5月5日(前夜発)
L:F川さん、メンバー:自分
山に行く時間がとれず、今年のGWは、ハイキングとゲレンデスキーで終了か? などと思っていましたが、F川さんより声をかけていただき、前夜発日帰りでしたら、行けそうでしたので、行ってまいりました。
5月4日
ネットの時刻表だけで出発時刻を決定したら、途中駅で乗り換え時刻が2分しかなく、山スキー装備を持っていたので予定の電車に乗れず、集合時刻に10分ほど遅れた。せめて、途中で気がつき、乗り換えしやすい車両に移動すべきだった。
21:30 東北自動車道・西那須野IC−23:10 御池駐車場
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今回の山行の大まかな位置図 赤:登り、黄:下り |
今回の山行のさらに大まかな位置図 |
5月5日(こどもの日)
天気:曇りのち晴れ
【コースタイム】7:05 御池駐車場−11:06 2325mにてスキー板デポ−11:10 俎板ー(燧ケ岳山頂)−11:55 滑降開始−12:43/13:00 御池駐車場−15:30 西那須野IC
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朝の御池駐車場 |
こんなに雪が残っているとは、GWにしてはとても涼しく、暑かったら使おうかと雨具上下も持って行きましたが、ウエアに長袖、半袖下着でちょうど良かったです。
水が1.2リットルくらいしかない、足りなかったらどうしようと、自販機で水を買いましたが、自販機で買った水は開封することもなく、元の水が(コップ1杯程度)余りました。いや、もうちょっと暑くなったらとか、怪我をして水が必要になったら、等ありますが、自分がどれくらい飲むかおおよそ把握すべきでした。
7:04 駐車場脇にて こんなに雪があるのは久しぶりか |
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天気は、晴れのち曇りの予報だったと思うが、晴れたのは、午後からでした。予報が遅れた。
出発7時半くらいで、いや8時という提案がリーダーよりありましたが、二人ともじっとしていられないので、7時ちょっと過ぎに出発。ちょっとくらい雪が緩んでいなくても、クトーあるし。
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7:15 |
今回の山行は、なだらかな平地と、急な斜面のどちらかだったような気がする、中間がない。
燧は2回目、前回、山頂手前の急斜面でシール登降に苦労した記述があり、対策として、クトーを持って行きました。使うのは初めてではないのに、いちいちミスしてしまった。事前のシュミレーション不足・確認不足でした。
@まさかの前と後ろ反対:広沢田代の手前の登りが急なことがわかっていたので、早めにクトーを着けましたが、片方のクトーが、まさかの逆向きであることを指摘される。外して、再度装着しようとしたら、ちょっと行動した間に、雪が微妙についていて、装着するのに手間取りました。その(微妙についた)雪対策として、歯ブラシをクトーケースの中に持参したのですが、いったんは装着できたので、ザックの中にしまっていました。再度、ザックの中から歯ブラシを出せばよかったのですが、それほど雪がついているようには見えず、手で払いのけていたら、なかなか装着できませんでした。その後は、歯ブラシを使用したら、難なく、装着できました。(Aは熊沢田代を通過後)
8:09 広沢田代の手前の急な登りは越えた | ![]() |
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8:24 広沢田代 |
「熊沢田代手前の急な登り」の前に、F川さんに、「前回来た時、巻きました」と伝えたものの、F川さん巻いた記憶が曖昧で、どうしようと思っているうちに、巻かない方のトレースに自分が行ってしまいました。それほど大きいロスではなかったと山行中は思っていましたが、改めて下りとの標高差を確認すると、標高差50m、誘導尋問みたいに巻かない方のトレースに行ってしまったが、言い方に気を付けて、逆に巻く方のルートにうまく導けばよかった。
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9:10 1986m小ピークより燧ケ岳山頂 | 1986小ピークより会津駒ヶ岳 |
スキーと登山靴(スノーシュー、わかん)の割合は半々くらいだったか。こういうところに来ると、テレマーカーが多いと改めて思う。
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9:15 先ほどより少し進んだところからの燧ケ岳山頂 | 1986mを巻いたら、右側のルート(下りはこちらを通過) |
クトーは、シールと違って、滑降には向いていない。シールを着けても滑降はできるが、クトーを着けたまま滑降はちょっと。
こういった着脱の時間もあるので、やはり、アップダウンは少ない方が良い。そして、着脱は自分のようにミスをして、時間がかかってしまうことがある。
