2501 乗鞍岳(位ヶ原まで)+イグルー講習

1月25−26日
L:F川さん、メンバー:G藤さん、自分

 行く前の23日、計画書を見て気がつく、アルファ米が家にない。会社帰りに、四谷にある山の店に寄ればよいだろう。久しぶりに、その店に行ったら、行き方を完全に忘れていて、googleマップで調べるも、(こういうのは迷ってから調べてもうまくいかないことが多い。事前に、調べておけば迷ってからよりもうまくいく)迷いまくる。ようやく、建物の入り口までたどりつくが、大きな建物なので、建物の入り口でまた、迷う。なんとか入り口を見つけて、店内に入るも、今度はアルファ米が見つからない。意を決して、スタッフの方に聞くと、味のついたのしかないという。山の店なのに。
 リーダーに連絡したら、リーダーがアルファ米を備蓄しているので、持ってこなくて良いとのこと。良かった。
 山行の翌週、日の出イオンのモンベルに行ったら、アルファ米を売っていたので、購入しておきました。

今回の山行の大まかな位置図
 黄:25日、赤:26日
今回の山行のさらに大まかな位置図

1月25日(土)
天気:晴れ
【コースタイム】10:05/10:40 Mt乗鞍スノーリゾートやまぼうし駐車場ー11:20/11:35 夢の平クワッド/カモシカ−11:40 真南に300m程度歩行した場所にてイグルー造り講習

 イグルー講習の講師であるイグルー米山さんとは、駐車場で合流。
 夢の平クワッドまではシールで、ゲレンデ脇を登ります。2/3程登ったところで、F川さんが、テントマットを車の中に忘れたとかで、取りに戻る。気づくところはさすがです。
 リフトに乗れるだけでもありがたいのですが、ここのリフトは、なぜか、シールを板から外すか、スキー板を外すかしなければ(シールをつけた状態で)リフトに乗ってはいけないそうで、自分らはスキー板を外して乗ったのですが、ザック・ストック・スキー板を持った状態でリフトに乗るのは慣れておらず、スキー板を落としそうでとても怖かった。なんとか、リフトから下りれたと思ったら、夢の平クワッドを下りたその場でこけて、尻もちをついた。それでも、こけただけで、何事もなく起き上がれてよかった。カモシカ(リフト)は、問題なく下りれました。

イグルー米山さんの講習内容は別紙(パスワード制限)

 イグルー米山さん作成のイグルーで泊まることになりました。G藤さんは、自身のイグルーと米山さんのイグルーをトンネルを掘って連結させ、食事は米山さんのイグルーで食事し、就寝時は自身のイグルーで就寝となりました。

16:08 水をくむ

19:04 イグルーの入り口はツエルトで覆いました 米山さん作成のイグルーの天井

改めてのイグルー(雪洞・雪山テント)内での生活行動についての確認
 F川さんより「 使わない物は全てザックの中に入れて ザックの上に座る。」確かにそうだ。
 水は何もしないと凍ってしまうので、シュラフわきに

 特にすることもないので、寝てしまいましょうと、20時手前で就寝。
 自分のイグルー就寝体制:防寒着(フリース)、タイツ、薄手靴下(ドライ)、厚めの靴下、アウター、山用下着、山用下着(ドライ)、シュラフ(3シーズン)、シュラフカバー、カイロ4つ
 全ての服を着こんだら寒くなかったが、2時くらいから、少し寒かった。後になって、つま先にカイロをすべきだったと反省。
 自分の結論:イグルーは寒いと思って準備をしていけば言うほど寒くない。油断して準備を怠ると、確かに寒い。

1月26日(日)
天気:晴れ
【コースタイム】7:52 C1出発−10:28/10:41 位ヶ原−11:30/12:00 C1−12:27/12:50 やまぼうし駐車場

5:54 イグルー内で朝食の準備

7:03 日の出

 流れ止めの右が凍ってしまったか、一発で開かない等あり、(大きめのリングを追加しては?)、自分のスタートが遅れる。F川さんの準備が速いのはいつものことですが、今回、G藤さんも速かった。とはいっても、F川さんは、リハビリ復帰後、初山行ですし、ゆっくり目に先に行っていると言われたので、すぐ追いつくだろうと、思っていたら、ゲレンデに戻った箇所で、はるか上まで上がっている、すごい。標高2000m手前でようやく追いつきそうになるも急斜面で、F川さんらも難儀している。右に進んだほうが登れそうだったので、F川さんに断って、右に行くも、さらに上に行ったところでツボ足なら登れそうですが、スキーで登るには難しい斜面に。板を外し、10mほど登ったら傾斜も緩くなり、再度シールで登り、その少し上で二人に合流。

