2201 西山 山スキー

 テレマーク靴をT2エコからT4に変えて初の山スキーです。昨年は山スキーをしておらず、2年前は休会でしたので、3年ぶりの鈴蘭の山の会・山スキーです。

1月8日(前夜発)
 前夜は道の駅白沢にて、前泊。自分が、エアーマットを出すと、I永さんより、「変えたの?」、と言われる。忘れていました、冬用のエアーマットは、別にあり、夏用の丈の短いエアーマットを持参してしまったのです。足元が寒かった。
 車中で、皆さん最近どこ行かれたのですか、という話になって、ゲレンデに行ったのは自分くらいで、他の方、誰も行っておらず、I井さんより、「足慣らしにゲレンデ1本滑ってから、山に向かおう」という案が出され、異議なし、決定しました。

今回の山行の大まかな位置図 今回の山行のさらに大まかな位置図

1月8日(土)
天気:晴れ
【コースタイム】8:00 駐車場−9:25 ゴンドラ終点−10:55/11:10 西山−11:23/12:00 1870m−12:30/12:55 1520m渡渉点−15:10/15:30 1800m−15:45 ゲレンデに合流−16:40 駐車場
L:F川さん、メンバー:I永さん、I井さん、S野さん、自分

8:00 駐車場

8:35 ゲレンデ到着、足慣らしに1本滑りましょう

 提案どおり、リフトに乗り、ファミリーコースを滑りました。快適に滑れました。

9:20 ゴンドラ終点 西側の風景、上州武尊(山頂はガスの中)
 
東側の風景(日光白根)  

 ゴンドラ終点(1690m)は、ゲレンデトップ(1730m)ではなかった。高度計を再度設定。

9:55 T2エコからT4に変えて初の山スキー

 くるぶしが埋まる程度のラッセルでした。雪も重くなく、この時は足が面白いように進んで(上がって)くれました。

10:10 亜高山帯に来ました 10:15 ラッセル交代


10:25 目指す西山が見えました


10:30 先ほどガスに包まれていた上州武尊が顔を出しました

 リーダーは巻きたがり、自分は読図もあるので一つ一つピークを踏みたかったのですが、指示に従い、巻きました。トラックログを見ると、巻いているようには見えませんが、小ピーク直下5mぐらいを何度も巻きました。自分の、登りでの地図読みについては、前回のようなボケはなかったです。ただ、登りの読図は大きな意味で問題なかったと思いますが、山スキーで「ここから下りるので、ここから登るので」といった細かい地形読みはまだまだでした。

11:00 西山山頂から見た、日光白根(東南東の風景) 西山山頂からの皇海山(南東の風景)

山頂到着

山頂で一枚 前回見つけられなかった、山頂のプレート

 西山山頂で単独行の男性と会う、その他、下りの1800m地点で3人ほどの人に会ったのみで、静かな西山でした。
 山頂から北西の尾根を進み、1870mでシールを外す、自分のテレマークビンディングは、ツアーモードにすると蝶番のように上がることができるタイプなのですが、左足のビンディングが、うまくツアーモードからスキーモードにはまらない。再度、板を外して、周囲の雪を取り除き、なんとかはまる。
 気を取り直して、滑り出したら、板に雪がくっついたとかで、I氏、S氏、I氏が板を外してワックスがけ。自分が、ビンディングと格闘している間、何をしていたのだろう。事前の準備が、大切なのです。
 さてさて、無事に板のワックスがけが終わり、西南西に進めばよいのですが、その向きにはちょうど木が密に。北西に行って、向きを変えればということで、北西に向かったものの、頭の中の半分は、「久しぶりの山スキー、ターン」で、ターン後、方向が自分の中で吹っ飛んでしまった。(現在の自分は)ターンか、地図読みか、慣れないと、二つをいっぺんにできない。下りの地図読みはまだまだでした。これで(自分は)混乱してしまい、低木と、厚みのある雪に戸惑い、テレマークターンできず、この時はなぜか登りよりも息切れしていました。

12:25 徒渉点

 上流にいる3人の辺りを、右岸から左岸へ渡りました。沢底も雪は問題なくありました。
 徒渉点直後の登りは急でしたが、I井さんが先頭を行き、なんとかかんとか突破できました。急斜面での登りは、久しぶりなので「思い出しながら」でした。

13:15 

 尾根にのって、急斜面はあっという間に終わり、なだらかな登りへ、先ほどの登りよりは調子を落としましたが、それでも良いペースで上がれて、地図も読めました。
 1800mからの下りは、先ほどよりは、テレマークターンができましたが、低木に阻まれ、ゲレンデに比べると、ずいぶん滑れない自分がいました。

 ゲレンデ合流後、ホルンまで滑り降りて、リフトは乗らずにシールで上がろうと準備をしていたら、スキー場パトロールの方が「もうクローズするので、リフトで上がってください」(言い方はこんなでなかったかも)とのこと、仕方なくリフトで上がりました。
 自分と、I永さんはシールをはがしていたので、「先に滑ってリフト券のデポジットの処理をしてきます」でしたが、上級者コースに行く手を阻まれ、気がついたら、リーダーと同着でした。I永さんは、はるか後ろ。足慣らしの1本目は、快適に滑れたのに、この時はモモが痛くて…。

今回の山行のトラックログ(A→B→C→D→E→F→G→H→I→J)
A:ゴンドラ終点、B:西山、C:1870m、D:1520m渡渉点、E:1840m、F:1800m、G:ゲレンデに合流、H::リフトに乗る、I:リフトを下りる、J:駐車場


今回の山行の「時刻/速度」の図、
シールで行動:区間1・3 スキー行動:区間2・4 ゲレンデ:区間5


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