親睦山スキー 栂池・大渚山(もう一つは、金山沢パーティー)

 ちょっと書くのが遅れて、部分的な内容になってしまいました。気持ちがなくなったというよりは、4月は仕事が繁忙期というのと、滑る方で、改善点が見つかりまくり、そっちに気が行ってしまったというのはあります。

2015年3月25-26日(前夜発)

 事前の地図読みで思ったこと:今更ですが、山行報告の写真などあれば、イメージ把握に、それを利用してしまうという手もあるということ。個人的に山行ルートのイメージ把握のために、油粘土でとか、Google Earthとか考えたが、必ずしもやってできないことではないが、何かが違う気がした。イメージ把握をするのに、山行報告から得たほうが、はるかに簡単だ。
 逆に、自分の撮った写真で、イメージが正しいか復習、という手もありかもしれない。

今回の山行の大まかな位置(左側のトラックログ:25日、右側のトラックログ:26日) さらに大まかな位置図(赤丸)

3月25日
L:F浦さん、メンバー:S野さん、S藤さん、F川さん、I井さん、自分
【天気】晴れ
【コースタイム】1:20 栂池スキー場(駐車場)−9:05 栂池ロープウェイ(自然園駅)−10:20 天狗原−12:10 フスブリ山−13:10 風吹大池−14:00 箙岳(えびらだけ)−15:35 薄原山−16:30 紙すき山牧場(上)−17:40 大平−18:00 車道−18:30 道の駅小谷

8:55

 

9:05 出発

 第1チェックポイントの天狗原は北西方向、と思っていたら、少し巻くような進路(少し北東へ行ってから北西)でした。ガイドブックばかり読んで、現場を見ないというのはナンセンスですし、あえてガイドブックを読まないという手もあります。でも、自分くらいのレベルでしたら、まずはガイドブック(過去の報告)です。技術・装備・知識の方に意識が行って、肝心のルートは、意識が追い付かない傾向が自分にありました。そうじゃなくて、まず、山(ルート)があって、その解決法として、技術・装備・知識がある。ちょっと優先順位を、自分は間違えていました。

 9:20

 ビンディングの様子がおかしく、簡単に外れる。テレマーク装備を一新してから、車に乗せるときはずっと車内に入れてきたのですが、今回、ルーフキャリアに乗せたところ、何らかの力が加わり、ビンディングのケーブル部分が緩んでしまっていた。後から考えれば、そうなのですが、当初外れたときは事態がのみこめず、クライミングサポートを使わないと外れない傾向にあったので、「クライミングサポートの相性が悪い」など考えてしまい、遅れる原因を作ってしまった。ルーフキャリアに乗せることは、当然のことなのですから、自分の判断ミスです。

9:34

 

 10:15 天狗原からの白馬乗鞍(西方向)  天狗原(東方向)

 天狗原(北方向) 天狗原(南方向) 

10:27 そろそろ出発

 

当初は、行く予定だった山ノ神ルート

 

 10:40 すぐ近くにヘリポート

 ヘリが近くを飛んでいた割には、位置により大きく違うのでしょうか、ヘリからの風圧はなかったです。 

白馬乗鞍、北東側

11:00 登っては、下り、下っては登り

 F川さんより、「トレースを外さないコツは、トレースの右にいるか、左にいるかを意識すること(言い方はこんなではなかったかな)」

11:10 「天狗原より北小谷へ」の標識

 所々に、ツアーの標識が設置。最近の山スキーにはない、古いタイプのツアールートでした。

11:38

 

11:47 フスブリ山

 12:55 風吹大池、岩菅山、横前倉山、風吹岳(ちょっと強引な合成写真)

 

12:56

 

 13:24 雪庇 

 雪庇など珍しくもないといえばそうですが、なんでしょうね。雪庇が好きなのかな。

13:50 正面は箙岳

 

14:20 妙高の山々


14:20 来た道を振り返って

 

 14:35 薄原山と妙高の山々(中央台形は高妻山、薄原山のすぐ右の白い頂は火打山、妙高山)

 薄原山への登りが微妙な傾斜で、「うろこ(ステップソール)」がぴったりという感じ。シールはつけても良いし、つけなくても良いけど、(結果論ですが)つけたほうが楽でした。テレマークの方が山スキーよりもこういった微妙な傾斜に強く、シールをつけずに頑張って進むも、続々と、他の方はシールに付け替えていき、シールをつけずに完登の方もいましたが、自分は最後の最後でシールに付け替えました。

16:46 紙すき山牧場(下)

 下の紙すき山牧場辺りから、雪質が悪くなり、表面ガチガチで、F川さん、S藤さんは、上手に下りていたが、自分はボーゲンか、斜滑降+キックターンでないと下りれず、それでも何度転んだかわからない。以前からそうでしたが、特に最近になって、自分の滑りがエッジを上手に使えていないことが判明し(だいぶ改善してきました)、当然といえば当然の結果でした。
 大平では、下山が遅れたこともあり、金山沢パーティーがわざわざ来ていただきました。ありがとうございます。

25日のルートのトラックログ
(A:自然園駅→B:天狗原→C:フスブリ山→D:箙岳→E:蒲原岳→F:大平)

 少し前に受けた、雪崩ネットワークの講習につきまして、様々に自分の頭の中が整理でき、同じ場所の栂池なので、「これは!」と思ったものの、なんか上手に説明できなかったです。

25日の「速度/時刻グラフ」

3月26日
L:M浦さん、メンバー:T村夫妻、Y原さん、F浦さん、自分
【天気】曇り 
【コースタイム】7:00 道の駅小谷−7:20/8:00 大草連−10:40/11:05 大渚山山頂−12:35/13:15 大草連−18:00 八王子IC

9:00

 登りだしてすぐに、ビンディングが外れて、前日はクライミングサポートとの相性かと思っていたが、勘違いに気が付き、ケーブルをきつめに設定したら、その後は外れませんでした。前日からの現象でしたが、なぜか、下りでは外れず、気が付くのが遅れてしまった。理由は、前日の最初の部分に書いた通りです。

9:10 右側の雪は、見たときは「何これ」でしたが、木から落ちた雪が、たまっただけのようです。


10:32 雪庇

 

10:34 山頂は近い


10:40 雨飾山がカッコよかった

 山頂に上がるまで、地味な風景でしたが、山頂で雨飾山がドーンと見えて、来たかいがあったというものです。

 10:40 大渚山山頂からの、雨飾山(左)と天狗原山(右)  

 雪質は悪くなく、Y原さんの方がはるかにテレマークターンができていた。最近、自分の滑りは改善点がどんどん見えるので、早く山で結果を出せるようになりたい。最近、だいぶ滑りを整理できたけど、結果には、今回、出せなかった。 

 

13:00 下山

 自分の持っているテレマーク用のクトー(アイゼくん)は、使えないことはないが、かさばるし重い。アイゼンも持っていた。もう少し軽量化できていたら、自分も、もう少し、登れ、滑れた。GPSも準備不足で、記録用としてしか使えなかった。再考。

26日のルートのトラックログ

 

26日の「速度/時刻グラフ」(区間1:登り、区間2:下り)


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