つづら岩(クライミング&アイゼン練習)

2007年11月17−18日

リーダー:N村 仁さん メンバー:N村Yさん、自分

 リーダーが雪山(アイゼン、ピッケル)のトレーニングとして計画を出してくれた。冬に何がやりたいのかといえば、山スキー(テレマーク)であるが、そればっかりやっていても視野が狭くなると思うし、雪山に行くことは山スキーにとっても役に立つ(雪洞の知識などは山スキーにあれば心強い)。やらなければいけないことは、やった。これを次にどうつなげるか? 忘れた頃にまたやっても仕方ない。さあ、どうしよう。

11月17日
天気:曇り時々晴れ or 晴れ時々曇り(この日は寒かったです)

8:05 国分寺駅発→8:48 武蔵五日市駅着
9:15頃 リーダーの車で武蔵五日市駅発→9:40 千足
9:50 出発

天狗の大滝 綾滝

 つづら岩までの道は、急な登りです、途中に滝が2つ(ルートによっては1つ)あり、登りの疲れを吹っ飛ばしてくれます。
11:10 つづら岩

つづら岩

 ようやくつづら岩に到着、つづら岩は大岳山近くの馬頭刈尾根の途中にあります。
11:50 クライミング開始・右クラック W
 ウォーミングアップです。寒いし簡単に思えたのでクライミングのグローブ(指の第2関節まで出ているの)をつけたまま登ったら、上部が思ったより難しかった。登れることは登れたが自分の読みの浅さを痛感。

右クラック

13:00 休憩・昼食
13:30(たぶん) クライミング再開・(日本百岩場でいう)H X+→一般ルート W→残業ルート X

一般ルート→残業ルート 残業ルート

 リーダーが登った後、トップロープでヌンチャクを回収しながら登ります。さてさて、Hですけど、難しかったです。ホールドがあるように見えますが、どれも中途半端で「これ!」というのがありません。HはX+なのだろうか、ひょっとしてその隣の5.10cじゃないのだろうか? 結果、ほとんど何もできずに、敗退です。N村Yさんから、こういう時は「足を使って」と教わる。N村Yさん登った後、リーダーから「どんな形でもいいから登ってこい」というようなことを言われ、自分はI付近から登ったら通過できました(通過はできたけどヌンチャクは回収できず、後でリーダーに回収してもらう)。途中はガバばかりで難しくはないが、それでも距離があるので疲れ、最後の残業ルートは右側に逃げました。やらなければいけないことはやりました、きちんと上まで行けました、テンションなしです。リーダーからは「懸垂下降で下りるか」と聞かれるが、とてもそこまで気力は残っておらず、「明日お願いします」です。つづら岩の頂上からは登山道があり、下まで数分で下りれます。
16:00 クライミング終了
16:30 つづら岩出発
17:10 千足着
17:30 千足発→18:00頃 ●●山荘キャンプ場

11月18日
天気:晴れ
8:20 ●●山荘キャンプ場発→8:30 千足着
8:45 千足出発

綾滝

10:00 つづら岩着
10:20頃 クライミング開始・一般ルート
 この日はリードで登ることに挑戦、リーダーが登ってヌンチャクをつけてくれた後、それにクリップして登ります。ほとんどが昨日登ったのと同じ場だったので登ること自体は特にどうこうなかった。今回はリードで登るだけでなく、次に登ってくる人(フォロー)を上からビレイするのですが、それが1年ぶりかで、ずいぶん忘れていた。この時のクライミングでは
 (1)カラビナを支点にかける時は、ゲートが岩にあたって開かないよう下からかける。
 (2)終了点についたら、メインロープでセルフビレイ
 (3)ロープを引く時は交互にたすき掛けになるように引く
 (4)強そうに見える終了点でも、実は弱い場合がある
 (5)フォローをビレイする時は基本的に張った状態で、トラバースの時は多少緩めでよい。
その後、懸垂下降で下りました。久しぶりの懸垂下降な上に、空中懸垂になってしまうところがあってちょっと緊張。
13:00 休憩・昼食
13:40 アイゼン練習開始・つづら岩の東の岩場

つづら岩の東の岩場 アイゼン装着

 いよいよアイゼントレです。自分は何も知らずに上のアイゼン装着とのようにアイゼンをつけましたが、この登山靴のように底がやわらかい靴はアイゼンがあまり機能しにくいとのこと。それはさておき、リーダーからアイゼンをつけた状態で岩場を登るコツを
 (1)正対で登ること、いわゆるフリークライミングの登りは使わない方が良い
 (2)つま先の2本の爪で主に登る、さらに中の爪2本でホールドを挟み込むようにして登ると安定する
実際リーダーがアイゼンで登る(以降トップロープ)ところをビレイ、思わず見入ってしまいビレイの手さばきが何度か遅れてしまいました。その後、自分も挑戦です、まずは手袋を着けずに素手で登る形で、思ったよりは登れました。新しいことをやると最初はつまづくのがパターンになっている自分にしては緊張はしましたが、無事登れました。続いて手袋をつけて、先ほどよりも難しかったですが、2度目ということもあり先程ほど緊張せず、1度足を踏み外しそうになったものの体制を整えることができて、無事登れました。やることはやった。でも登れたのはルートが簡単だからです、練習だから当然ですが…
リーダーのアイゼンで下りてくるところの動画
YouTube(なぜこの場面になったかというと、登る・下る時はビレイをしていて動画が撮れないからです)(上の動画をYouTubeに送信したもの、画像は荒いですが、こちらの方が多くの人が見れると思います)

15:20 クライミング終了
15:30 つづら岩発
16:20 千足着
16:55 千足発
17:25 武蔵五日市駅着
17:44 武蔵五日市駅発→18:00 拝島駅着
                 18:11 拝島駅発→18:22 立川駅着

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