いろいろなことがあったが、動画と写真は、一生の宝かもしれない。
月山の風が強い予報でしたので、直前まで越後駒にするか検討していましたが、最終的に月山に決定しました。
行きの集合は、家に帰ったら、集合時刻に間に合わないので、荷物を会社に置き、集合場所へ直行しました。
5月3−4日(前夜発、翌朝帰り)
L:Y田さん、メンバー:I井さん、自分
5月2日 19:25 浦和IC−22:40 福島JCT−23:40 山形JCT−24:15 道の駅 西川
I井さんカーで、移動。設定すれば、アクセルとブレーキを踏まなくても、自動的に設定したスピードで運転してくれる車で、(ハンドル操作は必要)、1時間弱運転させていただきました。慣れないと、ちょっと加速が急な時もありましたが、世界はいつの間にここまで来たのですね。
高速道を下りたコンビニで、トマとわらじの方の合同パーティーに出合う。リーダーと、I井さんは、顔見知りで、合同パーティーは鳥海山に行くとのことです。道の駅でも、合流し、前夜祭に参加いたしました。
今回の山行の大まかな位置図 赤:3日、黄:4日、赤丸:前泊した道の駅 |
今回の山行のさらに大まかな位置図(赤丸) |
5月3日
天気:晴れ
【コースタイム】7:30 道の駅 西川−8:00/8:40 姥ヶ沢駐車場
9:12/9:20 月山リフト終点−10:25/10:40 牛首のコル−11:35/12:15 分岐地点(11:45 月山山頂 自分のみ)−13:10 清川行人小屋
駐車場を出発前、トイレに行きたくなり、オーバーパンツを下ろしたら、ブチっと切れてしまい、修理に手間取って、切れたヒモを強引に縛ることで対処。久しぶりなので、行く前に確認しておけばよかったし、強引(といっても、かかっているヒモを設定どおり横にスライドさせたのですが)に、オーバーパンツを下ろさなければ良かった。(後日談)前のチャックを開けてから、背中のレールを左右に寄せてから、オーバーパンツを下ろせばよいのでした。直営店に修理に出したら、交換部品があったとかで、無料で修理していただきました。
リフト代購入の際、オーバーパンツの件で慌てていたのか、財布を取り出そうにも、なかなかポケットに手が入らない、ウエストポーチを装着しているのを忘れていた。ウエストポーチを外したら、簡単に手が入るのでした。
8:45 月山リフト乗り場 |
カメラを忘れて、携帯での撮影。慣れないので、撮れたことは撮れたけど、一々確認が必要でした。
9:21 月山リフト終点 |
リフト終点からの姥ヶ岳 | リフト終点から月山山頂 |
9:35 姥ヶ岳には向かわず、トラバースをして、月山に向かいます |
多くが姥ヶ岳経由で、トラバースをする人は少なかった(1割くらい?)です。
10:05 月山山頂方面 |
10:25 牛首のコル 姥ヶ岳を経由してきた人達とも合流 |
風が強い予報で、行ってみたら、牛首から山頂手前までは、風が強く吹きましたが、行動には問題なかったです。なお、小屋に泊まってからの、夜は、再度、風が強くなりました。
斜度がきつくなり、アイスバーンが出てくることが予想されたので、この地点からクトーをつけました。念のため、アイゼンを持参しましたが、今回、アイゼンの出番はありませんでした。
I井さんよりいただいた写真(以下I) | Y田さんと、I井さん |
11:10 1890m付近で一旦雪がなくなり、 板を外してかつぎました。写真は雪が復活した地点です |
10mほど板をかついだら、再度、雪が復活しました。
11:12 再度、雪が復活 |
11:23 再び、雪がなくなる |
再び、板を担ぎました。
11:24 鍛冶稲荷神社 | 板を担ぐI井さん |
11:25 山頂は近い |
11:33 分岐地点からの山頂(山頂はちょっと先) |
(明日に頂上に行く予定だから)頂上に行ってきて良いと、言われたので、自分一人頂上へ。それほどバテていなかったし、(何が起こるかわからないので行けるときに)月山山頂行ってきました。
11:43 左が登ってきた尾根 |
簡単に写真を撮って帰るつもりが、慣れない携帯での操作で、手間取ってしまいました。
11:44 月山神社 |
月山山頂より(南西〜北東側の風景) |
東〜南西側の風景 |
11:47 分岐地点に戻る |
今回、地図読みに課題が多く見つかりました。自分の方向確認は、方角の目印に具体的なモノを設定せず、ただ、手で方向を示してこっち、というだけでした。いろいろあったのですが、理解が足らなかったのは事実です。
