奥多摩・つづら岩 5月24、30日

2015年5月24日
【天気】曇りのち晴れ 

今回の山行の大まかな位置


L:自分、メンバー:M井さん、F川さん、M上さん、N片さん、Y田さん、T村夫妻、S木2さん
【コースタイム】7:30/7:45 林道終点下の駐車場−8:10 水場−8:40/15:45 つづら岩−16:15 綾滝−16:40 駐車場

8:05 綾滝
 よくよく見ると、肝心の部分を木が邪魔している。水量はとても少なかった。

 前夜で十里木に泊まった方達と、合流するはずが、なぜか十里木を豆腐屋周辺と思い込んでいて、通過してしまい、S木2さんより連絡が来て気がつく。思い込んでいると、きちんと指摘されないと気がつかない。反省。

 8:45 つづら岩  東面の岩場でトップロープ(一部のみ)

東面の岩場にトップロープセット:東面の岩場とピラミッドフェースの脇を、ロープを持って上がり、左側のルートにトップロープセット。
 奥に見えた支点が、左側ルートの支点かと思って、カウヒッチで連結しながらスリングを伸ばしていったら、それは右側ルートの支点でした。スリングを長く取り過ぎてしまい、時間のロス。そんなこんなをしていると、下から「何をやっているんだ」(と言ってないかもしれないけど、だいたいそのような意味合いの事を言われ)、急いで下りたら、セットはできていたものの、後で確認したら意味のないヌンチャクが一つ終了点についてた。懸垂で下りると、メンバーの割り振りを聞かれる。自分としては、「何はともあれ、ウォーミングアップとして東面の岩場を全員が登り、トップロープセットが完了するまで自己脱出、ロープワークの確認をすれば良い」つもりでいたら、午後から天気が悪くなるし、先週も登った方は、東面の岩場でアップせずに、どんどん登りたがっているようでした。それもそうです。自分と、N片さん、M上さんは、とりあえず、自己脱出の確認を。セットしたロープにはF川さんとT村恵さんが登る事に

・自己脱出(N片さん、M上さんと)
 東面の岩場、登山道をまたいだ近くの木を用いて自己脱出の確認。自己脱出はだいたい覚えていましたが、自己脱出を始める前の、(1)セルフビレイはメインロープで、(2)互いにロープを結び合う、等を失念していて、確認し合いながら、自己脱出をしていたら、ずいぶん時間がかかってしまった。その他、事故者を止めたら、ぐるぐる巻きの前にロープをワンターンすることも抜けていた。

(自己脱出の応用・脱出後事故者を下ろす)
 (1)自己脱出の最後のロープの固定の部分で、8の字結びの代わりに「半マスト、ムンターミュールで仮固定」、ビレイヤーは現場を離れ、応援を呼びに行く等できる。
 (2)助けが来る
 (3)クレムヘイストの部分をバッサリ切って、加重をムンターミュール側に移動。
 (4)ムンターミュール解除することで、事故者を下ろす。

・東面の岩場(左のルート)をトップロープで登る(N片さん、M上さんと)
 N片さんより、「トップロープセットに使われた、ロープをシュリンゲをセットしている菅付きカラビナの二つの内の一つが、岩とこすれる事で、管が緩まってしまっている」とのこと。トップロープは、いろいろと、ロープが動き、それにつられて管付きカラビナも動くのでありうる話です。

東面の岩場でトップロープ

・オケラルート(N片さんと)
 ビレイしているN片さんより、逆クリップとのこと。
 オケラの穴に入る手前は、以前もそうでしたが思ったより難しく感じた。Mさんには、昨シーズン書きすぎたか。
 穴を出た所で、ルートが屈曲するので、ピッチを切りました。それから上はN片さんトップ

動画
オケラルート・核心部
 アクティブカメラを用いて撮ってみました。
 が、なんかホラー映画みたいです

 予報は午後から雨の降る確率が高かったですが、予報は外れて良い天気でした。

・二ルート(N片さんと)(途中の支点までN片さんトップ、その上は自分がトップ)
 久しぶりの外岩はずいぶん難しく感じた。それでも、無事途中の支点にたどりつき一安心?、N片さんへ、まだセルフ取っていません。ビレイ解除早すぎです。

そっち側でビレイするというてもあるのですね

こっち側でビレイするという手もあります。

二ルートを登る


2015年5月30日
【天気】晴れのち曇り
L:S野さん、メンバー:T村夫妻、I永さん、M田さん、自分
【コースタイム】7:25/7:35 林道終点下の駐車場−8:00 水場−8:30/16:15 つづら岩−16:45 綾滝−17:10 駐車場

8:25 シマヘビ

 つづら岩の近くの登山道で、シマヘビがいました。オケラルートを登った後も、つづら岩のてっぺんで、ヤマカガシがいました。2匹とも、こちらに気がつくと逃げていきました。トカゲも多く見られました。

 初めてトップロープセット、リード、ロスなくできた感じ、様々な事を教わろうと上の人と一緒に山に行く事も良かったですが、今回のように、自分より明確に上の人がいない中、登るというのも、それはそれで良い気がした。どっちに傾いても良くないと思う。明確に上の人がいない中、登るというのは、ある程度慣れてこないと許されないですが、それが許されるだけのレベルには達してきたと思う。

東面の岩場で岩トレ

午前、東面の岩場を、「トップロープで登り、クライムダウン」を、右と左のルートで二セットずつ
 左のルート、岩場の左をロープを持って上がり、トップロープセット
 右のルート、リードで登り、トップロープセット

オケラルート

午後は、M田さんとリード(全て自分がトップリード)
 「右クラックを半分まで登り、懸垂で下りる」を、二本
 次に、オケラを登る。
 オケラを登った後は、M田さん、腕が疲れて登れそうにないので、見学会に変更。
 T村さんらが、オケラルートを登る所を下から見学
 登山道から、南面の岩場上に上がり、S野さんらが一ルート(変形)を登る所を、上から見学

この靴で登るのは、すごいと思いました


つづら岩、二ルート終了点

 あまり使用しなかった携帯のカメラですが、つづら岩のように日帰りでき(長期の山行だと、やはりバッテリーが)、遠景に良いのがそれほどなく(画素数を気にしなくて良い)、他の人がカメラを出さないような時に、ポケットからさっと出す事をすれば案外良い写真が撮れる場合は、デジカメよりも、携帯のカメラかもしれません。

綾滝(水量少ない)


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