石津窪(9月14日)

ふるさとの沢:石津窪があるのは自分が30歳になるまで生活したあきる野市である。自分が育ったすぐ近くに山雀で行くような沢があるということで、この沢に参加しました。

参加者:リーダーI井さん、Y本さん、F津さん、K村さん、Y口さん、S田さん、T田T

天気:晴れのち曇り時々雨
9:15 武蔵五日市駅発(タクシー)→9:25 盆堀
10:00 石切り場
10:15 入渓・沢用具に着替える(下のトラックログの図で入渓地点と矢印で示されたところ)
 おそらく、自分はこの時期に沢に入るのは初めてです。しかし、水が冷たくなく、足につけていると、ちょうど気持ちよかったので、安心しました。

10:35 出発

          S田さん                              I井さん

 久しぶりの天気で、しかも、水量もほどほどにあり、「これは楽しい沢登りになりそうだ」と、このときは期待していました。特に、ストッパーになる人もおらず、とてもよいペースです。
 後から考えてみれば、最初から、倒木の多い沢でした。このくらいのレベルだったら、自分にちょうど良いと思ったそのころ、沢の水流が倒木などにより、見えなくなりました。

11:00 沢が枯れてしまう→藪こぎ
 「もうちょっと上に行けば、沢がまた現れるのでは」という声もむなしく、沢は完全に埋まっているようです。こんなことは初めてです。結局ザイルは一度も使われませんでした。

      埋まった沢の様子

それから後は、植林帯の中を直登していきました。かなりの斜面で、たまに、とげのある植物が生えていたりと結構厄介でした。しかも、土がかなりふかふかで、足場が悪く、下に人はいませんでしたが、落石なども何回か落としていました。
11:25 炭焼き跡
 「もう、尾根じゃないか」の声が聞こえましたが、なかなか尾根にはたどり着けませんでした。
12:30 尾根に出る(昼食)(沢の格好から、ハイキングの格好へ)

13:00 登山道に合流
13:30 臼杵山
15:50 吉祥滝(バス停)(410円)→16:15 武蔵五日市駅着
                      16:29 武蔵五日市駅発


                この日のトラックログ
 残念ながら、沢登り区間のトラックログは捕れませんでした。黄色の線が、11:00から12:30の藪こぎをした地点です。

最後に:1日のうちで沢登りをしたのが、30分未満というある意味とんでもない山行でしたが、こういうこともあるのだなといい経験になりました。しかし、こういうことが2回、3回と続くとさすがにこのようなせりふは言えませんが…



後日談:その後、インターネットなどで、石津窪の検索をしてみると、この日以降の記録で、沢が枯れていたという報告ではありませんでした。「東京周辺の沢」などを読んでも、この沢は入り口がややこしいという。やっぱり、ここだけの話、別の支流を勘ちがいして登っていた。もう時効ですが…

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