2507 尾瀬・小淵沢(片品川水系 中ノ岐沢小淵沢)

7月5ー6日
L:F川さん、メンバー:I井さん、Y岸さん、お試し参加Aさん、自分

 自分の所属している山の会に、久しぶりに、入会希望者が来た。今回は、その方へのお試し山行、日程を調節して、自分も参加です。

今回の山行の大まかな位置図
 黄:5日、赤:6日
今回の山行のさらに大まかな位置図

7月5日
天気:曇り
【コースタイム】11:30 練馬IC−13:00 沼田IC−14:00/14:30 大清水−15:15 小淵沢林道−15:28 標高1350m堰堤上 C1

14:27 大清水 駐車場


15:15 小淵沢林道

 左が小淵沢林道です。

15:25 下降点

 小淵沢林道との合流点から、500m程歩いた標高1350m堰堤上が、今回のテン場です。本日は水につからず、沢靴の必要はないと思っていたら、テン場は対岸で、小川を渡らねばテン場に進めない。水につからないよう石伝いを歩きました。

5日のトラックログ A:大清水駐車場、B:小淵沢林道、C:標高1350m堰堤上 C1

5日の「速度/時刻グラフ」
(縦軸:速度、横軸:時刻)


15:30 え〜っと、家に帰ってから調べました
 ショウキラン(腐生植物)です。

 隣でナメクジが交尾をしていたのですが、それはカット。

 15:48 タープ設営  左写真拡大

 タープを設置するロープの下に、木を組み合わせることで、低くなりがちなタープの入口の位置を高くしている(右写真)。タープの入口が低いと、様々に使いずらいが、自分一人だったら、思いつかない。今度、タープを設置する機会があれば、自分でもやってみたい。

16:26 細めの小枝を集め、火のついた新聞紙に静かに載せる

16:56 無時着火 17:52 遠景


18:59

 夕食は、ぴりからひき肉おぼろ丼、おいしかったです。

 19:49 Aさんのヘッドランプは明るかった  

 F川さんが、盛大な焚き火をしたがるというのは確かにあるが、そもそも薪を集め過ぎで、最近余ってばかりいる。
 今回、薪は豊富にありましたが、ほとんどが簡単に折れるような薪ばかりで、そもそも盛大な焚火はできませんでした。

20:30

21:28


7月6日
天気:晴れ時々曇り
【コースタイム】6:15 標高1350m堰堤上 C1(荷物デポ)−6:53 橋(1535m)より入渓−11:00/11:15 小淵沢左岸尾根1850m付近の登山道−12:07 入渓した橋−13:00 奥鬼怒林道−13:40/14:00 大清水

4:17

 朝、早起きして、焚き火の準備、火は既に消えていた。焚き火床を作って、着火した頃、他の方も続々と起きてきた。火のつきはそれほど良くなかったが、他の方に問題なく焚き火を引き渡せた。

 4:45  

 Aさんからいただいた動画を見たら、鳥の声がきれいに聞こえて、理想の朝といった感じ、当たり前だと思って、動画を取る気にはならなかったが、こんなに豊かな朝を過ごしていたとは。

 6:20  荷物デポ


6:53 入渓する橋 6:55 橋を振り返る


7:13 ナメの小滝の連続


7:17 幅広3m 7:20 トップで登る自分
I井さんより写真をいただきました(以下I)
ありがとうございます。

 自分がトップを行かせていただきました。登ったのは左です。今回、登る順番は、自分、Y岸さん、Aさん、I井さん、F川さんでした。

(I)  7:23


7:34 スダレ状 3m


7:37 スダレ状6m Aさんからいただいた写真 以下(A)
ありがとうございます。

右の写真は、なんかコントみたい。

7:44 登る自分(左上)(I) 7:47

 
7:50 登るF川さん(I) 

ぎこちないビレイ(I) 左の写真を拡大、支点から伸ばしたロープ(赤線)をもっと短く

 確保器の位置が手元にありすぎたたため、自分のビレイがぎこちなかった。もうちょっと、確保器の位置を高くすれば、支点から伸ばしたロープを短くすれば、良かった。
 滝の上に上がってから、fixするまでの時間は、全く問題無かったと思う。(後日談)それは確かにそうだが、今回の沢は滝の上に上がってから、支点を構築するまでに時間がかかるような、支点に乏しい滝はなかったというのも事実。
 泊り装備をデポしたので、荷物が重くなかったのか、ザックを背負ったまま、ビレイをしている。ザックを背負ったまま、ビレイするかは、当然、時と場合による。重ければ、下ろすべき。

