雲取山(単独行)

 皆と一緒に、一人では行けない場所に行くのも悪くないが、連続すると、単独で行きたくなる。おそらくは、単独が連続すると、他の人と一緒に行きたくなる。
 近場で、そこそこ達成感があるところに、単独登山で行ってみたい、ということで、雲取山。
 雲取山というと、泊りでしか行ったことがなかったが、行程時間を出してみたら、日帰りでも行けそうなので、日帰りで行ってみようと思いました。

今回の山行の大まかな位置図(赤:登り、黄:下り) 今回の山行のさらに大まかな位置図(赤丸)

7月20日(土)
天気:晴れのち曇り
【コースタイム】6:25 雲取山登山口村営駐車場(小袖乗越)−7:43 堂所−8:48 ブナ坂−10:15/10:25 雲取山山頂−11:55/12:05 七ツ石山山頂−13:30 堂所−15:00 雲取山登山口村営駐車場

 午後から雨の予報(この日の天気予報:晴れのち雨)でしたので、朝早く、家を出ました。日帰りが微妙な山なので、12時に雲取山山頂に着いていなかったら、山頂を踏まずに引き返す予定で登る。時間制限を設けたら、えらく気が入ったのか、予定よりはるか前に山頂に着く。結局、山行中は雨は降らなかったが、帰りの車内で、夕立。午後から雨の予報だったので、中止も考えたが、行って良かった。天気予報は、あくまでも予報。天気図も、雨が長引くような天気図ではなかった。

6:23 雲取山登山口村営駐車場(小袖乗越)

 当然と言えば、当然ですが、雲取山登山口村営駐車場(小袖乗越)の電話番号が、無人ですから…ないようで、カーナビの登録方法に手こずる。
 実際に行ってみると、411号からの入り口で、左に入ってしまい、そこに駐車場らしき場所もあり、ちょっと迷いましたが、GPSも使って、正しい、駐車場を見つけました。駐車場には、水洗トイレもありました。

今回の山行のトラックログ 標高:〜1200m(登り:赤、下り:黄)
A:411号から外れる、B:雲取山登山口村営駐車場(小袖乗越)、C:林道を外れて、登山道へ

 これまで使っていたスマホは、なぜか山中に入るとGPSが使えないという、意味不明のスマホでしたが、機種変更をして今回使ってみたら、山中に入っても途切れることなくGPSが使えました。操作もわかりやすい。
 ただ、スマホを落としそうになった。(日常生活では問題ないが)ちょっとケースが、滑りやすいようだ、滑りずらいケースを探したい。

6:31 林道を外れて、登山道へ

 最近、各所で熊が出るというのを聞き、ひょっとしたらと思って、熊鈴を持って行きましたが、下部は杉の植林帯で、ここは熊のいる可能性は低いと思う。いるとしたら、広葉樹林帯の方が可能性高い。ただ、鹿は1頭見ましたし、鹿の防御柵もありました。

6:45 目印となる廃屋


6:59

 左に尾根がある形で、登山道を進む。尾根には1240m付近でのる。予想通り。

今回の山行のトラックログ 標高1200m〜1650m(登り:赤、下り:黄)
 D:尾根にのる、E:七ツ小屋下分岐点、F:ブナ坂

7:37 尾根は近い


7:39 尾根に乗る


7:43 堂所


8:11 七ツ小屋下分岐点

 分岐点の表示前で休憩してしまった、後から来た人からすれば、現在地確認等する際に、ちょっと邪魔な行為である。少し離れた所で、休めば良かった。
 12時までに雲取山山頂に着かねば、引き返す予定でしたので、(とりあえず七ツ石山山頂は帰りに寄ればよいので)、登りは七ツ石山山頂を巻きました。

今回の山行のトラックログ 標高1600m〜 (登り:赤、下り:黄)
 F:ブナ坂、G:小雲取山、H:避難小屋、I:雲取山山頂

8:19 小橋

 (自分がよく行く奥多摩のつづら岩と比較すると)急な登りはほとんどなく、だいたいが緩やかな登り。

8:38 猫の又


8:46 ブナ坂

 ここから石尾根

 8:49  8:54


9:11


9:18 鹿よけの柵(入口)


