北海道・大雪山+札幌・函館(8月8日ー8月14日)



                             トムラウシ山

1日目(8月8日)
6:52 東京出発(新幹線)→9:20 盛岡着
                 10:20 盛岡出発(特急)→14:40 函館着
                                  15:04 函館出発(特急)→18:22 札幌着
                                             半そでだと少し寒い。
19:00頃 北農健保会館(素泊まり3900円)着

2日目(8月9日)
8:00 札幌駅出発 →9:25 旭川駅着 気温15℃。


晴れていれば、旭川の町からこんな風景が見えました(by カシミール3D)

13:10 旭川駅発 →14:20 旭岳温泉入口 
14:40 国設旭岳青少年野営場  テントを設営する(350円)。
 しばらくすると、雨が降ってくる。まあ、今日は雨が降っても別にいいのだ。問題は明日からの3日間、天気予報は明日が曇り、その次が晴れのち雨、さらにその次が晴れのち雨だ。


3日目(8月10日)
5:40 出発 →6:00 ロープウェー・旭岳駅
 ロープウェーの入り口の掲示板に、山頂の天気「雨」と書いてある。絶句
6:15 ロープウェー出発(10分)
6:35 出発
 待っていてもしょうがないと思い、一人で出発する。確かにガスがかかっていて、視界は悪いが、雨は霧雨程度だ。

大雪山(旭岳)は火山の山であるので、噴煙が上がっている。
旭岳山頂(右は山頂の写真)
 標高2230m(北海道で最も高い)、日ごろの行いが悪いせいか、眺めはまったく見えない。
「コマクサ」 「チングルマ」


9:00 旭岳山頂
9:15 山頂を出発→10:15−10:40 昼食→13:40 白雲岳避難小屋
 近くにキャンプ場もあり、テントを設営してもよいのだが、天気予報からすると雨なので、2日連続雨の中でテントはイヤなので、小屋に泊まる(素泊まり1000円)。前日は40名ぐらい泊まったそうだが、この日は10名程度だった。


4日目(8月11日)
5:10 小屋を出発
 小屋から出ると雲はあるが、前日のように、ガスがかかって眺めがほとんどないということはない。まあまあの天気だ。

          「トムラウシ山」              「石狩岳、ニベンツ山、ウペペサンケ山」
9:40 忠別岳
10:20 昼食(20分)

                      「旭岳」                  「トムラウシ山」(左上の写真より近づいた)
11:55 五色岳
13:23 ナキウサギが自分の前を駆け抜けていった。あっという間で写真は取れなかった。
14:55 ヒサゴ沼避難小屋
 ヒサゴ沼の前は高山植物がとてもきれいだった。


 昨日、小屋に泊まったので、この日はテントを張ることにする。管理人がいなかったので、宿泊料はただだった。


5日目(8月12日)
5:30 出発
 避難小屋の近くには、まだ雪が大量に残っています。


8:47 トムラウシ山頂
 トムラウシ山はすごい、日本の山でないみたいだ。このだだっ広さ、そしてこの地形。
 このすごさはなんと言ったらいいんだろう。西洋の童話、もしくはファイナルファンタジー(自分はやったことない)のように、自然の要塞があって、そこにゴブリンとかオークとかがいて、美しい姫がいるというような(もちろん自分はそこにいるべきはずの勇者の役ではないのだが)、写真でこのすごさを伝えられるだろうか。

意外なことに山頂にシマリスがいました。

9:00 トムラウシ山頂出発
10:05 昼食(25分)
16:00 トムラウシ温泉野営場
 途中でヒグマに出会うこともなく無事下山できました。


6日目(8月13日)
7:10 出発 →7:20 バス停到着
 バスが9:00に出発なのでそれまで温泉に入る(350円)。
10:20 新得駅到着 →10:32 新得駅出発(特急・5250円) →12:15 札幌駅

ー札幌いきあたりばったり見学ー
 山の準備に追われ、札幌の観光のことは何も知りませんでした。そのため、現地で観光案内を見て「こっちの道かなー」といい加減に旅をしてきました。



                              「時計台」
 わけもわからず、時計台近辺をうろついていたところ、「なにやら、ちゃちいコーヒーショップに人が大勢集まっているなあ」と思ったら、時計台だった。左の写真は、実物を間近で見るより写真のほうがよく見えるというきわめてまれな例である。期待しないで行って本当によかった。逆の意味で行ってみるべき価値はあると思う。
 
 夜はすすき野にあるカプセルホテルに泊まりました(3200円)。ずーっと一人旅だったところに、カプセルホテルで、暇つぶしに読んだのが「元祖天才バカボン」だったので、頭の中が「元祖天才バカボン」状態になってしまい、現実の世界に戻すのに苦労した。

7日目(8月14日)
7:00 札幌駅出発(特急8080円) →10:15 五稜郭駅
 よく調べもせずに、五稜郭に行きたいんだったら、五稜郭駅で下りるんだろうと考えて、五稜郭駅で降りたら、バスの便はほとんどなかった。その代わり、五稜郭駅の次の駅の函館駅では五稜郭行きがばんばん出ていた。
10:31 五稜郭駅出発 →10:40 函館駅
13:40 函館駅出発(特急+新幹線・17740円) →18:10 盛岡駅着
                               18:17 盛岡駅発 →21:44 東京駅到着

最後に:
 1.今回、北海道に行ってたしかにヒグマには会いませんでしたが、現地に行って見ると、ヒグマに注意しようの看板が目立ちます。おそらくは会わないと思いますが、きちっと対策をしていたほうが楽しい山旅となります。
 2.この、旭岳ートムラウシ温泉のルートは、道が非常にぬかるんだところが多いです。小屋で一緒に止まった人の話によれば、股まで、つかることもあるそうです(その後、大雪山に行った人の話を聞くと、どうもそこまですごいことはなく、新参者を脅かそうとしていたのでは?、と思います)。自分は4日目と、5日目がまあまあの天気だったので、くるぶしくらいですみました。このルートはロングスパッツは必需品です。
 3.北海道の山の中では、どこでもそうですが、生水は飲むべきではなく、きちんと煮沸してからでないと飲んではいけないそうです。水筒類は大きなもの(2リットル以上)を勧めます。

戻る