2004年 初登り
城山(城山・対馬)
親子3代編 親子(息子7歳,娘3歳)とおばあちゃんでで登る
  2004.1.1

 
2003年編はこちら → 
対馬城山(家族編)
場所 長崎県下県郡 ←地形図はここをクリック
標高 276m 歩く標高差 約250m 歩行距離 片道約2km
所要時間
(片道)
大人(45分) 登山口〜20分〜東屋〜20分〜砲台跡〜5分〜頂上
娘 (90分) 登山口〜40分〜東屋〜40分〜砲台跡〜10分〜頂上
データ   今年初めての山登りは,昨年に引き続き故郷対馬での「城山」だ。665年,唐・新羅からの攻撃の防御のために大和朝廷が建てた金田城(かねたのき)があり,戦時中には砲台などが設置され,軍用の道路が通っていた。今は,その軍用の道路が登山道として活用されている。ゆるやかで広い道は子連れ登山に最適である。
 
 今年は,妻のお母さんも参加しての親子3代での山登りだ。城戸の登山道入り口に車を止め,歩き出す。妻のお母さんは頂上でみかんが食べたいと7個のみかんを持参。歩きなれていないのにみかん7個は堪えるので,私のザックにしまう。けっこうずっしりとくる。木々の中を歩く登山道。とてもやさしく安らぐ道だ。落ち葉を踏みしめながら歩くと,砲台跡に着いた。ここで朝食を済ませる。去年はここまでで断念したが,今年は頂上まで行くことにした。頂上までは,やっと山道という感じの道で歩くこと10分。すばらしい眺めが迎えてくれた。絶壁の頂上では,目の前にはきれいな浅芽湾。眼前に迫力のある白獄。九州のいろいろな山に登ったが,島でありながらこの対馬の山深さはたいしたもんだ。来年の里帰りでは,白獄に登るぞ。
 
 娘も今年は下りも完歩できた。息子はぶつふづいいながら,父と同じペースでぐんぐん進んでいる。いつまでつきあってくれるかわからないが,今年も家族で楽しみたいと願うところである。

駐車場 城戸から車で5分ほどいくと,登山道入り口に。駐車は数台可能。
 
 
 
同じ血を受け継ぐ3代
特別参加のおばあちゃん
おばあちゃんにそっくりの妻
おじいちゃんにそっくりの娘
 

 
眺めのよい道や木漏れ日のゆるやかな道を歩いて行く
 
  
途中途中で休憩し,砲台跡に到着
 
 
 
昼食をとりながら,おばあちゃん念願のみかんをみんなで食べる
食べた後は,ヒーローごっこ。
 
息子が病弱なため,強くしようと育てていると,
それを毎日耳にしている娘は,
「強い」ことが一番だと思いこんでしまった。
 
ちなみにクリスマスに娘がサンタさんにお願いしたのは,
アバレキラーの着ぐるみ・・・
これでいいのか。まあ,いっか。
 
 
 
砲台跡から,頂上への急な道
下りでは,滑るので娘を抱っこ
膝がぁ・・・・まだ,痛い
 
 
山頂からの眺めは素晴らしいんだけど,この日はちょっと霞みがち 
 
島とは思えない深い山々を眺める。霊峰白獄も見える。
 
 
 
今年最初の家族山登り。
今年はおばあちゃんも参加して,楽しい山行でした。

山登りを始めてから見る対馬の山々は美しかった。
毎日見ていた白嶽がこんなに美しいとは。
  
山を見て
「あの山の形はいいねえ。ほれぼれする。」
なんてことをいうと,友達に笑われます。
 
 見方,感じ方は人それぞれ。
まちがっても,
「あの山,いろっぽいねぇ」
とだけは言わないようにしておこう。