伯耆大山(単独行)

2024年8月12−15日(伯耆大山登山は13日のみ)

 百名山を求めて、遠くの山に行く、というのも自分の中にあり、年に1回くらいは、行きたくなります。それが、お盆の時期に行きたくなり、お盆休みの2日くらい前に、行っていなかった伯耆大山で計画を立てる。そしたら、その翌日くらいに南海トラフ地震の臨時情報が出て、一時は中止、別の場所も考えたが、伯耆大山は南海トラフ地震の場所とちょっとズレているし、普段よりも注意目に行動すれば良いとの通達でしたので、ちょっとびくびくしながら行ってきました。

今回の山行の大まかな位置図(赤:登り、黄:下り) 今回の山行のさらに大まかな位置図(赤丸)

8月12日(月)
【コースタイム】11:55 品川駅(新幹線)−15:10頃/15:15頃 岡山駅−17:31 米子駅
 途中、南海トラフ地震関係で、新幹線が通常よりゆっくり目に進むことはあり、岡山駅への到着が遅れましたが、17時31分米子駅着の特急に、なんとか乗れました。

 17:22 車窓からの伯耆大山

17:35 米子到着


8月13日(火)
天気:曇りのち晴れ
【コースタイム】7:35 大山口駅−8:05 大山寺(バス停)−8:17 大山夏山登山道−9:15 標高1250m分岐−10:10/10:30 伯耆大山山頂−11:35 標高1250m分岐−12:12 大神山神社−12:30 大山寺−12:52/15:20 大山寺(バス停)−16:12 米子駅

 たまに見る大山北壁の姿が残像のように残りすぎていたか。計画の段階で、「往復4時間?、半日で行ける山なの?」と思った。
 自分の勝手な思い込みだった(過去形)のですが、もうちょっと厳しい山かと思いこんでいた。おそらくは、簡単と思うと難しく、難しいと思うと楽な山ではないかと思う。天気・季節・ルートにもよりますが…
 逆に、短い中に様々な事が詰まっているといえば、そうです。ロープウェイ、リフトを用いず、短時間で、あのようなアルペン風景に出合えるとは

5:16 米子駅

 晴れの予報だったのに、宿を出て、空を見上げると曇り

5:38 米子駅からの、伯耆大山(右奥)

 朝焼け? 一般的に朝焼けは天気が悪くなるというので、びびりまくる(後日談、朝焼けは問題ありませんでした)。前日までの13日の天気予報は、ふもと、山頂、登山口、共に晴れだったのに(と記憶)。再度、この日の天気予報を見ると、山頂は晴れだが、下の方は午前中は傘マーク、海の近くの単独峰は天気予報が難しいかもしれない。

5:54 米子駅−6:02 伯耆大山駅
 「7:35大山口駅出発→8:05 大山寺着」のバスまで、時間があるので、敢えて、伯耆大山駅で下車して、駅周辺を歩いて、伯耆大山の良い写真が撮れる場所を探しに散策です。

6:04 伯耆大山駅からの伯耆大山(右)
左は孝霊山
 6:11 伯耆大山


 6:18 伯耆大山駅から少し歩いたところからの伯耆大山(右)
左は孝霊山
 

6:38 伯耆大山駅−6:47 大山口駅
 大山口駅に到着しましたが、7:35大山口駅出発までのバスまで、時間があるので、再度、大山口駅周辺を歩いて、伯耆大山の良い写真が撮れる場所の散策です。

 
7:12 大山口から少し歩いたところからの伯耆大山(左奥)
右は孝霊山

風力発電の発電機が各所に、中央奥は日本海、左奥は島根半島の山々 

 伯耆大山(南側)の写真を撮って、周囲を見渡すと、北側には、風力発電の発電機と、日本海

7:35 大山口駅−8:05 大山寺(バス停)
 朝早いからか、バスの乗客は自分一人でした。最初は、タクシーも考えましたが、バスでもなんとかなりそうな天気なので(大山寺へのバスは、一日に10本未満、米子からのバスがほとんど)バスにしました。ほとんどが、マイカーのようで、駐車場が大山寺周辺に多数あり、かなり混んでいました。自分は、マイカーでも行けないことはないですが、お盆は混むし、長い距離の運転は苦手なので、新幹線で向かいました。レンタカーという手もありますが、そこまですることもないと。

8:10 大山寺参道


 8:17 大山夏山登山道  左写真を拡大

 車道を離れて、登山道に入ります。

8:20 歴史ある山の登山道

 8:26 阿弥陀堂


8:30 一合目

 これも歴史ある山の特徴か、〇合目の道標がきちんとありました。その他、標高の道標もこまめにあり、高度計を持って行きましたが、その必要はありませんでした。

8:38 ヤマジノホトトギス

 点々と咲いていました。

 
8:53 ソバナ 8:55   8:55


 9:06 山の神さん  五号目

 「山の神さん」は、五合目にあります。ここで休憩しました。

9:16 1250m分岐(行者コースと、夏山登山コースの分岐)

