新年理事会 ・ HACCP講演会H29



  全日本カレー工業 協同組合
  カレー業全国公正取引協議会

      新 年 会
                                                 河野 善福 記
 
  平成29年1月23日   全日本カレー工業協同組合   理事会 
                 KKRホテル東京 11階 朱鷺の間  
                                         
        【 江崎理事長挨拶 】
 皆様、新年明けましておめでとうございます。正月からもう1ヶ月が過ぎました。
昨年の総会で理事長を拝命してからの最初の会議であります。私は年初から風邪を
引いてしまいご迷惑をおかけしました。 
 今年もいろいろあると思いますが、昨年は英国のEU離脱・米国のトランプ氏の
大統領就任など想定外の出来事がありました。                                 
 カレー組合としては、業界の共通の問題解決のためにご協力を賜りたいと思います。
昨日は新しく制定したカレーの日(1月22日はカレーの日)、改めて国民食として
のカレーの普及にご尽力をいただきたいと思います。                                 
 今朝の日本経済新聞の「交遊抄」には、文楽の豊竹咲甫太夫が衆議院議員の小泉進次郎氏 からカレーを食べに行こうと誘われた時の話しが載っていました。カレーの好きな政治家は 多いが、小泉氏は毎日食べると言うほどのカレー好きで、カレーの名誉総裁になってもらっ てはどうかと思うほどの人です。
 これからも前理事長と同様に、カレー組合の発展のためにご協力をお願いし、新年の挨拶 といたします。

        【 理事会 議案 】
  第1号議案 平成28年度予算収支見込みについて
   ・平成28年12月末現在の収支と、年度末の収支見込みを説明。
  第2号議案 平成29年度の会議日程(案)について
   ・理事会4月13日(木)  通常総会5月26日(金)  
    懇親会5月27日(土)  理 事 会1月22日(月)
  第3号議案 運営委員会・技術委員会の報告事項                             
   ・「カレーの日」の制定について報告
   ・和文:カレーの日   英文:HAPPY CURRY DAY
   ・記念日制定の経緯・趣旨を説明。
   ・カレー組合HPへの掲載、ニュースリリースの発信、
    チラシ・ポスターの作成・配布、 ロゴ(マーク)の作成、
  第4号議案 委員会・技術委員会の報告事項
   ・加工原材料原産地表示について
    組合員の意見をまとめて事務局から、農林水産省に意見書を提出する。
   ・アクリルアミドの低減対策
    AAM低減のための調理方法について各社の現況を調べる。                                                                                                                                
   ・トランス脂肪酸の低減対策について
    アウトサイダーへの指導について運営委員会で協議する。                           
      
  第5号議案 その他
   ・ 4月の理事会前に、会計監査のお願い。

     以上、出席者全員の賛意により、議案のすべてが承認された。

 

  平成29年1月23日   カレー業全国公正取引協議会   常任委員会 
                KKRホテル東京 11階 朱鷺の間  

        【 高橋委員長挨拶 】  
 皆さま改めましておめでとうございます。平成29年の新年を迎え、新年早々、何か    
とご多用のところを関係官庁の皆さまをはじめ、会員各社の皆様が遠方のところ、常任
委員会に参加いただいたことお礼申しあげます。
 アメリカでは、1月20日にトランプ大統領が就任し、これまでの経済政策が変更さ
れる懸念があります。このような中で国内では、文部科学省の事務次官が再就職あっせ
ん問題で辞任の意向を固めています。
 自分が幸せだと思うことが会社の発展につながることだと思います。社員が笑うこと
が、会社の発展とストレスの解消に役立つことだと思います。
 昨年も心無い業者によって、食品界でも廃棄予定の食品が市場に出回ると言う不祥事があ りました。大切なことは我々個々の事業者が、早期に調査し、問題になりそうなことは改め ることだと思います。
 昨年も我々カレー業界では、不祥事その他公正取引上の問題もありませんでした。これか らも会員の皆さまとともに、国民の食生活の安心と安全を図りたいと思います。我々は消費 者庁のご指導と会員企業の協力の下で業界の発展に尽くしたいと思います。


