2022年 5月 奥多摩・つづら岩

5月28日(土)
天気:曇り時々晴れ
L:F浦さん、メンバー:S林さん、I澤さん、M谷さん、G藤さん
【コースタイム】8:25 駐車場−9:20 水場−9:55/15:50 つづら岩−16:20 水場−17:05 駐車場
 前回、思っていたよりも岩場が乾いていたので、今回も前日に降りましたが大丈夫だと思っていました。実際に行って、つづら岩到着時に、岩場の乾きを確認すると、一ルートは問題なさそうでしたが、二ルートの出だしが少し濡れていました(実際に、登るころは、乾きました)。

9:10 綾滝

午前:M谷さん、G藤さんと(自分がトップ)
 一ルート
 登る前、M谷さんから、「3人で登る場合、つるべで登れませんよね?(言い方こんなでなかったかも)」と聞かれる。3人で登ったことはあったが、その頃はつるべで登るということをあまりしておらず、3人でもつるべで登れて当然かと思っていた。あまりにも想定外の質問で、「???」と自分がなってしまい、I澤さんに確認して、「3人で登る場合、トップは固定」です。考えているつもりが、まだまだです。登る際は、二人同時ではなく、一人ずつ登っていただきました。
 ダブルロープでクリップする場合の声掛け:「ロープが2本あるので、どちらをクリップするか、ロープの色の声をかける」M谷さんから指摘を受けて、そういえばそうです。この対話がないと、ロープがたるんだビレイになりがちなのです。
 一ピッチ終了手前のトラバースで、後続に二人がいるとなると、それなりのクリップの取り方をしなければならず、そっちに意識がいっていたら、一段下にも支点がありそちらにセットしてしまった。一段下のルートの方が、ガバがなく、難しいですが、トラバース特有の対応がないのでそういった点では楽でした。
 一ピッチビレイ終了し、さあ登りましょうという時点で、ロープが絡まりまくり:二人を一本ずつのロープでビレイする場合、どうやったらうまく行くのだろう。「きれいに束ねる」なんですけど、そればかり気になって肝心のビレイがおろそかになったら…。それともATCガイドはきちんと使えば、支点ビレイで手を離せるのですから、まず、きちんとしたビレイ体勢を作り、ATCガイドがその威力を発揮する状態で行う、でしょうか。ロープを束ねる場所を別々にした方が良かったかもしれない。こういうのも登る前にある程度、自分の中でシュミレーションすべきでした。

午後:F浦さんと
 二ルート:一ピッチ目(自分リード)、二ピッチ目(F浦さんリード)(木の左側を上がる):思い出した、F浦さん終了点手前の木に支点を取っていた。登っていた時は、その支点を外すのに頭がいっぱいで、どんな体勢でビレイしているかすっかり忘れてしまった。頂上へは鋭角というほどではないが、反対(終了点)側に行くのちょっと勇気要るのです。
 右クラック(自分リード):(右クラックのルートで)初めて、自分リードで頂上まで行きました。トポなどを見ると途中から登山道に合流できて、そこが終了点なのですが、頂上まで行こうと思えば行けます。ルートが屈曲し、上はなんてことないスラブですが、時間に問題がなければ、頂上まで行った方が達成感あります。ただ、ルートが屈曲するので、初心者は避けた方が良いかもしれません。

15:20 懸垂で下りる

 久しぶりに頂上から懸垂で下りました。距離があるので2本ロープを連結、結び方はかた結び。連結後、ロープを投げると、あともう少しで地面というところで絡まっていました。自分がトップで下りることになり、絡まっているし、トップだしバックアップのオートブロック作成です。最初、エイト管の上にオートブロックをセットしてしまいましたが、手が届かない恐れがあるのでエイト管の下がおススメとのことです。下降の出だしが足場が狭くて怖かったですが、「怖かった」程度で、慌てなければ通過できました。絡まる手前で空中懸垂、絡まっていたロープも難なくほどけ、今シーズン初懸垂、無事終了。ロープが動くことを確認し、次の方どうぞ。

15:25 

 前回、問題のあった(自分)、ビレイでのスリング長い問題について、今回は短めのスリングを使うことで無事対応できました。 

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