コンパス、目的の方向に対して何度の向きで進むか(コンパスの方位確認作業において、「コンパスの回転盤の中の矢印を磁北に合うように回す」作業を忘れてしまった。)
GPSは山スキーに持って行くのなら、(ザックのアマブタの中に入れて)家に帰ってからトラックログを確認するために使うのではなく(当然ですが)行動中に現在地を確認できる形で使用すべき。
(今回のように)一面、目印の少ない雪面では、ガスったりしたら、GPSを取り出して現地確認に使った方が良いのは、当然です。
地図はA4サイズ以上のクリアケースに入れる(書いてみて、当然だが、魔が差したように、小さいサイズのジップロックを使っていた)。山行終了後、A4サイズとB4サイズのクリアケースを大量に購入しました。
12:19 滑る自分(撮影Y田さん、以下Y)、ありがとうございます。 |
慣れない携帯のカメラで、自分は滑降時の撮影に自信がなく、Y田さんに撮影していただきました。
雪質:ザラメ、滑りずらい雪ではありませんでした。今回、滑れたからといって、次回も滑れる雪質ではありません。
滑るI井さん(Y) |
今回の寒さ:自分の場合、上は、雨具上に、長袖用山シャツ+半袖用山シャツ+オーバー手袋(中身無し)、登りはニット帽、下りはヘルメット
下は、オーバーパンツ+山用パンツ
通常、GWで、この格好ですと、暑くて仕方がないのですが、さすが月山、風もありましたがが、ちょうど良かったです。
12:21 (Y) |
月山は滑れる斜面が広大で、木も出ていなかった。斜度も、滑るのに多くの斜面がちょうど良かった。
12:24 (Y) |
ようやくゲレンデ外でも、テレマークターンができるようになり、今後は、滑りも地図読みに、余裕を持って取り組める可能性が高くなる。写真を撮る余裕も出てくる。
12:25 滑るI井さん(Y) |
12:26(Y) |
12:42(Y) |
12:45 動画(9秒)(Y) |
12:51(Y) |
12:51(Y) 本日の宿泊小屋、見えました(赤矢印) |
12:56(Y) トラバースして小屋に向かいます 動画(28秒) |
12:56(Y) |
13:02 清川行人小屋(Y)(無人避難小屋) |
3日のルートのトラックログ(赤:登り、黄:下り) A:リフト下り場、B:牛首のコル、C:鍛冶小屋跡、D:月山山頂、E:清川行人小屋 |
追加:山頂付近を抜粋 1:板を担ぐ 2:再度シールで登る 3:板を担ぐ |
今回の山行の「速度/時刻グラフ」(3日) (区間1:登り、区間2:下り)(縦軸:速度、横軸:時刻) |
小屋内での自分(Y) なんか、おばさんみたい |
小屋には自分らの前に、5人ほどのパーティー。それから、17時半くらいまで、ぱらぱらとやってきて、合計5パーティー小屋に泊まったと思います。ちょうど良い混み具合でした。
2階に、個人部屋のような部屋があり、そこを使わさせていただきました。
布団、毛布が使え、水場もあり、小屋利用代は、一人1,000円でした。
16:18 清川行人小屋からの月山(Y) |
水をくむ自分(Y) |
19:00(Y) |
20時を過ぎたら、消灯。
5月4日
天気:晴れ
【コースタイム】8:30 清川行人小屋−11:00/12:45 月山頂上(荷物をデポして、東斜面を150mほど滑り登り返す)−14:20/14:45 姥ヶ岳−15:15 姥沢駐車場
15:30 姥沢駐車場−16:00 道の駅 西川 (5月5日 2:20 道の駅 西川−7:25 浦和IC)
7:50 出発しましょう(Y) |
朝早く出発しても、アイスバーンなので、遅めの出発です。
清川行人小屋、2階への階段(Y) |
清川行人小屋(Y) 快適でした、ありがとう。 |
8:20 出発前に(Y) |
8:35 出発 動画(Y) 21秒 |
8:40 斜面をトラバース(I) |
9:26 岩場で休憩(I)(標高1610m) |
ここまで傾斜が急でしたが、この岩場を過ぎたら、傾斜がだいぶ緩やかになりました。ここまで風も強かったので、岩と小低木に風が遮られ、ほっと一息でした。
10:05 (I) |
10:06 一面の雪(Y) |
10:49 (Y) |
11:04 月山神社(山頂)(Y) |
11:20 月山山頂からの鳥海山(I) |
ピーク写真(Y) | ピーク写真(I) |
