高校ワンゲル

 小さな頃から、昆虫や植物、生き物が好きだった。そして、運動神経はあまりないが、何か体を動かすことがしたかった。そして、山登りなら、人並みにできた。山岳部のようなところは、自分はついていけないと思ったので、自分が合格可能なレベルの東大和高校にワンダーフォーゲル部があったとき、これだと、思った。

87年度
新歓合宿・六ツ石山
歩荷・本仁田山
戸倉三山
トレーニング合宿・丹沢(塔ノ岳)

     2列目左から2番目が自分
この時は、パッキングというものがまるでわかっておらず、重いものを下に入れるという父親から(父親も何を考えてんだか)教わったことをやり、ザックが「く」の字に曲がるというとんでもないパッキングをやっていた(自分の共同装備が大鍋だったというのも理由のひとつに挙げられる)。

夏合宿・鳳凰三山


秋合宿・雲取山

 別のところで書いたかもしれないが、一番最初の新歓で初めての雨の中の山登りというものをし、貧血になってしまった。体力も8人いた同学年の中で一番劣っていた。これしかないと思い、闇雲に練習についていったら、2年の半ばごろには普通についていけるようになった。歩荷(20-30kgの砂をザックにつめて山を登るというトレーニングのための山登りである。鉄アレイなどでも良いが、砂なら、下山した時に近くにあるかわらなどに捨てることができるので)という学生の山登りしかやらない形態が今ではとても懐かしい。

88年度
歩荷・川苔山
夏合宿 北岳
(本当は白根三山縦走でしたが、天気が悪かったため、北岳のみとなりました)
秋合宿 大菩薩嶺

89年度
トレーニング合宿・瑞牆山
夏合宿 八ヶ岳(硫黄岳ー横岳ー赤岳ー権現山)

 体力のほうは人並み(山を登る人の中で)になっていたが、岩などはまるっきりだめで、夏の八ヶ岳の縦走で怖くて仕方がなかった。基本的に行く場所は奥多摩で、夏合宿で南アルプス、八ヶ岳という感じであった。北アルプスなどとんでもなく、また、雪山もとんでもないというレベルでした。この時は、テント内ではコンロ(ホワイトガソリンを使った加圧式のコンロです)を使ってはいけないということになっていたので、昼食にコンロを使っていました。それでもその頃の自分にとってはぴったりでした。

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