越後駒ケ岳(未踏)(4/12-13)

今回の参加者:リーダーM澤さん、Y本さん、M田さん、T田T
4月12日
14:30 駒込駅出発
16:35 越後湯沢 →17:00頃 Lマンション着

4月13日 曇り時々雨
4:00 起床
 車を取りに行ったM澤さんの話によると、雨がぱらついているという。昨日の天気予報では、晴れのはずなのに。しかし、この近辺は日本で有数の天気予報の当たらない地方だそうだ。
4:55 出発 →5:35 ゲート入り口(朝の6時にならないと、ゲートが開かないので、しばらく待つ)
         5:55 出発 →6:21 銀山平着
                  6:55 銀山平出発

 未だ天気は回復せず、しかも悪いことに小雨がぱらつく。さらに、今年は例年より、10日くらい雪が融けるのが早いという。1週間で、風景ががらっと変わったそうだ。つまり、「雪ナシ、天気悪し」で、厳しい行程になりそうだということ。さらに、さらに、M澤さんによると、「稜線に上がったら、風がさらに強くなる。それが心配」とのこと
 最初は平坦な歩き、少し行った所から登りが始まる。今回はリフトなどの動力使用はナシ、自力で登る。今回の参加者は、自分を除き、山スキーの上級者といった感じで、自分は足を引っ張ることになる。

    シール登降の様子                  

 急登が始まる。他の3人はてきぱきと進むが、いつまでもこんなことは言っていられないが、慣れないテレマークと、久しぶりのザラメ雪にてこずる。雪をうまく捉えることができず、板がずり落ちてしまう。上でみなが待っている。M田さんは待ちきれなくなって、降りてくる。M田さんから、「こういうときは、勢いよく踏み込んで、エッジよりも、板全面で雪をつかむ」とのような(自分の記憶が確かなら)ことを教わる。
9:05 撤退を決定
 小雨がたまにぱらつく程度は我慢できるが、樹林帯を抜けて、尾根上に出ると、M澤さんの言うとおり、風が強くなってきた。しかし、行けるところまで行こうということで、先に進む。
 これから、道行山の急登を登るというところで、かなり雪がなくなっているところがあった。これ以上進んでも、強風地帯を過ぎることなどから、撤退を決定。
 他のメンバーのレベルの高さに面食らっていた自分はここで戻れると知って、ほっとする。確かに、越後駒ケ岳には行きたかったが、予想外の天気、例年より早い雪解け、初心者の山なら大丈夫だが、中級者の山になると、とたんに怖気づいてしまう自分のスキー技術などを考えれば、よくやったと思う。
 行動食を食べ、シールをはずし、しばしの休憩のあと出発となる。


           下りのときの最後の急な斜面

9:20 下り開始
 登った道の近くを下る。
 前回の前武尊でも、下りにてこずったことでは同じだった。しかし、前回は、登りがわりとスムーズにいった為に、下りのとき「転んだらだめだ」のような恐怖感はなかったと思う。前武尊のときもテレマークターンに自信はなかったが、あの時は何度も転べた。今回はまったく、「ターンに自信がない→ターン大回り→ターンまでに滑る幅が広くなる→危険なところに行く可能性が高くなる」というパターンにはまってしまっていた。テレマークターンに自信がつくまでは中級の山には参加しないほうが良いだろう。
 安心して転べるゲレンデでもっと転ぶべきだった。
 天候が悪いのと、雪の少なさにすくわれたという感じだ。きちんと越後駒ケ岳に行ったらとんでもなく足を引っ張っていたかもしれない。これを良い経験としなくては
10:55 銀山平着


                        今回進んだルート
11:10 銀山平出発 →11:25 ゲート入り口
               11:55      出発 →13:20 Lマンション着
                             14:35        出発 →19:30 駒込駅着

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