このピーク写真で明瞭になったが、I井さんのスマホの方が明らかに画像がきれいだ。
このまま戻っても…ということで、荷物をデポし、山頂から念仏ヶ原の方へ、東の斜面を200m滑って登り返そうということになりました。
基本的に、3日と同じ雪質で、悪い雪質でなかったはずです(雪質に敏感になるのも、今後の課題です)
11:38 出発
11:41 動画(15秒) |
11:43 動画(40秒) |
まだまだ滑れることに夢中で、ターン一つ一つ、ゆっくりなペースで滑ってしまった。その後のY田さんのテンポが速い。
11:43 動画(15秒) |
11:46 動画(32秒) |
11:45 150m滑って、その先は傾斜が緩いので、ここまでとする。
11:56 ここから登り返します |
12:00 登り返し・出発
クライミングサポートを使うべきでは、との指摘。前日、クトーを使ったときは、敢えて使わなかったのですが、使えるものは使うべきです。こんなことで、バテたら、バカバカしいですし、到着時刻が遅れるなどして事故のもとになったら、さらにバカバカしいです。
この後クライミングサポートを使って登ったのですが、何か違和感を感じたものの、クライミングサポートを使っているためと思ってしまった。実は、ビンディングのモードが、滑りモードでした。落ち着け!
12:20 デポした地点に戻る
12:47 |
山頂から、スキーで滑っても、すぐ先で雪が切れるので、山頂からは板を担ぎました。
12:55 (Y) | (I) |
13:04 鍛冶稲荷神社 (Y) 登りのときの写真は、雪山の景色だったのに |
13:21 (Y)ここから滑ります 雪はここ以降、つながっていると思いこんでいた |
13:22(Y) |
滑った先で、雪が再度なくなっていて、板を外して10m程進んで、再度雪が復活しました。
13:33(Y) | 13:34(Y) | 13:36(Y) |
ここ結構、急な感じがして、唯一、あまりテレマークターンできませんでした。あと、ケガ後でまだ、(できるのですが)スキーの着脱がぎこちなく、ちょっと恐るおそる、でした。
13:47(Y) |
姥ヶ岳までトラバースして一直線で行けるかと思いきや、1688m小ピークと1729小ピークの間の、小ピークより雪が切れていて、標高差50mほど下に滑って、そこから再度登り返しました。
I井さんとY田さんは、スキー板を外して板をシュリンゲとカラビナでザックに結び、引きずる方法で登り返し、自分はカラビナを持ってこなかったので、シールで登り返しました。
14:20/14:45 姥ヶ岳
14:28 左が湯殿山 |
雪がつながっていれば、姥ヶ岳から、湯殿山へ行き、石跳川を滑り、県立自然博物園に下りる予定でしたが、姥ヶ岳より確認すると、湯殿山へは雪が切れているし、リーダーが前回行ったとき、藪が濃くて大変だったことを聞き、沢も雪が少ないことが予想され、姥ヶ岳から、姥沢駐車場に向かって下山することとなりました。
14:29 (Y) |
14:38 姥ヶ岳山頂(I) |
14:40 月山山頂と自分(Y) 良い写真、ありがたいです。 |
14:49(Y) |
姥ヶ岳の中腹に、Tバーリフトがあり、多くの人が並んでいました。
14:51 動画(44秒)(I) |
14:52 動画(11秒)(Y) |
この後、モモが少し痛くなりましたが、ちょっと休憩を入れたら、なんとかなりました。
4日のルートのトラックログ(赤:登り、黄:下り) E:清川行人小屋、F:休憩した岩場1610m、G:月山山頂、H:登り返した1830m、I:シールで登り返した1690m、J:姥ヶ岳、K:姥沢駐車場 |
ケガ後初の、会の方と行く山スキーでしたが、大きく遅れることもなく、地図読みは様々にボロが出てしまいましたが、テレマークターンはほぼできて、今シーズン、最後の最後に間に合ってよかったです。
今回の山行の「速度/時刻グラフ」(4日) (区間1:登り、区間2:下り、区間3:参考データ・空身で滑り・登り返す)(縦軸:速度、横軸:時刻) |
15:45 さようなら、月山 |
車を止めていただき、月山にお別れの写真、ありがとうございました。こういう遠景も好きです。
18:27 道の駅で、乾杯 |
渋滞が予想されるので、道の駅で仮眠をとり、翌朝早く、出発しました。
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