2月24日(前夜発)−25日
L:自分、メンバー:F川さん、I井さん
I井さんのご提案により、当初は船形山に行く予定でしたが、東北太平洋側は雪が少ないとの連絡を受け、乙妻や火打山も検討しましたが、3連休の天気は会津の方が良いということから、共に大戸沢スノーシェッドから入山する、大戸沢岳(24日)と三岩岳(25日)の計画を出しました。ところが、現地に着いて「雪が少なく、提出した計画ですと共に下大戸沢から入ることから、(雪が少ない)大戸沢を進むのは不可能ではありませんでしたが、かなり困難である」ことが予想され、24日三岩岳(小豆温泉ルート)、25日会津駒ケ岳(滝沢尾根)に予定を変更しました。
今回の山行の大まかな位置図 黄:24日、赤:25日 |
今回の山行のさらに大まかな位置図(赤丸) |
2月24日(土)
天気:曇り時々晴れ
【コースタイム】6:50 高畑スキー場
7:10/7:40 国体コース入り口付近の、駐車スペース−8:50 900m小ピーク−12:30頃/12:50 標高1500m辺りで撤退−13:20/14:00頃 1308小ピークで休憩−15:30 駐車スペース
7:45 2月の三岩岳なのに |
まさか、ここまで雪がないとは考えておらず、小豆温泉からのルートを準備していなかった。F川さんより地図を借りる。自分のGPSといえば、最近電源部分の接触が悪くなり、前回、双子山は問題なく使えたものの、24日は、機器の故障により、操作が全くできなかった。(バッテリーの消耗という問題はあるにせよ、スマホの進化はすごいです。GPSもスマホかも)。
10:00 |
他の二人に比べて、キックターンでのロスが、自分に顕著だと思う。
10:55 |
標高1400m辺りでアイスバーンが出てきて、急遽クトーセット
平地でクトーセットは、難なくできたが(当然)、急斜面でのクトーセットは慌ててしまった(きちんと雪をはらえば、クトーはセットできた。クトーの裏に雪がついてしまっていて、スキー板の雪ばかり気になって、何度板の雪を払うもセットできず、クトーの裏まで気がつくのが遅れてしまった)。なんとか1500m付近まで登るもアイスバーンで、これでは下るのも大変ということで、クトーとシールをつけたまま、安定した1308小ピークまで下りて、そこでクトーとシールを外しました。
13:15 中央が三岩岳山頂 | 1308小ピークで、一休み |
13:45 |
13:47 芽吹き |
他の二人は上手に滑り降りているものの、自分は多くの場面を横滑りで対処。たまに、空いた空間があっても、思い切って行動できない。昨年より上達したはずなのですが…
F川さんより、
「ゲレンデの急斜面を滑ってみては」
「テレマークで沈み込む量が少ない」
「フォールラインでボーゲンになっている」
とのことです。ゲレンデの上達が、雪山で活かせていない。こうも雪が少ないと…
15:00 斜面が急な箇所も多く、藪も多いため | スキー板を横にして担ぐ |
斜面が急な箇所も多く、藪も多いため、標高1000m辺りからか、板を担ぐことに。これまで何度もしたように、スキー板をザックの脇につけるのではなく、F川さんお勧めのスキーを横にして担いだら、かなり安定した。ルートが登山道のため、ある程度の横幅が確保できるのも良かった。
時と場合にもよりますが、この板を横にする背負い方は有効な場合が多いようです。
15:30 下山 |
24日のルート(900mの小ピーク以降、GPSが捕捉できなかったため、およそのルートを手書き) |
鈴蘭に入ってからは初めてかもしれない、山スキー後、宿泊り(檜枝岐村の民宿)。温泉は近くの燧の湯、慣れないことなので自分は「あれもこれも」と、余計な荷物(特に着替え類)を持って行きすぎて、結局、使わなかった。
民宿近くの橋からの風景 |
積雪が少ないため、翌日の山行も危ぶまれたが、せっかく来たし、行けないほどではないので、翌日は(午後から天気が悪くなることもあり)午前中のみで、会津駒ケ岳(滝沢尾根)に行ける所まで行ってみようということにしました。
2月25日(日)
天気:曇り
【コースタイム】7:30 宿出発
7:40/8:05 滝沢橋手前の駐車場−11:00/11:35 標高1450m辺りで撤退−12:25 駐車場
8:08 登山口 |
「午前中で帰るので、行ける所まで行って11時には引き返しましょう」と、二人に伝達。
8:53 |
8:57 階段は登らずに、右の林道を進みました | 右の林道 |
林道を進みまして、林道なので、傾斜緩やかです。
9:11 林道を外れて、この上から傾斜が急になりました |
林道を外れる手前で、久しぶりにシールが効かず、ズルズルを2度ほど、なので、林道を外れる場所からクトーをつけました。
F川さんが好調で、大いに引き離されました。
11:00/11:35 標高1450m辺りで撤退
ここで登山道を登ってきた3人パーティーと出会う、登山道のほうもかなりアイスバーンが多かった、とのことです。
2日とも、自分は多くの場面で横滑り、たまにテレマークターンに挑戦できるほどの空いた空間はあったものの、前日と同じく、うまく滑れなかった。
F川さんより、「フォールラインでボーゲンになっている」との指摘を前日受け、そんなことはないと思ったが、翌日、改めて自分の動作を確認すると、恐怖心からか、山中ではフォールラインで足がそろわずにボーゲンになっていた。
ゲレンデ外では、様々なことは考えながら滑れない。そうだ、足裏感覚を基準にしては? 足裏感覚なら、ゲレンデ外でも感じながら、滑れる。逆に、なんで、今頃、気づいているのだ。
12:27 下山 |
下山後、天気予報どおり、雨。
25日のルートのトラックログ(赤:登り、黄:下り) A→B→C→D→C→B→A A:滝沢橋手前の駐車場、B:登山口、C:林道を外れた地点、D:引き返した標高1450m |
今回の山行の「速度/時刻グラフ」 (区間1:登り、区間2:下り)(縦軸:速度、横軸:時刻) |