9月21日、成田からラスベガス、ショッピングセンター。


   主  催  JTB団体旅行 新宿支店
   期  間  平成15年9月21日〜9月26日
   参 加 者  45名
   企  画  平和食品工業株式会社

 【スケジュール】
                          { 写真はすべて私が撮影したプライベート写真です }               河野 善福
  9月21日(日) 
 14時、成田空港第2ターミナルビルに集合。 12時半前に到着し、搭乗手続きと手荷物預けを行い、特別待合室に行く。
社長、副社長、吉田本部長、保坂次長が見送りに来た。 社長の挨拶の後解散し、出国手続きを各自行って、搭乗口に15
時30分集合した。 16時発予定のJL026便は約30分遅れて出発した。
 
      
  出発前の団長さん挨拶                     搭乗口での待ち時間

 時差16時間の米国NEVADA州ラスベガスのマッケラン空港には、21日午前9時45分に着いた。 飛行時間は約9時間
であった。  
      

  機内から見るラスベガスの郊外は茶褐色の山だけで、市内の住宅地は砂漠の中に出来た新しい町だった。
                         
  

   ラスベガスのマッキャラン空港に専用バスが迎えに来ていた。  通訳は祐安氏。

 ラスベガスはこれまでギャンブル場というイメージが強かったが、最近は全米第1位の展示場としての役割をもつ街に変身
している。 世界各国から様々な業種のバイヤーが集まる都市として、見直されている。
 ラスベガスは空気が乾燥していて、学校でも生徒に水の持込を許可していると言うが、水分は1日に3gは取るようにと通
訳氏に最初に注意された。 気温は30℃以上あるのにスーツを着ていても暑くなく、汗をかかなかった。 雨は年間に65日
くらい20〜30ミリ降るだけだという。

 ラスベガスの町はネバダ州にあって南北が60キロ、東西は30キロ。殆どが観光客相手の職業をもつ住人である。観光客
はストリップ地域(土地の人はメーンストリートのことをこう呼ぶ。賭博に負けて丸裸にされるというところから来ているらしい。
通りの正式名はナショナルブルーバーである)のホテルでギャンブルを楽しみに来る。 
 今も住人は毎月5.000人(年6万人)増えており、住宅は年に10%も上がっている。3ベット(3LDK)新築で18〜20万ドル
(2.000万円)位だと言った。

 12時30分、ヘンダーソン市のガレリア・アット・サンセットというショッピングモールに着いた。 ショッピングモールとショッピ
ングセンターの違いに定義はないがモールの方が大きいと理解してよいという。 ここのモール内はほぼ中央に吹き抜けの
ところがあり、明るくて大きいモールである。
 高級品から生活必需品まで何でも揃うように店舗が出店していて、フードコートには600席が準備されているという規模だ
った。

  
ショッピングセンター入り口           100%果汁を強調する店。    1MERT 1SIDE $3.97

       
モンゴリアン料理の店。          肉を回転させて焼いてナイフで削ぎ取る店。  タコスを試食。

    
CHICKEN TACO $1.60

  お店の視察、試食、経営形態の調査を行った。


 続いて、ベルツ・ファクトリー・アウトレット・ワールドに行った。 約150店舗の屋内型のショッピングモール。 ここにはハン
チングワールド。 リーバイス。 ナイキなども入っているという。 
 2時10分着。 2時50分までフードコートを視察。日曜日というのに閑散としており不況感を感じた。
 
      

 パンダ(中華)のフアーストフード
    


    

    フードコートで試食と経営形態。客の消費動向を視察

 ギャンブルで負けた人が裸で帰る道だから、ともいうがストリップ通りと言われる道が約7Kmある。この7km間ににホテル
が125,000室ある。ラスベガスは世界一のホテルの街。 MGM GRANDホテルだけで5.000室ある。このホテルも一階は
ギャンブル場で、駐車場として隣接して造られた建物だけで車1万台を収納できるが、これでも週末は満杯となるのだという。
街は夜のネオンが最高で昼は眠っていると聞いた。


 ベネチアンホテルの隣りのグランドキャナルショッパー(ショッピングモール)に3時20分到着。ここは世界有数の見本市会
場となっている建物で、ここの大型レストランを視察し4時に出発した。

   
   本物のピラミッドより大きいと言う三角形ホテル

    
 VENETIAN HOTELの内庭とベニスの運河を思わせる室内の水路。きれいな空の雲は天井に人工的に描いたもので、お台
場にあるビーナスフォートはこの技法を採用したものだそうな。(上記は2枚ともホテルの室内)

  
          宿泊した  paris hotel
     

 4時15分ホテル着。 宿舎のParis Hotelはパリのエッフェル塔と同じ物を建てている。

 小憩の後、6時に再度集合し、ダウンタウンに夕食に行く。 このレストランの二階の窓の、直ぐ前が「フリーモント・ストリ
ート・エクスペリエント」で全長450mのアーケードにレーザー光線の電飾ショーを見せている「イルミネーション・ショー」(無料)
で、我々はアーケードには行かずレストランの店内からショーを見た。

   
        ダウンタウンの街                   商店街の天井に電飾のイルミネーション

  


 続いて近くのホテルの空中パレード(無料)を見た。イミテーションのネックレスを大量に観客に投げていた。 続いてMIRA
GE HOTELの噴火ショー(無料)を観に行った。火柱が爆発音とともに上がっていた。 さらにベラージオホテルの噴水ショー
を見て11時半にホテルに帰った。客寄せのための無料ショーが多く、出費を心配したが、これで外国だけでなく国内からも
集客しており、観光客はイヤでも興奮しお金を落としてくれるようになっている。


   
       ホテル内の空中パレード                                  MIRAGEホテルの噴火ショー      

   
           空中パレード                      パリズホテルを背景に噴水ショー                ベラージオホテルの噴水ショー



   
    パリズホテルを背景に                                           パリズホテル内のカジノ

 今日1日目の感想は日曜日というのに空港もショッピングセンターも閑散としており、人があふれるような活気に満ちたとこ
ろがどこもなかった。休日の日本のスーパーの方が活気がある。フードコートには日本食も見られ、3〜7ドルが中心だが、
食べ物はデカクて安い。夜のラスベガスは昼の顔と全く違う、電飾に飾られた街に人を呼び込み大仕掛けで無料のショーを
見せて懐を緩めさせる。日本で問題になっている催眠商法(無料で雑貨を配って後で市価の10倍もする布団などを売る)と
同じで、ここでの商法は人間をハイにさせる。 だからだれもが簡単にギャンブルの虜になりお金が消えていく。

22日、グランドキャニオン。 23日アナハイム へリンク

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