湯河原・幕岩

2006年12月30日

天気:快晴

6:52 新宿発→8:32 小田原駅着
           8:38 小田原駅発→8:55 湯河原駅

家を出ると、日の出前


主催:N村さん、参加者:、自分、クライミングは別の場所でO野夫妻(なので、今回岩場を登っている写真は無いです、登るかビレイするかのどちらかを選択しなければならないので)

 やっぱり自然の岩場は:室内でクライミングをやっていると、「ここにホールドがある」というふうにホールドがある感覚に慣れてしまうが、自然の岩場はそんなことない。ホールドになるために生まれてきた室内のホールドでないのだから、「あるがままにある」ホールドだから仕方がない。下から見ると、簡単そうなのだが、実際登ってみると、「何だこれは」と思うことしきり。特にここ幕岩では、ガバというガバがあまりなく、細かい微妙なホールドが多いと思う。
 今回は、全てリードクライミングです

9:20 湯河原駅発→9:30 幕山公園入り口

幕岩・正面壁(こっちは登っていません) 左の写真の正面壁の部分を、さらに拡大

9:55 桃源郷(桃源郷は幕岩のエリアの一つです)
 シルクロード(5.7)、Washing(5.7)
 登る前に:まず、ルートを登るには、(ルートの支点+予備として2−3本)ヌンチャクがあること必要、それは長かったり短かったりする必要はなく、カラビナとカラビナの結ぶシュリンゲの長さが20cmくらいのものでよい(短かったらつなげばいい)。ロープは地面に直に置くよりもシートを引いてその上でビレイしたほうが良い。
 まず、初めにシルクロードです。いきなりリードで登るのは危険なので、補助としてトップロープでも確保していただきながら、リードで登ります。今回自分はリードで登りましたが、全てのルートで、一度N村さんが登ってヌンチャクを支点にかけた後で、ロープを外し、クリップだけしていくと言う意味でのリードクライミングです。
 さあ、自分の登る番になりました。しかし、最初の支点から逆ビレイをしてしまいました。トップロープとリードのロープが2本付いていたのでややこしかったと言うのも理由の一つですが、きちんと理解していない証拠です。それにしても、下から見ると簡単そうに見えたルートが、「こんなはずじゃないのに」です。思っていたほど簡単ではなかったですが、ちゃんと登れました。それでも、きちんと細かいホールドに立ち込めておらず、課題がまた一つできました。

桃源郷 青いロープがかかっているルートがシルクロードです

 その後、今度はトップロープなしでリードで登りました(その後は全てトップロープの補助はなしです)。逆ビレイのミスも1回目の最初だけで、後はミスしませんでした。2度目は先ほどよりも楽に登れたと記憶しています。
 そして次にWashingです。先ほどのシルクロードの右、凹状になっているところです。これは難なくできたと記憶しています。
12:20 いんちきするな(5.8)
 Washinngのさらに右のルートが「いんちきするな」です。フォールすることなく、上まで行けたが、きれいな登り方ではないと思う。やはり、きちんと細かいホールドに立ち込めていないからだろう。そもそも自分がまだ外岩の経験が浅い、とうのもあると思う。

桃源郷の岩場のてっぺんからの眺め
こういうのも岩に登る楽しみの一つだと思う
シンデレラフェイス

12:40−13:00 昼食
 シンデレラフェイスで、シンデレラ(5.7)、トムソーヤ(5.8)
 まず、シンデレラを、ここの終了点は、リングボルトにシュリンゲがかかっているものでした(と記憶)。先ほどの、シルクロードやいんちきするなでは、鎖でしたが、終了点にも様々なタイプがあり、状況に応じて終了点のセットもいろいろと変えなければならない、ということです。
 続いて、トムソーヤを、フォールしたわけではないし、テンションも掛けてもらったわけではなく、ゴールまでたどり着けた。しかし、一箇所、木の枝をつかんで登った記憶がある、いんちきするなと同じく納得の行く登り方ではなかったと思う。

トムソーヤ ジャックと豆の木

 ガリバーの岩場で、ジャックと豆の木(5.8)
 シンデレラフェイスから、ガリバーの岩場へと行く道は、だいぶ険しいです。サブザックを持って行くのも一つの手だと思います。ジャックと豆の木は、半分くらいまでは5.5くらいですが、その後、急に難しくなります。N村さんから、ここはレイバックでということを教わるが、レイバックなんて2年前にやった記憶があるが、ずっとやっていない。しかも、さあ核心部分というところで、「ラク!」の声がして別の場所で物が落ちる音が、怖いよ〜。「張って下さい」、テンションを掛けてもらい、「レイバックってこんなだっけ」と思いつつも、なんとか勇気を振り絞って登る。フォールすることなく無事、登りきる。
15:40 桃源郷に戻って一休み
 アブラカタブラ(5.10a)

アブラカタブラ

 いよいよ、10aです。アブラカタブラはこれまであったような、高度感もなく(ボルダリングでも行けるかもしれない)、支点が均等にありランナウトすることもなさそうなので、下で見ていたときは「これはひょっとして登れるかもしれない」という安直な思いを抱いていました。けど、実際に登ってみると足場が見当たらない、足場が小さいので怖くて置けない、それでも勇気を振り絞って登る。2回フォールしましたが、最終的には終了点までたどり着けました。その後、もう一度トライしてみましたが、腕が言うことを聞かなくなっていました。
17:00 クライミング終了
17:20 幕山公園入り口(この時期、この時間帯はヘッドランプが必要です)
17:45 湯河原駅着(解散)
17:51 湯河原駅発→18:10 小田原駅着
              18:16 小田原駅発→20:00 新宿駅着

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