てれまくり2016(志賀高原 一ノ瀬ダイヤモンドスキー場)

2015年3月7-8日

 てれまくり:テレマークスキーだけでなく、かかとが上がるスキーに関する様々なことが体験できるイベント
 今回、BCクロカンを試乗できたのは本当に良く、山スキー(テックビンディング)の板を試乗できて、「てれまくり」に参加して良かったけど、宿、高速バス等の手配が遅れ、その手配に余計に時間を費やし、事前の準備が足らなかった。別件で用事もあり、滑る感覚が空いてしまい、試乗会なのに、普段自分の滑っている板の感覚を取り戻さないと比較にならないと、多くの時間を自分の板で滑ってしまった。あくまでも、このレポートは参考までで、細かいことは他の人のページも参照すべきですし、実際に参加して確認してください。
 なお、試乗だけでなく、今回は試着もできました。
 フリーヒールに関する様々なことが、体験できるので、「てれまくり」お勧めです。自分のように、準備不足のまま、参加しないように。

2015年3月7日
【天気】晴れのち曇り 

今回のイベントの大まかな位置(赤丸) さらに大まかな位置図(赤丸)


参加受付 会場

 夜行バスの予約をしようと思った頃、もうバスの定員はいっぱいでした。長野電鉄+バスで来たら、かろうじて開会式には間に合ったものの、開会式の出だしの所は聞いていません。

なんとか間に合った、開会式

様々なブースがありました

 様々な、ブース、1時間ほどの体験プログラムがありますが、その中でも特に挑戦したかったのが、BCクロカンでした。

フリーヒール体験講習(BCクロカン)

   体験BCクロカン
     ←板
       靴
       ↓

 昨年のてれまくりでも、受講したかった、BCクロカン、念願がかなっての、体験でした。とりあえず、27.5cmを履いてみたら、少しの余裕。たぶん大きいサイズは品が少ないので履けるのなら小さめのサイズを履いておいた方が他の人も困らない。27cmを履いたら、無事履けたので、27cmの靴をレンタルしました。

BCクロカンは、いわゆるクロカンと違い
 エッジがついています。

 BCクロカンは、いわゆるクロカンと違い、エッジがついてます。それ以外は、クロカンとそれほどは変わらないようでした。
 逆に、細板革靴のテレマークとどう違うかといえば、靴とビンディングが異なる。クロカンと細板革靴の中間といった感じでしょうか。BCクロカンはダブルキャンバーというのもあります。
 BCクロカンは、安いので5万円くらいで、カラファテで売っているとのことです。

 ビンディングのレバーを上げて、靴を入れればセットできます  セットしたところ

 専用の靴を履き、ビンディングのレバーを上げて、クロカンと同じように、靴つま先の棒状の部分を、そこにセットして、レバーを下ろせば、板に靴をセットできます。

BCクロカンで歩いているところ

 クロカンと同じように、非常に軽く、歩きやすいです。いわゆるスキーしかしたことのない方は、一度は体験してみてください。履いていないみたいに軽いです。
 【歩き方】
 出した足の、かかとにのる。
 歩くときに、数10cm滑らせる(クロカンの選手はこれが命)

BCクロカンで滑る
 (BCクロカン以外の人もいます)

 【滑り方】エッジがついている分、BCクロカンは、クロカンよりはるかに滑りやすく、昨年のクロカンではできなかったテレマークターンもできました。まだ体験していない方は、ぜひ体験してみてください。通常のテレマークに比べて、確かに滑りずらいですが、滑れないことはないです。何よりも軽いです。もちろん、ボーゲンでも滑れます。テレマークターンよりは、ボーゲンの方が簡単に滑れます。
 クロカンは(いわゆるスキーに比べたら)ほとんど滑れないので、体験しても(フリーヒールをしている人には)あまり価値はないと思いますが、BCクロカンは、雪が締まった春山等、挑戦していろいろ面白いかもしれません。板が軽いので、担ぐのも楽です。

アルペンスキー(テックビンディング)

