大室山(追悼山行)

11月27日
【天気】晴れのち曇り 

今回の山行の大まかな位置図(ルート:赤)

【参加者】I永さん、S野さん、F川さん、I井さん、M浦さん、S林さん、自分
【コースタイム】8:50 椿沢キャンプ場−9:15 林道終点−11:20 雨乞石−11:45/12:35 大室山山頂−13:10/13:35 標高1250m付近で三回忌−14:35 林道終点−15:00 椿沢キャンプ場

 9:15 林道終点


 
 9:20 椿沢
 所々、水たまりはありましたが、継続的な流れはありませんでした
 

 椿沢は、ほとんど枯れていて、所々、水たまりはあるものの、水は流れておらず、濡れることなく難なく通過。

9時50分(標高900m)のGPS画像、左から縮尺 500m、200m、120m、下に地図での位置を表示
 人形の位置が9時50分にいた位置  

 今回バリエーションルートということで、GPSの操作の確認をしてきました。GPSの画面は、案外小さく、慣れが必要です。拡大・縮小ができるので便利ですが、操作の際に気をつけないと、現在地を、見失う傾向があります(現在地マークに、マップポインターを合わせて拡大・縮小すればOK)。登山道ならば、地名が表示され現在地を把握しやすいですが、バリエーションルートでは地名が表示されないことがほとんどなので、現在位置を素早く理解するには、事前に自分でポイントを登録しておくと、(今回は2点登録、1点は椿沢右岸の北西尾根標高1080m地点に「Oomuro1」を事前に登録。もう1点は椿沢左岸の北西尾根1200m地点に「Oomuro2」を登録)現在地が把握しやすいですし、拡大・縮小の際にも、操作がしやすいので、お勧めです。
 椿沢を渡ってから、椿沢右岸の北西尾根標高1080mまで、急ですが、藪もなく、特に危険な個所もありません。

10:10 標高1080m 昔は登山道があった

 標高1080m(Oomuro1)から、大室指〜大室山にあった廃道に合流。踏み跡は点々とあり、腐りかけた木の階段が標高1240m辺りから多く見られました。

10時45分(標高1235m)のGPS画像、左から縮尺 800m、300m、200m、120m、80m、下に地図での位置を表示
 人形の位置が10時45分にいた位置  

 別ページで報告している、イメージ化につきまして、今回、バリエーションルートなので挑戦してみました。感想としては、自分は空間把握が苦手なのか、全体像としてどうもうまくできない感じ。でも、やってみて、「できたほうが絶対、山は楽しいし、安全登山ができる」と思った。今後も諦めずに続けていきます。
 その他、今回、自分は、イメージ化に時間を取られ(うまくいきませんでしたが)、現地情報の予備知識(過去の報告)は全くスルーで、いくらなんでも雨乞石くらいは押さえておくべきでした。そして、消化不良だったイメージ化はともかく、地形図からの現在地把握自体はほとんど問題なくできました(パーティーで行くと、微妙にごまかせてしまうところはあるのですが…)。
 (後日談)どうやったら上手にイメージ化できるか、自分にもできること。そうだ、油粘土! 地形図を見ながら、油粘土でイメージを作れば、いくら自分でもイメージ化できるかもしれない。

10:50 休憩


 
11:20 雨乞石  雨乞石からの眺め

 雨乞石で3人パーティーと出会う、他は山頂で多くの人に会ったものの(20人ほど)、ルート途中では3人以外一人も会いませんでした。
 当初の予定だと、山頂へは寄らず手前(標高1500m)から山頂を巻くことになっていたので、今回の読図ポイントは、「標高1500m辺りで山頂を巻き、椿沢左岸の尾根に入るところ」だと予想したが、山頂に向かったのであまり関係なかった。

11:45 大室山山頂(1587m)

 事前の予想天気図では、高気圧が日本にど〜んとある感じだったので、晴れだと思っていたら、風の流れとか様々な要因を考えなければ行けなかったのでしょう。山頂についたころは、完全な曇りでした。そういえば、当然異なる点もありますが、基本的には「山の天気ハイキングで行った大山」の近く、なるほどねぇ。雨は降りませんでしたが…。
 (後日談)改めて、当日の天気図を見ると、「山の天気ハイキングで行った大山」に比べてはるかに悪い、とても「高気圧が日本にど〜ん」ではない。大山は当日も、「高気圧が日本にど〜ん」だった。事前の予想天気図が良かっただけか。

12:37


12:50

 やっぱりルートを間違えたことに気が付いたら、引き返さないと、K元さん。

13時20分(標高1250m)のGPS画像、左から縮尺 300m、200m、120m、下に地図での位置を表示
 人形の位置が13時20分にいた位置

 「13時20分のGPS画像」の300mと200mの画像にある、マップポインターの先端に表示されている風船状のマークは、偶然何かに触れて表示されてしまいました、意味は不明です。

13:20 三回忌

 標高1250m付近で三回忌 献花をし、黙とうをし、お線香を供えました。
 よく言われることですが、未だに、ひょっこり「やあ」とか言って、K元さんが自分の前に現れる気がしてならない。
 F川さん三回忌のご準備、ありがとうございました。

14:10 椿沢と合流


水は流れておらず、水たまりが点々と

 沢を渡った地点は、先ほど登りで渡った地点よりも上流ですが、やっぱり水の流れはありませんでした。

14:35 林道に合流


今回の山行のトラックログ

A→B→C→D→E→F→G→B→A

A:椿沢キャンプ場、B:林道終点、C:標高1080m→D:雨乞石
 E:大室山山頂→F:三回忌を行った標高1250m付近→G:椿沢に合流
 H:事故現場


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