1611日和田山

2016年11月5日
【天気】晴れ

L:N片さん、メンバー:I永さん、M浦さん、S林さん、M岡さん、F浦さん、Yさん(この時はお試し)、自分
【コースタイム】5:20頃 あきる野IC−5:35 入間IC−6:15頃/6:30 高麗駅−7:00頃すぐ近くの駐車場−7:30頃/13:00頃 男岩の岩場−13:40/16:10 日和田山山頂−16:30頃 高麗駅近くの駐車場・解散

朝の高麗駅

 これまで、日和田の岩場には電車でしか行ったことがなく、八高線を使うか、西部池袋線を使うかで、遠いイメージがあったが、車で行ったら、1時間未満で着き、案外近いと思った。

男岩 南面

 トップロープのセットのためにN片さん、I永さんと先行、男岩に到着すると、一番簡単なところがもう、ロープがセットされていた。岩場の裏から登山道を使って男岩の頂上へ、(一番簡単なのはもう取られていたので)次に簡単そうな西面の松の木ハングにセットし、あともう一か所、どこにセットするか悩んでいたところ、先着の方がルートを開けてくれて、南面右ルートあたりにロープをセット。ロープセット10分前くらいに他のメンバーも到着。
 (後日談)トポ持っていったのだから、下から見ただけでなく、どこが簡単かよく調べてロープをセットすればよかった。松の木ハングは上部が難しかった。あとはロープをセットしたら、セットしたロープを動かして流れを確認、南面右ルートにセットしたロープの流れが悪く、セットし直す羽目になった。やはり、たまには別の岩場に行くことは必要でした。
 南面右ルートは、難しくなかったが、調子に乗ってアプローチシューズで登っていたら(自分のみ)、微妙に難しいところがあり、無駄に腕の力を使ってしまった。反省。

男岩 西面

 松の木ハングは、上部が逆層になっているうえに、太陽の光が、ちょうど上部から当たってきて、まぶしくてルートが読めず、右に逃げてゴール。南面右ルートで無駄な力を使わなければ、正規ルートで登れたかもしれない。

 13時ころ、男岩でのクライミング終了、山頂近くの岩場に向かう。

山頂直下
 巾着田が見えます

 男岩を上がったところから、日和田山山頂まで、二人組になり、ロープを結びあい、マルチピッチのロープワークの確認。そのルートが(上部に少し傾斜があるものの)平らな登山道で「気持ちは分かるが、いくらなんでも登山道で急くらいの傾斜はあるべき」あまりにも緩い傾斜で、自分などは、違和感ばかり感じ、普段の岩場のほうが、ロープワークができた気がする。とはいえ、こういった訓練はある程度は、試行錯誤なので、いろいろやってみるしかない。とりあえず、自分の感想としては、
 思ったこと(1)お手本を1ピッチぐらい示してから各自行うか、最初の一ピッチは全員で二人組のチエックをするか、誰かひとりチエック役を決め、全員のロープワークをチエックすべきだった。
       (2)男岩を上がってからのルートで、マルチピッチのロープワークの確認を行ったが、ある程度の傾斜が必要だと思うので、男岩に上がるまでの登山道で訓練すべき
です。 

日和田山山頂

 日和田山は、岩場を除けば、老若男女問わず家族で登る山、小学生が遠足で登る山、といった感じでした。

 日和田山山頂下の岩場に到着、ロープワークの確認

ハーケンを打ってみた タイオフ

 ハーケンをハンマーで叩きながら、音の確認。鈍い音だと、きちんと入っていないので利用をやめておく。ハーケンが飛ばないように、小さなカラビナをひっかけておく。ハーケンが打ち込めない場合は、アゴの下にスリングをセットする(タイオフ)。ベテランの方にも、案外、本番でハーケンを打ったことがない人がいた。

ATCガイドのロック解除後のビレイ

自分とF浦さんのみ、ATCガイドのロック解除。ATCガイドは、ロック機構があり、ビレイの際、万が一手を離してもロックされているので大丈夫な反面、ロックを解除するのに一手間必要なのでした。実際に使うのは、多くが微妙にロープを緩める場合で、微妙にロープを緩めるには「ATCガイドと(ロープと接触している方の)カラビナを動かせば、良い」なのですが、「微妙に動かす」以外も知っておくようにとのことで、現在お勧めとされているのは、
ロック後、ATCガイドのビレイヤー側操作のロープに、半マストを作り、もう一つ支点をとり、ATCガイドロック解除用の穴からスリングを伸ばし、スリングを引くことによってロックを解除、通常ならどんどんロープが流れていってしまうが半マストがあるので、ビレイ操作できる。
ということでした。「確かに知っておくのも悪くない」ので、操作を確認。1回は確かに、理論どおりに行き、ガイドのロック機構が解除されると同時に半マストでビレイできた。その後、同じ状態を再現しようとしても、ATCガイドの角度を変えようとロープを引っ張るとATCガイドが上に上がってしまい、再現できず、終了時刻が近づいて、タイムアウト。改めて、二度目に上手くいかなかったのは解除用にとった支点の位置が悪かったと思う。

 

再度、山頂に戻り、下山


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