2014年6月1日
【天気】晴れ
今回の山行の大まかな位置 |
L:M・Hさん、メンバー:Ta田さん、K嶋さん、I井さん、S木さん、S野さん、S林さん、F川さん、S木2さん、A部さん、Y和さん、N片さん、N井さん、M上さん、自分
【コースタイム】8:05 高麗駅−8:35/15:35 男岩−16:15 高麗駅
高麗駅にて |
訓練は3つの班に分かれ、自分の所属したのは
L:S野、I井、S木、自分班で、
男岩に各班ごとにトップロープをセットし、セット後は「M・Hさんによる、ロープワーク講習を1班が受け、他の2班はセットされたトップロープでクライミングの練習」を、ローテーションするということをしました。
男岩のてっぺんに岩の裏から回り、トップロープセットです。トップロープセットは、他の2班が先行し、自分らは残り物、西側にセットしようとしたところ、リーダーより擦れてしまうからもう少し下りた所から、セットして欲しいとのこと。言われてみれば、もっともです。逆にそんな基本的なことをなぜ気づかなかったか。整理不足、知識としては、自分の中にありますが、「実際に現場でセット」しようとすると、整理不足を露呈してしまうことが自分にはあるようです。スリングの長さが少し足りなかったので、付け足して、完了。天気の良い日曜の日和田山なので、すだれ状態になっているのではと思いましたが、空いてはいなかったものの、トレーニングに差し支えるほどではなく、班分、3本ロープ張れました。
男岩のてっぺんは、そこら中にワイヤーが張られていて、さすが日和田山です。
9:20 ロープセット完了 |
9:35−11:30 S野班は、男岩近くの小さな岩場でロープワーク確認
ロープワークの確認作業を一部撮影しました。
木にインクノット(クローブヒッチ)でロープを巻く方法 長さ 2分24秒 |
木にインクノット(クローブヒッチ)でロープを巻く方法は、教わったことがありましたが、忘れてました。再度、復習です。
木にボーラインでロープを巻く方法 長さ 2分44秒 |
懸垂下降の末端処理(8の字) 長さ 4分11秒 |
半マストとインクノット 沢登りのセカンドをビレイする場合 長さ 11分55秒 |
ビレイ方法の注意点
1.ATCガイドは、沢では不向き、もし使うとしても、水に入らないようなルートで。登攀者がおぼれた時に、解除に時間がかかる器具は使わない方が良い。
2.半マストのビレイは、登ってくる人の方を引き、もう片方のロープを下ろす。半マストで使うカラビナは、HMS型(できれば大きい)がお勧め。
3.エイト管はビレイに使わない、使うのならワンターンのように(ロープに角度を付ける)して使う。仮固定できるように、テンションがかかった時の体勢を考えて使う。
タイブロックの扱い方 長さ 3分15秒 |
クレムヘイストとオートブロック 長さ 2分2秒 |
ハンマーとハーケンの使い方 長さ 7分26秒 |
・タイオフ:ハーケンが途中までしか入らなかった時の方法
・ハーケンの回収方法
11:05 半マストでのビレイ実験 |
S野さんに登り役になってもらい、半マストを使用した場合、体重差のある人でも、きちんと止められるか確認。結果は止めること可能でした。
11:35 男岩西面 |
張られた3本のトップロープは
(1)男岩南面 右ルート(5.6)付近
(2)男岩西面 リッジ(5.7)付近
(3)男岩西面 ステミング・フェイス(5.7)付近
登ったルートは、あくまでも付近だと思います。(3)のルートが5.7というのはちょっと違和感があります。
13:50 クライムダウンで下りる |
一番最初は、(1)を、簡単そうだったのでアプローチシューズで登ったら、アプローチシューズでも登れました。ただ、アプローチシューズでのクライムダウン(靴紐をもう少しきちんと締めていればもっと楽でした)はちょっと怖く、時間がかかってしまいました。核心の所を自分はレイバック気味に行ったのですが、他の方は少し左気味にルートを取っていました。
次に、(2)のルートを今度はきちんとクライミングシューズを履いて、出だしが厄介でしたけど、登るのはそれほど問題ないと思います。後はクライムダウンだとちょっと怖いですけど、ロアーダウンなら問題ないと思いました。
この日各地で、30度越えで、日陰はそれほどでもなかったですが、日向になるとだいぶ体力を消耗しました。
(3)は、1本目は無事登れたものの、クライムダウンでテンション1回。再度登ろうとしたら、暑さのせいか、なんか異様に疲れていて、2度テンション。出だしがかぶり気味でガバがないのです。なお、3のルートは少し右に登ると易しくなるようで、右のルートを登っていた人も多くいました。
自分は、3つのルートをそれぞれ2本ずつ登りました。もう少し登りたかったですが、暑くて仕方がないのと、自分の中でも一巡し、来ただけのことはした感じがあったので無理せず帰りました。
戻る