2010年春の岩トレ

1回目 5月9日
天気:晴れ

L:S野さん、メンバー:F川さん、K林さん、A部さん、O庭さん、T岡さん、S林さん、S木さん、会員外1名、自分

7:00 武蔵五日市駅集合(T岡さんとS林さんは前日のうちに五日市到着)
7:10 武蔵五日市駅発(バス)→7:33 本宿役場着

つづら岩はこの大岳山の途中にあります。

8:05 林道終点
 到着すると、T岡さん車があり、「先に行ってます」の置き文あり、それではできるだけ早く追いつこう。
8:30 いつもの水場
 綾滝の前で二人を発見、水場の手前で追いつきました。今回はY口さんもいないので、一緒に登る方はいませんでした。
9:00 つづら岩
 南面の岩場でS林さんと一緒にトップリードのトレーニングです。他の方は東面の岩場で、懸垂等のトレーニングです(今回の報告は自分のみ)。
 ヌンチャクは持ってきてましたが、シュリンゲを忘れていました。借りることで対処しましたが、借していただいた方に感謝です。
・左ルート(鈴蘭で言う二ルート)を途中まで自分がトップリードし、途中のテラスで支点を取りトップ交代セカンドで登る(ダブル)
 (1)登りだしの頃、少し登ってからロープのかけ方がおかしいと下から指摘あり、ダブルロープは、登りながらきちんと確認
 (2)慣れないリードのため、手当たり次第に支点を取っていたら、「ロープが鋭角になるように」支点を取ってしまいロープの流れが悪くなり、最後の方はロープをひっぱらないと前に進めず、本ルートが出だしが難しく後はそれほど難しくないルートため、テラスまで行けたが、2度とこういうことのないようにしたい。登りながら変な支点の取り方になっていないか、よく確認。ロープが鋭角になるような場合でも、長いヌンチャクを使えば、少しは問題が解消できるので、短いヌンチャクを使うか、長いヌンチャクを使うかよく考える。
 (3)テラスに着き、さあセルフビレイですが、二人でつるべ式で登るときは「メインロープ+インクノット」でセルフビレイでした。この方が自己脱出の時、脱出しやすい。
 (4)ビレイ動作をよく整理できておらず、「支点にATCセット→ATCの手前のロープを引く」ことをしてしまい、3/4ロープを引き上げた所でおかしいことに気がつく、やるべきことは「ロープを引き終える→支点にATCセット」でした。ロープも重いので、簡単なはずの作業に30分?
 S林さんが登ってきた所で、トップ交代、S林さんがセルフビレイを取った後、支点でビレイしていたのを、ボディビレイに変えるよう言われました。その他、自分の作業が遅かったからなのですが、長く座っていたので、足がしびれてなおさら作業が遅くなってしまう。登る方はほとんど問題なく上まで上がりました。その後下へは登山道を歩いておりました。確かに、まだまだですが、以前に比べて頭が真っ白になることはなかったです。

左にいる人がいる地点が、ビレイをしたテラス

・左ルートの途中まで行った所で、右にトラバースし杉の木に支店を取り、懸垂で下りる。(ダブル)
 先ほど手当たり次第に支点を取ってロープの流れが悪くなってしまったので、今度は、1.支点を取る必要のない所では取らない、2.長いヌンチャクの必要な所ではそっちを使う、をしたらロープは問題なく流れてくれました。支点にたどり着いてビレイですけど、先ほどのようなミスはしなかったものの、一つ一つ作業を確認していたら、またも時間がだいぶかかってしまいました。懸垂につきましては、「腰から下りるイメージで」とのことです。極端な話、体が「く」の字になって、腰が一番下になるような形で下りれば良いと。

懸垂で下りた、杉の木の支点

12:30 午前の部終了
 三段ハングルート(ダブル)
 つづら岩は、「ルーとを微分してボルダリング的な見方をすれば難しい所はない」と基本的に思ってますが、この三段ハングは下部のハングのみ難しく、フリーで登れず、先に登ったS林さんのつけたヌンチャクをつかんで突破、という手で対処しました。午前中とは逆で先にS林さんがトップで登り、支点まで行き、それから上は自分がトップリードで登るということをしました。自分がトップリードで登った所は初めてではないし、それほど難しくはなかったのですが、終了点まで登って登ってくるS林さんをビレイするにしても、支点のすぐ近くの岩がだいぶ鋭角になっていてこんな所はできれば避けたい、さあどうしようと思うも、すぐ近くには鋭角にしないようにする中継地点の支点が見当たらず、(下からは「どうしたー早くしてくれー」の声)やむなく近くにいたK林さんに、聞くと、「ボディビレイをすることで鋭角の場所を避ける」とのこと。言われてみれば、コロンブスの卵ですが、その方法で解決。上がってきたS林さんに今のことを説明すると、答えはあるだけあるようだ。支点作成は奥が深い。
 右クラック+懸垂下降(シングル)

右クラックを登るT岡さん

 ちょうど良いバスに乗るために残り時間が少なくなってきました。短時間で登れるルートとして右クラックを登りました。自分がリードで登ったのですけど、難しくはないのですけど良いホールドを探すのに時間がかかってしまい、室内だと取るホールドが決まっていてそれをどう持つだけなのですが、特につづら岩のような大味な岩場はホールドの選択に迷います。で、無事終了点にたどりつくも「安定した形でビレイ」ができず、ATCの向きを変えたり、ああでもない、こうでもない、をしているうちに時間がかかってしまいました。下で待っていたS林さん、及びF川さん、T岡さん、すみません。
16:00 つづら岩出発
 自分の履いていたキャラバンシューズは登りは良いけど、下りは締めが甘く、不向きでした。それに他の方は、登りに比べて下りは速く、登りが先頭を行けたので下りもと思いきや、下りはついて行くだけで精いっぱいでした。
16:40 林道終点

帰る

16:50 千足(バス停)
17:05 バス停出発→17:30 武蔵五日市駅着

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