8:04


8:32 8:35 スダレ状15m

1段目はロープなし(I) 登る自分(I)

 2段目からロープを出して、右を登りました。

 登る自分(右上)(I)  8:46

ビレイする自分(I) 登ってくるF川さん(I)

 久しぶりに、「滝の落ち口に良い支点がない場合」の確保、M井さん方式、を挑戦(その前の滝でもやっていました)。大きな問題もなく、無時、ビレイできました。

9:00 そういえば、自分の歩いている写真は
 あまりないと思った(A)


9:06 左に咲いているタニウツギと、トイ状5m?

 タニウツギがここだけでなく、多くの場所で咲いていました。

9:11 1680m二俣

 前回これを、1635m二俣と書いていた。しょうがないな。

9:14

 魚影を1匹見ました。

9:23 3段5m
 スダレ状2段10mは上のほうに小さく

9:26 スダレ状2段10m 9:37

登ってくるF川さん(I)


 9:48  (A)


 
9:49 6m 登る自分(A) 

 前回来た時に、最後に滝を巻いたことを覚えていた。この滝はその滝だと思っていたら、右から問題なく登れた。その次の滝が、巻く滝でした。

9:56

10:08 直滝3条10m 途中から、左へ  

 この滝は登らずに、右を巻きました。前回、巻いた途中で迷った記憶がありましたが、今回、途中から左に進んだら、踏み跡もしっかりしていました。

10:26 1770m二俣


10:45 二俣?

 このまま行くと湿原近くに出てしまうので、1820m付近から、沢を離れて東へ、それほど濃い藪ではなく、傾斜も緩かったが、どうしても藪が薄い、踏み跡のようなものが見える方に行ってしまう自分がいた。そうではなく、方角を守ること。

11:14 合流した地点の登山道

少し、登山道手前で迷走しましたが、大きなロスにはならず、無時、登山道に合流。

11:30 途中で水が汲めます
 GPSの標高1774m


12:04 林道に合流
 GPSの標高1565m


12:07 入渓した橋

6日のトラックログ(赤:登り、黄:下り) C:標高1350m堰堤上 C1、D:入渓した橋(1535m)
E:1680m二俣、F:1770m二俣、G:登山道と合流、H:林道に合流

C’:荷物をデポした地点
B:小淵沢林道と奥鬼怒林道の合流点
C":I井さんらと合流した地点

12:33  デポした地点が「堰堤上」という情報を見落としていた。一人先を進んで、値を修正していない高度計と、自分の記憶だけを頼りに、デポした場所を探してしまい、デポ地点を通過してしまう。
12:38 奥鬼怒林道との合流点まで来て、通過してしまったことに気がつき、来た道を戻る。
12:41 F川さん、Aさんとも合流
12:42 Y岸さんと合流したのち、I井さんに合流。荷物を全て回収。
12:58 奥鬼怒林道
 地図読みが苦手なのは仕方ないにしても、どうしてGPSを確認しなかったのか。どうして高度計の値が、近づいた辺りで待とうとしなかったのか、入渓した橋で高度計をきちんと修正すればよかった。その時の高度計は小淵沢林道に合流した地点で、デポした地点の標高だった。
 それは、往路で、林道からテンバまで苦もなく行けた記憶があり、たとえ復路で通り過ぎてしまっても、戻れば良いと、心のどこかで、思っていた。
 実際に、通り過ぎて戻ってみたら、思っていたよりも、遠かった。10分のロスでしたが、もっと長く感じた。

13:09 オモジロ沢との二俣にある、滝(1270m)

 林道歩きは、どうしてもだれるので、枝沢を目印に現在地をきちんと確認しましょう。

6日の「速度/時刻グラフ」
(縦軸:速度、横軸:時刻)(区間1登り、区間2:下り)

 前回、高度計のバッテリー不足、スマホの準備が足りなかったこともあり、今度は「スマホの充電口をビニールテープ等で覆っておけば、濡れ対策」になることを思い出し、対策することは頭にあったものの、事前に準備したビニールテープがいかにも頼りなかった。改めて、絆創膏などに使う、防水フィルムのほうが濡れ対策として確実でした。次回、挑戦します。
 昨年の小淵沢で、使用を間違えたサワーサンダル、今回は間違えることなく使えました。

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