日和田山

2017年5月14日(前夜発)
L:S木2さん、メンバー:N片さん、S林さん、I井さん、Ta田さん、F川さん、M浦さん、MMさん、T村夫妻、Y原さん、YKさん、Kさん(会員外)、自分

20:40 入間IC−21:10 東飯能駅−21:30 日和田山登山口駐車場

 N片さんと、岩場の場所取りのため、前夜発です。

今回の山行の大まかな位置図(赤丸) 今回の山行のさらに大まかな位置図(赤丸)

5月14日
天気:曇りのち晴れ
【コースタイム】4:40 日和田山登山口駐車場−5:15/14:45 男岩・女岩−15:30/17:00 高麗駅

5:40 岩場上より飯能の街並み

 5時15分に岩場に到着した時、当然ですが、だれも、いませんでした。とはいえ、前日雨だからというのもあり、前日の天気が良ければ、数名はいたかもしれません。
 N片さんと、ロープのセットをした後、他の方が来るまで30分ほど互いに休憩。YKさんが早く来て、多くの方が8時30頃到着、道に迷って遅れたのがT村夫妻、Y原さん、I井さん。Ta田さんが遅れた理由は、知りません。

 
松の木ハング周辺を登る  

 男岩西面の左から2番目のルート(5.8、日本百岩場より)に1本、男岩西面の右から松の木ハング5.9に1本、男岩北面に短いルートを1本(5.5〜5.7? 5.5のレベルのルートは見当たらなかった)セット。前夜泊まったテントの中に、トポを入れ忘れたので、正確なところはいえないし、鈴蘭の多くの方は、トポを見ようとせず、登れる箇所を登ってしまうし…(沢登りと山スキーの会だから仕方ないか)
 ・ルート通りに登るというのも、自分の実力を知るために必要ですし(とはいえ、正規のルートでは登れないから、「登れる箇所を登る」というのも理由の一つなのですが)
 ・いいからとにかく登ってしまえ、というのも自然が相手の山ではありだと思います。
両方、必要だと思います。

 N片さん(および自分)が、「松の木ハング」周辺のトップロープをセットしたのですが、「岩角に当たってロープの流れが悪い」ということで、(どなたかのご提案により)セットロープを使って支点を下にすることで対処しました。確かに、ロープの流れは悪かったかもしれません、でもセットロープだと10mの長さになってしまうので、そこまで長いのは必要ではなく、最近の岩場ならスリングをつけ足す程度でたいがいは、解決し、わざわざセットロープというほどではないと思います。ただ、N片さんおよび自分の考えが甘かったのですね。優先順位を間違えました。こんなに流れの悪いロープなら、休憩などせずに(10分程度ならともかく)、登っておくべきだった。
 「松の木ハング周辺」は、下の方は前日の雨のため、ぬめっていたけど上の方は乾いており、午後になるとずいぶん乾きました。前回のように、光が当たってまぶしくてということもなく(自分が登っていたときは曇天)、前回のミスもあり、登る前によく注意して登ったら、「松の木ハング周辺」ですが、問題なく登れました。

 
 一番左の人物がいるルートが左から2番目    

 自分のセットした、「男岩西面の左から2番目のルート」、セット後岩場の上からロープの流れを確認したら、「問題なし」でしたが、改めて、登る段階になると、確かにロープの流れは悪かったです。セットした地点で(上から)ロープの動きを確認するのと、下からロープの動きを確認するのは、別な動作で、上からの操作ではうまくいっても下からだと流れが悪いことがあるということでしょう。とはいえ、こちら側は、セットロープを使うほどでもなく、そのままでやってしまいましたが…。次回ですか? ロープの流れが悪いというのは確かに事実でしたので、自分としましては、下からロープ操作の確認後、流れが悪ければ、個人的趣味の点から、極力、スリングを伸ばすことで、対処したいです。
 登る方では、ちょっと甘く見て、グラブバッグに、雑巾など入れて登ってしまい(ぬめっていたら次の人のために拭いておかなくては)、登れたものの、2〜3回のテンション。最近の自分に、ルートを甘く見て、余計なことに手を出して、登れず、次回に登れる傾向がある。Ta田さんは、運動靴で登っていた、すごいですね。

男岩北面に短いルートを1本

 男岩北面にセットした箇所は、左側のルートを使って、登る。右側からも登れたはずですが、朝が早かっただけに、14時ころには自分の腕が疲れてダメでした。
 室内壁に行けていない割には、自分なりに行っただけのことはできた。上を見たらきりがないし、下を見てもきりがない。また、挑戦、それしかないです。

 女岩にも、ロープをセットし、登りたかったが、やはり、週末の日和田は10時ころにはスダレ状態、登れるルートは確保できず、懸垂のルートとしてなら、空いている場所があったので、ロープセット。懸垂下降の練習をしました。

今回の山行の位置図(A:日和田山登山口駐車場、B:男岩・女岩)

 高麗駅で、一部の参加者のみ、ロープワーク確認(ムンターミュール、インラインフィギュアエイトノット)、解散になった途端、気力が切れる。自分の力はこれ以上でもなければ、これ以下でもありません。力を出し切りました。

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