9:19 正面の小ピークが小雲取山


9:23 鹿よけの柵(出口)


9:26 1813m小ピークへ


9:27 来た道を振り返る(南西〜南東側の風景)


9:28 再度、来た道を振り返る(南東側の風景)


9:44 小雲取山山頂への登り


9:48 ホタルブクロ

9:50 小雲取山山頂

9:51 雲取山山頂が見えた 左写真を拡大


9:54(西〜南側の風景)(右の一番高い山は飛竜山)

 左奥にぼんやりと見えるのは富士山? 見えていたのか。登っている最中は気がつかなかった。

10:03 小さなお花畑


10:05 山頂はもうすぐ

 山頂は避難小屋よりも、奥ですが…

10:07 避難小屋


来た道を振り返る(南東側の風景)


10:09 ニセピーク

 ややこしいピークがありました。実際の山頂はさらに奥です。天気が悪くなければ、体調が悪くなければ、すぐ近くのピークまで行きましょう。

10:10 山頂はあっちだ!


10:12 雲取山山頂


ピーク写真 そういえば、山頂ではトンボがたくさん飛んでいました


10:26 さようなら雲取山山頂

夕立の予報もあり、早めの出発

10:26 山頂から帰る道からの、避難小屋


10:28 さあ、下山(東〜南側の風景)


10:35 石尾根

 石尾根は、良い風景で、往路だけでなく、復路でも楽しめました。

11:47 ホタルブクロ

 往復なので、9時48分のと同じホタルブクロ? いやいや、別のホタルブクロ

11:52 七ツ石山山頂 七ツ石山山頂から見た、雲取山山頂(中央右)(北西側の風景)

 先ほど、ホタルブクロを撮った際、携帯のカメラがおかしな設定になったようで、七ツ石山山頂の写真は、意味不明な写真になりました。
 雲取山山頂の良い遠景写真が撮れなくて、なんとかならないか…でしたが、七ツ石山山頂から雲取山山頂の遠景が無事撮れました。

11:53 南側の風景


12:10 七ツ石神社


 12:24(12:24と12:46の写真は同じ場所)  12:46 水場に気を取られて正しいルートを見落とす
 戻ってきて、証拠写真のため撮影

 予定時刻にも間に合い、七ツ石周辺を除いて、ほとんど同じ道ということもあり、ちょっと集中力を欠いていたかもしれません。あとは、うだるような暑さはなかったのですが、やはり暑かったのか、水場を見て、思わず、近寄ってしまい、水場下にある正しいルートを見落としてそのまま進んでしまいました。10分ほど歩いて、分岐が現れないことに、尾根を巻く形になることに、おかしいと思い、来た道を引き返す。

J:道を間違えた分岐
K:引き返した地点

登り:赤
下り:黄


12:55 七ツ石小屋

 道を間違えたショックもあり、時間に余裕もあり、休憩したくなり、七ツ石小屋で休憩。飲料も残っていたが、コーラを購入。350ml缶かと思ったら、500mlペットボトル、しまった、仕方がない。
 七ツ石小屋より下は、ほとんど杉林の中で、直射日光は、当たらなかったと記憶。

14:50 車道に合流


14:54 雲取山登山口村営駐車場

 偶然、以前の記録を見ていたら、雲取山に87年10月(自分15歳)、00年5月(28歳)、04年11月(32歳)、11年2月(39歳)に登っていた。こんなにもコンスタントに登っていたとは、日帰りは今回が初めてでした。

今回の山行の「速度/時刻グラフ」
(区間1:登り、区間2:下り)(縦軸:速度、横軸:時刻)

 自分でも、登りは気が入っていて、良かったと思っている。下りは、ちょっと油断したのか、登りと下りのスピードが、ほとんど同じだ。というか、七ツ石山山頂を加えたという違いがあるにせよ、下りの方が時間がかかっている。

戻る