!」 アクセルをふかします。すると,「んっ,こげくさい!」 なんとエンジンルームから白煙が立ち上ります。「やべえ!」 車を止めて,とりあえず停車。ここで思案します。「このまま帰るべきか,まあいけるところまでいくべきか・・・」 山登り以外なら冷静な判断をするところですが,引き返せば1ヶ月ぶりの山登りがパアになる・・・熟慮の末,山登りを優先することになりました。黒木の駐車場までのろのろとやっとのことで到着し,無事登ることができました。いや,実は無事ではなく,帰りの途中で車は動かなくなりました。妻を呼んで結局牽引しての帰宅・・・まあ,山に行くときは何かとハプニングが起こる私のようです。
〜経ヶ岳へ〜
前回のリベンジともいえる経ヶ岳・・・・(前回の敗北宣言はこちら)
今回は経ヶ岳にこちらが合わせるといった登り方になりました。なんだゆっくり歩けばさほどない。結局,ゆっくり歩くことでバテず,休憩も少なく,前回よりも15分速く到着です。頂上は一人で,やっぱ朝早くからの登山に限ると思って3分・・・ぞろぞろと頂上に到着される方々が・・・みんな気持ちは同じなんだろうなあ。(笑)
〜多良岳へ〜
経ヶ岳から多良岳を眺めつつ,さあ出発です。縦走は,今から行く山と,今来た山が眺められるのが気持ちいい。「あそこから,ここまできたんだ」という感慨があります。
経ヶ岳から中山越までは,急な下りを進んでいきます。途中舞岳との分岐があります。中山峠からは登り始め,笹が岳にさしかかります。笹が岳の横は名前の通り,たくさんの笹が生えています。笹が岳を越えると,岩があったりと道に変化が見られ,飽きずに歩き進めることができます。やがて金泉寺山小屋に到着です。ここは,何人もの人が休憩で訪れていました。トイレもあり,外には木のテーブルベンチがあり,「冷たいビールあります」の看板が目を惹きます。
金泉寺を出発し,多良岳方面に向かうと,やがて石の階段があり,少し登ったところに「役の行者」の祠があります。山岳宗教の色合いを強く感じさせる石仏が道の横々に並んでいます。登って尾根につくと,国見岳と多良岳の分かれ道。国見岳にはそこから数分です。多良岳方面に向かうと,多良権現の祠があり,少し広い場所にでます。絶好の昼食ポイントです。多くの方はここで引き返していたようですが,実は多良岳の魅力は多良権現から前岳に向かう座禅岩にあります。大きな岩が数々立ち並び,岩の上からの眺望は抜群です。天気もよく,本当に瞑想でもしようかと思うほどでした。(笑)
帰りは金泉寺から西野越を経て,黒木に向かいます。西野越を少し下るとオオキツネノカミソリの群落があります。まだ花は咲いていませんでしたが,斜面を覆うほどの群落で今年は開花時期はさぞ美しくなりそうでした。
この下る道には,水場があり,逆に登ってくる人も多いようです。ひたすら下ると,やがて林道に出ます。
1ヶ月ぶりの登山でしたが,体力もひどく落ちていないようで,月に1〜2回の山登りは継続していきたいものだと思った次第です。(笑)
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駐車場 |
黒木駐車場と林道の駐車場があります。 |