9:30 熊沢田代からの燧ケ岳山頂 | ![]() |
クトーを使わずに、同じ斜面を登る人がいる。上を見たらきりがないし、下を見てもきりがない。山頂に到達して、来ただけのことはして、事故なく帰ろう。
A熊沢田代を過ぎて、リーダーから、クトーをすぐ装着できるよう、ザックにカラビナでつけるよう指示を受ける。確かにそうなので、装着したが、カラビナが小さく、装着は難なくできたものの、その後微妙にカラビナの中で動いたのか、なかなか外れない。下の写真の向きで、板に設置する大きな穴にカラビナをセットしてしまったので、外れにくかった。下の写真のように、刃の部分にカラビナをセットすればストレスなく外せる。
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家に帰ってから、再度、試行錯誤 このつけ方なら |
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山頂手前2325m スキー板をデポして、ここからはツボ足で進みます |
急な登り一段落、まだ上まで雪はつながっていますが、その上は傾斜がさらに急で、無理して山頂までスキーで行くことないので、標高差20mですが、板をデポ。
11:09 もうすぐ山頂 ここより上は雪なし。 |
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11:11 燧ケ岳山頂(ピーク写真)、F川さん | 自分 |
時間もたっぷりあるので、もうちょっと山頂にいて、南東側の写真をとっても良かった。風は確かにあったが、居られないほどではなかった。
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11:18 (山頂からデポ地に戻って)本日はこどもの日でした |
すぐ出発しても、アイスバーンを滑ることになるので、雪が緩むのを待ちました。
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11:20 デポ地からの風景(北側〜南側)、会津駒ケ岳、少し離れて、女峰山、男体山、日光白根 |
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11:52 デポ地からの風景(西側〜北西側)、柴安ー、平ヶ岳 |
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会津駒ケ岳 |
デポ地からの滑降につきまして、悪い雪質ではありませんでしたが、ちょっと斜面が急だったのと、体が滑降モードに慣れておらず、何回か自分は転びました。100mくらい滑ったころから、ようやく体が慣れてきて、斜面も滑るのにちょうどよい傾斜になり、思うようにテレマークターンが決まりだし(下動画)、来て良かったです。
12:09 滑る自分 ここまで滑るようになるまで、時間がかかってしまった、ようやく滑りを楽しめるようになってきたか 撮影していただいたF川さんにも感謝 |
以前は何が足りなかったか? いろいろありますが、踏み込みが足らなかったのでは、というのを一番感じました。
それくらい、以前はもう一押しができなかった。
12:12 滑るF川さん(誤って、スローモーションで録画してしまいました。2倍速で見ることをお勧めします) |
あっという間の滑降、連続して行けないこともなかったですが、広沢田代を過ぎたあたりで、@モモが痛くなったのと、A時間がたっぷりあり、B山頂では人も大勢いる所でトイレは避けたかったので、10分ほど小休止。最後の急斜面は、ショートターンを決めていくF川さんに対して、板が止まらず10mほどずり落ちていく自分。この斜面が滑れたら本当に楽しいだろうが、怪我をしたわけでもなく、格好悪いだけで、ただ単にずり落ちていった自分。次回の、課題です。
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トラックログ(赤:登り、黄:下り) A:御池駐車場、B:俎板ー(燧ケ岳)山頂、D:動画撮影はこの辺り A→B→A |
モモが痛くなった以外は、大きなトラブルもなく、スキーの下りは登りに比べてあっという間に下山。
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山頂部分のみ拡大 C:スキー板をデポした地点 B:俎板ー(燧ケ岳)山頂 |
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今回の山行の「速度/時刻グラフ」 (縦軸:速度、横軸:時刻)(区間1登り、区間2:滑り) |
御池駐車場から西那須野ICまで、遠回りで長い道のりでしたが、きれいな新緑で、桜、水仙も咲いていました。道路わきにずいぶんと残雪も残っていました。
出発したのが早かったので、GWでしたが、とんでもない渋滞には巻き込まれませんでした。
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