8:44 乗鞍岳

 

8:55 ゲレンデの非圧接バーンかと誤解してしまった

 風景はまるで、ゲレンデの非圧接バーン。真ん中をシールで歩くべきではないと端を歩いてしまった。このコースは読図が必要なく、斜度がある斜面を除けば、初心者向けのコースです。道標も頻繁にあります。

9:23 右が乗鞍岳、左が高天ヶ原

 先ほど遅れたこともあり、少しはトップを行かなくてはと、登ったら、意外にもF川さん遅れた。久しぶりの山だから、F川さんも人の子。

9:23 

 過去に雪崩が起きたことがある位ヶ原の林道手前の斜面には、そのことの看板が出されていました。

10:23 もうちょっと登ろう 中央が乗鞍岳、左が高天ヶ原

 中央が乗鞍岳ですが、よくも考えずに写真を撮り、帰ってきて、左側のピークも立派なので、左側のピークが乗鞍だったら、どうしようとカシバードで調べる前には、びくびくしていました。こういう所は自分の至らぬ所です。

10:44 中央が乗鞍岳、左が高天ヶ原、右が摩利支天岳

 位ヶ原まで来ました、この先も進めますが、とりあえずは本日の目的達成。

10:44


乗鞍岳をバックに(F川さんと、G藤さん) 乗鞍岳をバックに(F川さんと、自分)
G藤さんからいただきました、ありがとうございます。


10:59 滑り降りる斜面

 最近、ようやく戸外でテレマークターンができる確率が高くなってきたので、F川さんに、それを見せれて良かったです(後傾になっているのは否めない)。まだまだなところはありますが、テレマークしているといって、お話にはなると思います。
 雪質は悪くはなかったと思います。かなり多くの人が入山していました。スキーの方、アイゼンピッケルの方、共にいました。

滑る自分(動画 23秒)

滑る自分(動画 22秒)

 G藤さんから滑っているところを撮ろうという意見、ありがとうございます。自分も他の方が滑っているところを撮ることになりました。スマホではバッテリー切れもあるかもしれないとカメラも、乗鞍岳に持っていきました。スマホで動画を撮った記憶がなく、経験のあるカメラで動画を撮ったほうが良いと思い、カメラで撮影を選択しました。G藤さんにOKの合図をし、カメラで撮影した直後、バッテリー切れが表示され、撮影はできませんでした。必死にバツ印を作りましたが、G藤さんには気づいていただけないようでした。すみません。
 ただ、これまで動画というと、まともな動画を自分が撮ったことなくて、G藤さんの後、スマホでF川さんを撮った動画が見る価値のある動画(でも最初のころ、画像が揺れまくり)で、スマホを使えば、自分でもまともな動画が撮れるかもしれない。

滑るF川さん(動画 23秒)

 以前よくあったモモが痛くて滑れないという事は、なかった。C1に戻ったころ、痛くもあったが、荷物の整理などしているうちに、痛みはなくなっていた

 スキーで滑っていて、骨盤を立てて滑るということが言われますが、ザックを背負った姿勢をとると、自然にこの姿勢になるのでは?

26日のトラックログ(赤:登り、黄:下り)(ゲレンデを含む)
C1→B→C1→A(C1:イグルー作成地点、B:位ヶ原、A:やまぼうし駐車場)


上のトラックログの、ゲレンデ外の部分拡大

26日の「速度/時刻グラフ」
(縦軸:速度、横軸:時刻)(区間1:登り、区間2:滑り(ゲレンデ外)、区間3:滑り(ゲレンデ))

 山行終了後、車の中で、スマホのバッテリーを確認したら、行く前フル充電したのに対し、カメラで使用して、GPSで使用して、バッテリーの残量65%。時と場合にもよるが、思ったよりも残っていた。厳冬期、スマホでGPSを使い、カメラを使うのは初めてだったので、気になっていたが案外残っているものだ。

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