 1250m分岐は、五合目のすぐ上です。

 9:25 避難小屋(標高1350m)  

 この辺りから、森林限界(伯耆大山は1300m付近)になり視界が開けるはずですが、この頃、ガスっていて、遠景はあまり見えませんでした。

 9:34


9:35


9:37


9:43 ホソバノヤマハハコ


 9:44 シモツケソウ  9:44 シコクフウロ


9:55  数秒後に景色が変わる

 この辺り(標高1600m)から、道が木道になり、傾斜が緩やかになりました。

 9:56 小さなお花畑  9:57 ダイセンキャラボク


9:57 ゴールは近い 10:01


10:04 来た道を振り返る

10:06 ガスが晴れてきた


10:07


10:09 避難小屋を横に見ながら
     山頂はもうすぐ


10:10 コオニユリ

10:10/10:30 伯耆大山山頂(1709m)
 崩落のため、最高峰の剣が峰(1729m)への縦走ルートは禁止とされているため、ここが最高到達点です。

10:11 山頂からの眺め


 伯耆大山山頂  ピーク写真


 


 10:29 出発、さようなら、伯耆大山山頂  

 

10:32 避難小屋内部

 避難小屋に入ってみました。この時期は有人で、売店もあるようです。

10:36

10:38


10:47 来た道を振り返る

 基本的に、一方的な登りと、一方的な下り

10:47 登りではガスっていて見えなかった風景が見えた 

10:47 屈曲点

 

10:51


10:52 

 

10:54 あそこから登ってきた


10:58


 11:16 六合目 避難小屋

 

11:25 標高1250m分岐

 分岐です、下りは行者コースを使いました。

11:40

 行者コースの方が、明らかに人が少なかったです。

 11:53 伯耆大山・北壁がドーンと  

この風景が見れるので、天気が良ければ、行者コースを利用しましょう。

11:56 林道に合流(標高1010m)

 林道に合流しますが、すぐに登山道に戻る道があります。

12:09


 12:12 大神山神社 奥宮  
 


12:17 ガスがなければ山頂が見えたか?

 

 12:19  


 

 12:26 ツリフネソウ  12:28 どうなったらこうなるのか


大神山神社 奥宮
の鳥居

 12:29 大山寺  

 大山寺は行者コースのルート内ではありませんが、時間もあるし、行ってきました。

12:40

 

12:45 大山寺参道  12:51 海が見えた

12:52 大山寺(バス停)

今回の山行のトラックログ (登り:赤、下り:黄) A→B→C→D→C→E→F→G→A
 A:大山寺(バス停)、B:夏山登山口、C:標高1250m分岐、D:伯耆大山山頂
 E:林道に合流(標高1010m)、F:大神山神社、G:大山寺

 

今回の山行の「速度/時刻グラフ」
(区間1:登り、区間2:下り)(縦軸:速度、横軸:時刻)


 バスの出発まで時間があるので、近くの豪円山まで行ってきました。豪円山山頂付近は、だいぶ藪に覆われ、視界も悪く、小雨がぱらついてきた(結局本降りにはなりませんでした)ので、長居はせず、帰りました。

 13:55 豪円山の中腹より、伯耆大山下部  スキーのジャンプ台?


大山寺バス停からの、豪円山(H)の位置図


14:32 大山寺(バス停)からの、伯耆大山
 待ったけど、ガスは失せなかった。

15:20 大山寺(バス停)−16:12 米子駅

 米子駅周辺は、居酒屋ばかりで、気楽に食事できるところが見当たらない(ちなみに店舗等は駅北側がほとんどで、駅南側は住宅街)。居酒屋でもいいかと思って、入店すると、予約がないからダメと言われる。仕方がないので、観光案内所で、食べれそうな店を探す。その際に、近くにお城(米子城跡)があることがわかる。お城に行けば、お城は高台にあるので、伯耆大山の良い写真も撮れるのではないかと、米子城に行ってみることにする。さらに、米子城の近くに、吉野家もあった。うれしい。

17:32 米子城跡からの風景、右奥が伯耆大山(山頂は雲に覆われている)

 残念ながら、山頂は雲に隠れて見えず。

米子城から、海はこんなに近かった 海が、半島が見える


米子城跡

米子駅周辺図
 吉野家の位置はおおまか

米子まで来て、「天気が悪かったです、帰りましょう」はしたくなかったので、13日天気が悪かった場合の予備日を設けていましたが、13日の天気は悪くなかったので、翌日14日は、急遽、近くの出雲大社まで行くことにしました。

8月14日 周囲ぶらり旅 

8月15日(木)
【コースタイム】5:32 米子駅−7:40/8:46 岡山駅−12:03 東京駅
 当初の予定では米子を10時半ごろに出る予定でしたが、南海トラフの不安もあるし、来ただけのことはしたので、早めの電車で帰りました。南海トラフ関係で、電車が遅れると面倒なので、岡山駅では1時間の余裕を持たせましたが、得意問題ありませんでした。

5:39 車窓からの伯耆大山


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