2006 つづら岩

2020年6月

今回の訓練の大まかな位置図

6月21日(日)
L:I井さん、メンバー:M井さん、S林さん、Y田さん、M上さん、Y原さん、K村さん
天気:曇り
【コースタイム】 8:00 駐車場(千足上のトイレ)ー8:55 綾滝ー9:45/17:00頃 つづら岩−18:15頃 駐車場
 今回は、他の登山者・クライマーも多く、千足を上がったところにあるトイレで人と荷物を下ろしてもらい、車の駐車はバス停近くまで戻り、運転手さんはトイレまで歩いていただくという方式で対応しました。

8:55 綾滝

 【他のパーティー】つづら岩には合計30名くらいいたでしょうか。

9:40 ギンリョウソウ

 登る途中、単なる白い泡の塊が何度もあって、先週のギンリョウソウは気のせいだったかとも思いましたが、つづら岩前のは、単なる白い泡の塊ではなく紛れもなくギンリョウソウでした。

9:45 つづら岩
 もう登っているパーティーあり

I井さんと登る
・北面の岩場に偵察に行き、了解をもらうも、行く人おらず
 天気があまり良くないし、他のクライマーも多く来ているので、こんな時は前回登ってみた、北面の岩場かもしれないと思い、I井さんに進言し、二人で偵察に行き、了解を得るも、(もう少し雨が降っていたら、もう少し他のクライマーが訪れていたら事実は違っていたかもしれませんが)、この後雨は降ることなく、かろうじて岩に登れたので、いつの間にか(自分を含めて)北面の岩場のことを忘れてしまった。

・自己脱出
 M井さんから、「ぐるぐる巻きではなくて…」との指摘。それはそれで間違ってはいないと思う。ただ、ぐるぐる巻きは一緒に沢の救助訓練で何度もやった方法だ。だからって許されるわけではないのだが
 ムンターミュール忘れていた。忘れて、覚えての繰り返しになっている。

9:55 自己脱出

・東面の岩場
 S林さん・M上さんペアが、トップロープをセットしていただき、トップロープ+クライムダウンを、真ん中と先週雨で登れなかった右を登りました。真ん中は登れて当然として、先週雨で思うように登れなかった右は、何の問題もなく登れました。
・南面の岩場
 二ルート(一ピッチ目は自分がトップ)
  一つ目の中間支点にヌンチャクをかけ、クリップし、すぐ上にも中間支点があるので「その上にもヌンチャクをかけクリップし、すぐ下のヌンチャクは外そう」と思ったら、「すぐ上にヌンチャクをかけて、すぐ下のヌンチャクを外してしまい」→クリップをし忘れたまま登ろうとしてしまい、ビレイヤーであるI井さんの指摘で気がつく。無事、クリップし、ヒヤリハットで済んだが、信じられないミス。油断? 慢心? 全くなかったということはないが、それよりは焦りだと思う。いずれにしろ、結果がこういう形で出た以上、これまでの方法を改めねばならないということです。→知識の整理。バラバラな知識、まとまっていない知識は、意味がない。初心者は、知識としてない、ミスをする経験者は、知識としてはあっても、まとまっていない。
 その後しばらくは順調だったが、1ピッチ目終了点の手前で直上できず、右にそれロープの流れが悪くなった。1ピッチ目は状況に応じて二カ所、終了点がとれるのですが、先ほどのミスもあり、手前の終了点を今回の終了点としました。それでも、ロープの流れは悪く、引き上げるのに苦労した。
 メインロープでセルフビレイをとらねばならないところを、ヌンチャクでとってしまい、隣のルートを登っていた、M井さんに指摘を受ける。二ピッチ目はI井さんがトップ。
 落ち込む必要はないので、きちんと修正・整理しよう。

 オケラルート(オケラの出口まで、自分がトップ)
 オケラの空洞に入る前は、背中を岩に押し付けてずるずると上がっていったら楽に登れました。オケラの入り口は久しぶりで、こんなに狭かったのかと思いましたが、意を決して入ったら問題なく少しずつ上がれました。オケラはクラックの知識があると、さらに楽に登れます。

することもないし
ちょっと心配にもなって登山道を上がって撮った写真

 南面の岩場を2本登って(この天気と混雑の割には)来ただけのことはしたので、自分+I井ペアは本日の岩トレ終了。岩場の下から、上を見ていたら、ゴールわずかのところでY原さんが2mほどフォール(人が後ろ向きで、降ってきた)。外岩、リードで、落ちるのを見るのは初めて? 落ちた後、何事もなかったように、登って行った。当然ですが、落ちても、悪い落ち方をしなければ、良いのです。下から見ていた自分は、することもないし、(自分だったら大混乱と思い)気になって岩場の上まで登山道を上がったら、皆さん落ち着いていました。

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