2010年春の岩トレ

2回目(4回目の計画に参加、自分にとっては2回目)

L:K林さん、メンバー:F川さん、S林さん、I井さん、N方さん、O庭さん、MHさん、S木さん、自分

 シーズン2度目です。前回は久しぶりだったのである程度は仕方がなかったとはいえ、今度はそうは行かないようにリベンジです。

天気:曇り時々晴れ
翌日より、関東は梅雨入り、ぎりぎりセーフでした。

7:10 武蔵五日市駅発(バス)→7:33 本宿役場着
7:44 林道終点(途中I井さんに、車で送っていただく)
8:07 いつもの水場
8:40 つづら岩

岩トレへの準備

9:05 岩トレ開始(今回はK林さんと、太さ10.5mmのロープなので今回全てシングル)
・二ルート(下降は下山路)
 登る前にそもそもロープをほぐすことでした、だいぶ登れるようになってきましたが、こういうロープの扱い方等はまだ分かっていないことが多いです。自分がトップでリードをしました。今回、2、3回逆クリップをしてしまいました。以前はなかったことですが、再度確認です。テラスにたどり着いて、メインロープでセルフビレイ、ビレイ解除の合図、ロープを引く、いっぱいになった所でビレイ開始と、今回は前回のように大きく時間がかることはなく、ベテランの方に比べたら遅いですが、無事前回の教訓を生かせました。今度はテラスの上もトップリードをしました。途中、クリップする支点が見当たらないので「ルートを間違えた?」と疑問に思いましたが、ロープは特に蛇行していたりしていない。何度も登った二ルートですが、トップリードでないと、記憶に残らない(そもそも自分は昔のことをすぐ忘れます)かもしれません。その他、未だに「ボディビレイ」と「支点でのビレイ」の区別がついていない。クライマーよりビレイヤーが下にいる時はボディビレイで、逆は「支点でのビレイ」? K林さんに聞くと、「落下距離による」とのことで、「それから先は自分で考えてください」でした。支点作成はわからないことばかりです。一難去ってまた一難です。
・一般ルート(下降は下山路)
 今度は一般ルートを、出だしで直上する部分が難しいと聞いたのですが、特に問題もなく通過、ひょっとしてだいぶボルダリング能力上がっている? すぐ上にいた二人パーティーが思ったよりも進みが遅く(他人のことあはあまり言えないのですが…)途中の場所でだいぶ休憩。二人パーティーは、途中で2回支点を取っていました。自分たちは1回で良かったので、1回で行ってしまいました。K林さんからは、「腕で登らず足で登る。腰が岩に近づき、肩は岩から離れるよう登る」ことを言われる。初耳ではないのですが、ここつづら岩はガバが多い上に、高度感があるので、どうしても腕で登ってしまう。アルパインクライミング的な「支点をとる」という点では勉強になるところだと思いますが、ことボルダー的な「登る」ことについてはあまり良い所ではないと思います。ボルダー的には大味な登り方しかできなくなるかもしれない。

二ルートを登るMHさん

11:45 昼食
 以前ほど頭が真っ白になっていないし、汗だくということもない。少しは慣れてきたかな。それにしても、岩場では暖かいもの(カップラーメン等)があると落ち着く。緊張するとのどが渇く。寒くなくても、暖かいものがあると落ち着くのです(特に自分は)。
12:20 東面の岩場
・クライムダウン
 東面の岩場に移って、その向かって左側でクライムダウンの練習です。以前クライムダウンをした時は、登る方に比べて全然できませんでしたが、今回は特に問題なく、テンションなしで無事下まで下りれました。最初はカンテに近い所を下り、少し左側を1回下降、さらに左側を1回下降でした。カンテに近い方がホールドが大きく、下りやすかったです。ホールドが見当たらない時は、腰を落としてホールドを探す。ようやく慣れて来たかもしれません。細かい点はいろいろありますが、とりあえずクライムダウンは合格でしょう。逆に、その後した(K林さん)クライムダウンのビレイは、まだまだ課題が多いです。様々な条件を考えてビレイしなければいけないのに、未だ室内壁の時のような大味のビレイしかできていない。
・懸垂下降
 懸垂下降について、まだ未熟な所が多いので志願して、クラムダウンした場所よりも右側の岩場で練習をしました。改めて、(1)「懸垂下降のスピードは右手の脇の角度で調整する」言われてみれば、なるほどです。(2)足もとばかり見ない、進行方向を見る。いろいろ指摘されると、その指摘が気になって、どうしても視野が狭くなってしまう。(3)「少し下降した後ほど良くなったが、やはり腰をもっと落として」、と言われても、出だしは木の枝が邪魔なんです。でも、本当にうまい人なら、木の枝があっても問題ない? そもそも恐怖心があるから腰が高くなる? 技術的な問題というより、精神的な問題? K林さんに「これならOKでしょ?」と同意を求めるが、その都度、指摘を受ける。やっただけのことはしました。昨年よりは、ましです。

空中懸垂するO庭さん

15:10 岩トレ終了
 登る、下るという点ではだいぶ上達してきたが、そもそもロープの扱い方とか、まだまだでした。トップリード、クライムダウン、懸垂下降とまんべんなく行えてよかったです。これで次回につながると思います。
15:30 岩場出発
16:15 林道終点

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