        【 常任委員会 議案 】   

  第1号議案 平成28年度予算収支見込みについて、                                
   ・ 平成28年12月末現在の収支と、年度末の収支見込みを説明。
  第2号議案 平成29年度の会議日程(案)について
   ・ 理事会4月13日(木)  通常総会5月26日(金)          
     懇親会5月27日(土)  理 事 会1月22日(月)
  第3号議案 報告事項
   ・ 期中大きな改正、消費者からのクレームも無く問題なく経過している。
  第4号議案 その他
   ・ 4月の理事会前に、会計監査のお願い。

    以上、出席者全員の賛意により、議案のすべてが承認された。
 
 


  平成29年1月23日   講演会 「最近におけるHACCP関連動向」 
                   KKRホテル東京 11階 白鳥の間  
     講師 厚生労働省食品衛生管理の国際標準化に関する検討会構成委員   
        (一財)食品産業センター 技術環境部長
              川崎 一平様

 三年前に、37年間勤めた味の素を定年退職して、当センターに勤務している。
味の素では営業や生産部門でも勤務したが、主に研究開発部門で勤務した。在職
中には流通・コンビニのベンダーの建設にも携わったが、工場には手を洗ってか
ら入ることから指導をしなければならず、大変だったことを覚えている。
 平成28年6月2日に閣議決定した「日本再興戦略2016」において、20
20年のオリンピック・パラリンピックに向けた対応として、すべての食品製造
者にHACCPを導入してもらうという基本方針が発表された。現状は資本金100億円以 上の会社の88%が認定を受けており、大手は90%以上が導入するが、1億円〜50億円 の企業では35%しか導入できていない。
 中小企業も含めたHACCPの具体的な普及方法、制度化に向けた検討を始めている。こ れまでに9回の会合を開き、HACCPがなぜ必要なのか等を話している。外国への輸出に はHACCPの取得が必ず必要で有ることなど説明すると、じゃあ輸出企業だけやればよい ではないかと言う意見もあったが、国内食品の安全・安定にはHACCPによる衛生管理の 定着が絶対必要で有る。
 具体的には、零細業者を含む、食品の製造・加工、調理、販売等を行うすべての食品事業 者を対象とする。食品事業者自らが使用する原材料、製造方法、施設設備に応じて、製造・ 加工、調理等を行っている施設ごとに、衛生管理計画を作ることとする。
 衛生管理計画はHACCPの制度の原則を踏まえた基準Aと、HACCPの考え方に基づ くやさしい管理の基準Bとして、食品の業態や特性を考慮して業界団体と連携しながら、実 行可能な計画の策定を行政が支援することを想定している。
 民間認証(ISO22000、FSSC22000等)は活用し、新たに取得の必要はない。これから制 度化対象事業者を把握するため、食品衛生法の34許可業種など監視指導の際に必要となる 事業者を把握し、定着を図るための仕組みを構築する。
 2018年に制度改定を行い3〜5年後に施行の予定でいる。

 

  平成29年1月23日   全日本カレー工業協同組合
                   カレー業全国公正取引協議会 合同新年会 
                    KKRホテル東京 11階 朱鷺の間  

 【 江崎理事長挨拶 】  
 記念日協会の認定を受けて、1月22日を「カレーの日」に制定することが出来ました。 これからも消費者ファーストでカレーの普及に努めていきたいと思います。この1月22日 は「禁煙の日」にもなっています。店によっては禁煙にすると客数が減ると言って、反対を している店もあるようですが、禁煙が進むことは良いことだと思います。
 2017年は823年に一度のお金がたまるよい年なのだそうです。今年は2月がすべて の曜日が4回ある月でもあります。カレー工業組合もいい年になるよう皆で協力し合って頑 張りましょう。

 ご来賓の方々のご挨拶とご紹介を行い懇談に入った。懇談の途中で「カレーの日」制定、 記念日登録証の披露を行い、森村副理事長の中〆、小泉副委員長の大〆でお開きとなり、写 真撮影を行った。
  


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理事会および常任委員会
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