白馬コルチナ裏バックカントリー(主催:カラースポーツクラブ
(ツアーガイド2名、参加者7名(ボーダー2名、スプリットボード2名、スキー3名・ボードとスキーはおよそ))

2016年2月21日(前夜発)

 翌週2月28日に、自分がリーダー担当で山行を予定していて(中止)、その前に足慣らしとしてどこか山に行っておきたかった。忙しい中、行くとなると日帰りと思ったものの、日帰りの計画は出ず、やむなくカラースポーツクラブのガイドツアー(黄色プレイ)へ行ってきました。
 今回、アプローチをマイカー使用にして初のスキーツアーです。ビジネスホテルを使いこそすれ、無事、行ってこれて良かったです。

今の現況(自分の場合)
 家で、過去の山行の整理 20点
 ゲレンデスキー       30点
 ガイドツアー         40点
 リーダーで、会山行     75点(内容が良ければ当然100点)
リーダーとして行くのに比べたら、ガイドツアーは、会員として良くないと思う。

今回のツアーの大まかな位置(赤丸周辺)

2月20日
天気:17時から21時まで大雨
17:40 高坂SA−(行きは関越)−20:30 長野IC−21:20 長野駅近くのビジネスホテル着

2月21日
【天気】白馬エリアに入る前は雨、ツアー前は雪、ツアー中は曇り
【コースタイム】5:30 長野駅近くのビジネスホテル出発−6:30 みそら野コンビニ−6:50 カラースポーツ到着−8:00 集合−9:00カラースポーツ出発
10:00 リフトを下りる−10:35 シールを装着、出発−14:05 南小谷駅−14:40 白馬コルチナスキー場
15:50 カラースポーツ発−(帰りは中央道)−20:55 藤野PA

10:35 ビーコンチエック

 ガイドツアーは今回が初めてではありませんが、改めて思ったのは
 ガイドツアーはメンバー養成で、メンバーとして上達したいのなら有効。
 逆に、リーダー能力を向上したいのなら、ツアーにもよりますが、ほとんど役にたたない。メンバーとして、滑る能力、登る能力を向上させたい、楽しみたいなら、ガイドツアーは便利です。
 今回、おやっと思ったのは、ルートの説明はなされたけど、地図はスタッフの方から一度も出されなかった。ツアー前にルートが示されなかったのは、ある意味当然。ツアー担当者の責任で、その時の最高のルートを行くとなると、直前までルートを決めない方が良い。なので、当日の朝、ミーティングの際に、地図を出しながら、ルートの説明があると思っていた。でも、ミーティングで地図は出されず、口頭でルートの説明のみ。フリークライミングとアルパインクライミングくらい感覚が違って、良い悪いではなくて、そういうこと? むしろ、ガイドツアーに山行計画としてのルートを、考える方がナンセンスかもしれない。

(後日談)マイカーによる初のスキーツアーで、交通時間を多めにとったら、自分の事前の準備に至らない点があった。地形図を自分で持って行けば良かったのに、配られるかと思って、エアリアしか持っていかず、鏡に自分が写っただけのこと、というのはあり得ます。さらに、リーダーとして、まず必要なのは山行全体の管理であり、ルート管理は大事だけど、その一部、さらに地図を用いてのルート管理となるとさらにその一部。

11:12 ツアー前の雨を思うと、信じられない雪質

 スタッフの方から、朝のミーティングで
 「漠然と参加しないこと、外れても良いので予想を立ててきちんと検証すること」←雪質について
 (自分の記憶によるので、言葉の細部は別かもしれませんが)、とても誠実だと思います。

当初、栂池スキー場近辺を滑るか、白馬コルチナ近辺を滑るか二つの場合がありましたが、
 栂池スキー場のゴンドラは、ある方向からの風には強いが、通常パターンと少しでも変わると、もろいとのことで、ゴンドラが使えない場合がある
 雨が降った後は、標高を高くすると、気温が低いので雪が凍ってしまいかえって雪質が悪くなるということがある。標高が低い方が雪質が良いと言うこともある。
など、etcにより、とりあえず栂池スキー場に向かって、状況を確認したところ、栂池スキー場out、白馬コルチナスキー場へ向かう。

12:20 谷回しキックターンは自分もできませんでした

なるほど(1)
 携帯電話、GPSはビーコンに影響を与えるので電源を切る。なお、携帯で写真を撮りたい場合は、機内モードにして、スタッフの許可を得て撮る。カメラでの撮影は、常識の範囲内でOK。
 携帯電話知識としてはあったものの、最近ほとんど意識することはなかった。「機内モードで撮影」ですか。
 GPSは初耳。ネットで検索するとカー用品についての情報がほとんどで
 唯一見つけたのはこちら(ページの下の方)、影響は否定できない気がするが、救助に悪影響を及ぼすほど、影響があるのだろうか。

12:20

なるほど(2)
 ビーコンによる掘り出しにおいて、ゾンデのヒットがなければ、同心円状にゾンデの範囲を広げておく。

ツリーラン 

今回の自分の登り:基本的に問題なかったものの、「谷回しキックターン」ができず、山足を谷足に近づけようとすると、ずるっと滑ってしまった。

13:45 板を外して、橋を渡る

今回の自分の滑り:スピードという点では、自分は参加者で一番ダメ。滑りは皆さんお上手で、ツリーランも問題なく滑ってました。キックターンをしていたのは、じぶんくらいか。

14:00 あと少しでゴールなのですが、小川に踏み込まないように 

 (1)今シーズン、全国的に雪が少なく、(2)前日は全国的な荒天、なのに、今回非の打ち所のない雪質、(白馬という地帯は差し引いても)プロガイドの案内するコースはレベルが違うと思った。そのプロ(別のプロか)にしても、たまに雪崩で亡くなったりすることがあるので、自然はさらに一枚上なのですが…

14:05 下山

白馬コルチナスキー場のホテル
 日本でないみたい。


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