つづら岩 秋の岩トレ(11月13日、21日)

11月21日(日)
天気:曇り、岩トレ終了後一時雨
【コースタイム】8:20 有料駐車場−8:30 林道終点−9:00 いつもの水場−9:30/15:50 つづら岩(当面の岩場)−16:30 いつもの水場−17:10 林道終点−17:30 有料駐車場
L:F川さん、メンバー:I永さん、S木さん、Tさん、自分

東面の岩場で岩トレ(新しく入会したTさんのために、東面の岩場で、基本操作の確認です)
 「腰から上を、岩から離して」(言葉はこれとは違ったか)新人さんに教えながら、思う。高度感のある岩場で、動きを指摘されても、怖くて動けない。動きを習得するのなら、低い岩場、室内壁(ボルダリング)で、時間をかけて、動きをマスターする。人に言ったことは自分に返ってくる。そうだ、そうだ、外でいかに動けるかは、日ごろの訓練あってこそ、頭で理解しても、実際に体が動くようになるのは、反復練習が必要。忘れていたわけではないが、改めて、実感した。そして、人に教えただけの自分にならねば。頭で考えることは大事、それと同じくらい反復練習も大事。慣れるしかない、というのはあります。

 東面の岩場の反対側の岩場で、懸垂下降の確認をしました。その際、フリクションヒッチでバックアップを取る方法を確認しました。
 方法1(救助訓練の場合など、エイト環が体から離れていた方が操作しやすい場合)場合→「エイト環+環付きカラビナ」でハーネスでなく、その間にヌンチャクを入れる:エイト管から出てくる、2本のロープの利き手側(エイト環の下)のロープにフリクションヒッチ
 方法2:通常のエイト環+環付きカラビナでハーネスの場合、(手を)添える側のロープ(エイト環の上)にフリクションヒッチ

巻いて、カラビナをつけただけで
効いているかの確認をするのでなく
結び目をきちんと引いて、
カラビナがロープに沿った状態で効いているか確認


 セルフビレイ:ボディビレイの場合のセルフの取り方を再確認。ちょっと違っていた。違うのは取り方でなく、立ち位置か? (次回要確認)そもそもロープ末端をハーネスにきちんと結び付けている場合と、そうでない場合のセルフビレイは異なる。ロープ末端をハーネスにきちんと結び付けている場合は、メインロープでセルフビレイ。ロープ末端をハーネスに結びつけていない場合は、メインロープでセルフビレイをとらない。
 ピラミッドフェースを登る。出だしの一手は思っていたよりも簡単だった。むしろ次の一手が取りずらかった。それより上は、傾斜は緩いが、ホールドが大きくない。ゴール手前で傾斜が出てくるものの、それに応じて、ホールドも大きくなる。

右からピラミッドフェースを登るI永さん



11月13日(土)
天気:晴れ
【コースタイム】8:20 有料駐車場−8:40 林道終点−9:10 いつもの水場−9:45/16:15 つづら岩−16:35 いつもの水場−17:05 林道終点−17:20 有料駐車場
L:T村Eさん、メンバー:T村Mさん、F川さん、I井さん、自分
 
F川さん、I井さんと登りました。6日に痛めた靴擦れ(?)が痛くて行く前は登れるか心配でしたが、ビレイ中はシューズのかかとを脱ぐなどして(それはそれで靴自体が脱げたら嫌で、なんとも集中できず、余計な気を遣わねばならなかったです)、なんとか対応しました。でも、微妙に登れなかったです。

午前:一ルート(中間支点よりトラバース)
 中間支点まで自分がトップ、セカンドI井さん、ラストF川さん、中間支点から終了点(正規ルートをとらず、左にトラバース)までは、トップF川さん、セカンド自分、ラストI井さんで登り、具体的にどのくらい時間がかかっているか計ってみたく思い、写真を撮ることで、時間を計ってみました。10時半に登りだし、11時に中間支点でビレイ解除、11時20分に中間支点にセカンド到達ビレイ解除、12時に終了点にセカンド到着ビレイ解除、12時15分に登り終える。3人で登ったため余計な時間がかかったというのは確かにあるものの、中間支点で「どうぞ」の声をかけるまでは、自分の実力で3人というのは関係ない、そしてその結果が35分かかっている。
 カメラを持って行ったため、その分、時間がかかったというのは、ないことはないが、頭の片隅に入れておく程度だろう。なんだったら、岩場下から撮ってもらえばよい(記録してもらえばよい)。

10:30 登ります 10:45 ロープが屈曲するのでここでも支点を作ることもあります 11:00 ビレイ解除 11:04 セカンド、どうぞ
11:21 中間支点にセカンド到達、ビレイ解除 12:02 終了点にセカンド到着ビレイ解除 12:13 登り終えて、岩場下部に戻る


 ATCガイドあるし、登り慣れているし、さすがに同時登攀は避けたが、3人で登るとなると、2人の時とは違ったロープのかけ方を考えることが必要でした。特に顕著なのが、一ルート中間支点手前のトラバース、フォールした際、大きく振られないように、最終支点の前に二人とも支点がかかるようにすることが必要でした。

一人ずつ1本のロープで登る場合

 一ルートの途中支点〜終了点につきまして、以前あった木が無くなったので難しくなっているのですが、F川さんは左にトラバースすることで対処していました。難しくなかったです。

午後:二ルート、レイバック(下部)
 とりあえず、一ルートでの写真が撮れて、目的は達成した。持ち帰って、考えてみよう。カメラがあると、微妙に動きが悪くなるので、できれば持っていきたくない。特に、トップで登るとなると…。ということで、カメラを置いていったら、まさかのI井さんトップ志願。カメラ持ってくればよかった。

 高度感のある場所で待機したので、登っていない割には、疲れた。
 中間支点以降は、トップF川、セカンド自分、ラストI井。二度のビレイとも、F川さんは、登山道の反対側でビレイ操作をし、違和感はなかった。回答は一つではない、様々な条件に応じて、対処していくしかない。

 この後、どうします? 
 自分:懸垂で下りますか。
 却下される。

 とりあえず、岩場下に下りて、できそうな右クラックは、T村ペアが登っているし、レイバックのルートを登ろうということになる。ただし、リードではとても登れそうにないので、二ルートから上がって(レイバックのルート)上の木にトップロープを張ってそれで挑戦しようということに。二ルートから上がって上の木にトップロープを張るルートで、登ってみました、(時間はかかったかもしれませんが)難しくなかったです。ただし、無事、トップロープを張り、ロアーダウンしたところで、続けて登るよう言われ、レイバック得意でないし、得意でないのに挑戦するには靴擦れが…。挑んだものの、右に振られそうな気がして、手が出ず、F川さんに交代。

15:30

 F川さんも登れず、I井さんが挑戦することに、ごめんなさい、まさか登れるとは思っていませんでした。そのため写真もありません。しかも、フリーで、やればできるじゃないですか。「すごいですね」と声をかけたら、「回収しなけらばならないから」との回答。そうですね、悪い意味で時間を読まず、まだまだ登れると思っていました。

F川さんより事前に、ATCガイドの準備をしてハーネスにセットしておけば速くできると指摘、以前も言われたことですが、ピンと来なかった。今回、改めて指摘を受け、「そうかもしれない」です。次回からやります。


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