 カカトを固定できる山スキー(テックビンディング)の板も履いてみました。最近、テレマーク(かかとを固定できない)をして、アルペンスキー(山スキー)の技術不足を感じます。でも、テレマークを使ってアルペン技術の確認はあまりしたくないです。今年、~立でやってみましたが、テレマークの板を履いて「何をやっているのだろう」とも思うし、エッジ操作に集中できない。普段履いている、テレマーク板なので、なんとなくテレマーク操作のことも考えてしまう。アルペン技術の確認として、来シーズン、アルペンの板を1本購入しようと思いますとりあえずレンタルしてみて様子を見ます(ゲレンデで訓練するだけなので)。アルペンの板の方がはるかにエッジに集中できます。
 テレマークのためのアルペンという位置づけで、アルペン板を購入します。
 テックビンディングは、特に靴が軽かったです。27.5cmのサイズで、ぴったり、隙間なし。体験で滑るくらいは、問題なく滑れました。

ブラックダイヤモンド
 カーボンメガワット 180cm

 もっと事前に調べていけば良かった。滑っていて楽しかったけど、この楽しさはビンディング? 素材? 太板? たぶんビンディングだと思うが、そうなるとこの試乗の意味が…。持ってみて、板は軽かったです。

 試乗を一休みし、今度はプログラムの一つである「レベルアップテレマーク」に参加。中級は人数が多く、途中で二班に分かれる。講習の大半が、ある意味当然ですが、アルペンとの比較で、テレマークの動作を説明されている感じがした。アルペンを特に最近、それほどやっていない自分はついて行けなくなる。頭の中がぐじゃぐじゃになったところで、ふっと我に返る。リフトで上がりましょうと言われたが、スタッフの人はどの人だっけ。とりあえずリフトで上がったところで待つけど、完全に見失った。スタッフの人で記憶があるのは、二班に分かれる前の別のスタッフの人。仕方ない、念のため、申し込んだところに行って「見失ったので、一人で滑る」ことを伝える。
 
2015年3月8日
【天気】雪のち曇り(時々ガス) 

一ノ瀬ダイヤモンドスキー場

 イベントが始まるのは9時、もう少し時間がある。これまでお世話になった、Kさん、Oさん、Yさん(前日に挨拶)、もう一人のYさん、この方もYさんでした、挨拶回り。ありがとうございました。Bさんにも会いました、ありがとうございました。

板の試乗
 テックビンディングですがかかと部分が通常のビンディングと同じタイプ

 今度はテックビンディングでも、かかと部分が通常のビンディングと同じタイプを試乗。やっぱり、かかとを固定した方がエッジに集中できる気がする。かかと部分が通常と同じ点については、ついエッジのほうばかり気になって、あまりわかりませんでした。レポートになっていない。

 NTN試乗(靴を撮り忘れました)

 NTN:テレマークの新しいタイプのビンディング、剛性が強く、小さな力で大丈夫。アルペンに近い滑りのできるテレマークといった感じでしょうか。
 時間が余っており、NTNの正しい扱い方も、教わっておこうと、「NTNキレマックス」を受講したけど、他の受講者のレベルも高く、特にNTNだから「〜」というものは、あまりないようです。内容としては
 ・履き方、セットの仕方
 ・ショートターン
 ・フォールラインを向いて、ターンの所でひねって足を出す
 自分の滑りについて、「軸をきちんと」と言われる、その通りだと思います。

今回は試着もできました 試着してみました

前回は、なかったと思いますが、今回はウエアの試着もできました。試着してみたところ、今自分が着ているようなゴワゴワ感がなく、着てないみたいに動きやすかったです。

ストックも使わせてもらいました

 今回、ストックの「試し」もできました。ストックの持ち手に出っ張りがあり、滑っていて違和感を感じないのはもちろんのこと、登りの際、とてもプッシュしやすく、ビンディングの操作も楽なのです。

 いろいろあるけどテレマークという道具を、これからも続けていきたい。

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