ボルダリングワールドカップ 2009KAZO予選

女子予選・課題4と、課題5
女子予選・課題1,2

9:05 女子予選開始(30名)
 あれれ、という感じで予選開始、カウントダウンをしなくてもいいですけど、唐突な始まり方でした。女子の予選課題は、「見る分には、なんとかなるんじゃないか」という感じ、実際登ったらとても自分などは歯が立たないのですが、オブザベーションをもっときちんとしないと。「登れそう」で登ったらダメだ。
 大会プログラムより 「5分の持ち時間で1つ目の課題にトライし、次の5分間は休憩。そして2つ目の課題というように進みます(通称ベルトコンベア方式)。」
 ボルダリングのコンペはロープクライミングのコンペと違い、制限時間内なら、落ちても何度でもやり直せます。もちろん、1回で登ったほうが得点は高いです。

女子予選・課題4
登っている所(遠景)
女子予選・課題1

 今回、写真を撮ってみて、ピンボケが多い。理由として、普段自分は、ピントのことなどほとんど考えずに写真を撮っている。目の前にあるものを、構図をちょっと考えて撮っているだけ。目の会えにあるものが全て被写体な、野山ではそれで済むかもしれないが、コンペ観戦はそうではない。終わりのころになって気がついたけど、ピントが肝心の登っている選手でなく、前の人の頭になっている、反省。
 今回、予選では前から4−5列目くらいに座りました。それより前に行こうと思えば行けたのですが、気が引けて行けませんでした。最初、椅子の並べてある前の空間は入れないと思っていたのですが、その後自由に座って良いことに気づく。「明日は混むだろうから、ここで観戦しよう」です。ここでも、観戦を楽しめました。でもそれ以上、後ろになると双眼鏡でもないと…
 「3」課題は3手目から相当難しいようで、登れず怒って壁を叩く選手もちらほら。「2,3」課題はほとんどの人が同じ所でダメでした。「3」で上まで行けたのは世界ランク1位のアンナ・シュテールのみだったか

女子予選・課題5
女子予選・課題3

12:15 女子予選終了
 ホールドが付け替えられます。女子予選は見る分なら登れる気がしましたが、男子予選は「1」課題以外は、「何これ? どうやって登るの?」です。予選からもうこれです。高さはふつうの室内壁より、2mくらいさらに高い気がします。

ホールドを付け替えている所
男子予選・課題3
男子予選・課題5

13:25 男子予選開始(44名)
 男子予選で一番記憶に残っているのが松島暁人の不調、肩を壊しているのは知ってたけど、2005年のここ加須で開かれたジャパンカップで、他の選手が歩くように登っていたのに、アキトは走るように登っていた。その後のB−Sessionでも他の選手が難渋しているのを簡単に落としていたっけ。こんなに、見て面白いクライマーがいるのかと思った。発売したビデオ「ばっちこい」も、適度に肩の力が抜けていて大好きです(というか、自分にとってクライミングのビデオで面白いのはこれのみ)。なんでもいいから復活してくれアキト(といいつつもラーメン評論家とかはダメ)。それでも、1課題を一撃し、きちんと予選に参加した? でも、そういうレベルを求めて良い選手ではないっと。
 渡辺数馬が1番手として登場し、課題1、2と落してくれたのはうれしかった。

男子予選・課題2
男子予選・遠景
男子予選・課題3
男子予選・課題3
上の写真の続きです
男子予選・課題5
男子予選・課題5
ゴールまで、あと少しだ
男子予選・課題2
ここまでは多くの選手がたどり着いていた
登っている所、遠景

 予選課題で簡単(といいつつも自分は登れない)なのは課題1だけで、課題1はほとんどの人が一撃していた。世界ランク1位のキリアン・フィッシュバーも予選落ち、予選は「全課題オンサイトといいうことも」と言われていたが、今回の課題は特に難しかったようだ。課題4はランジ課題。出ると言われていた、デビッド・ラマは出てこなかった(直前まで45名の参加者が突然、44名に)。
17:42 男子予選終了
18:00 加須駅着
18:09 加須駅発→18:19 久喜駅着
             18:27 久喜駅発→19:15 新宿駅着

 実はクライミング関係者には美術畑の人が多いらしい。今回ホールドを照らす明かりが青色だったり、赤、黄だったり、とてもきれいでした。ホールドが(観戦していて)見にくいというのは多少ありましたが…

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