1406東黒沢+ウツボギ沢(往復)

2014年6月28−29日
L:F川さん、メンバー:M井さん、S林さん、N井さん、N片さん、Y和さん、S木2さん、I崎さん、自分

6月28日
天気:曇り時々雨
【コースタイム】11:30 白毛門登山口駐車場ー12:00 ハナゲの滝ー12:25 白毛門沢との二俣ー13:35 標高900m二俣−14:20 標高1075m二俣−16:00 1350m稜線−16:45 標高1220二俣−16:50 広河原

出発

 今回N片さんが新人班(I崎さん、Y和さん、S木2さん)のリーダーとなりトップを務め、ベテラン組は後から指導しながらついていきました。シーズン初めだったので自分と言えば感を取り戻すのに一杯で、特に指導できませんでした。他の皆さんに感謝です。
 久しぶりに、後ろから歩いて思ったことは、
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自分がトップで登っているときは、後ろから来た人から追い抜かされると、「間違ったルート」を取ってしまったと思った。確かに、そういう時もあるけど、今回のようなメンバーが多いパーティーはルートを一つに取るよりも別側からも行っておいた方が時間の短縮になることもある(左側から6人通過よりは、右側のルートが少し難しい程度なら右側ルートに少しの人間でも行けば)。ダメ元で行ったら、案外簡単だったというのもあった。「明らかなルートミス」は避けなければならないけど、「真剣な遊び」と考えてゲーム感覚で良いときもあるかもしれない。「間違った」ということは必ずしもない。
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です。

11:45 このコンクリートが見えたら、ルートは右

【今回の寒さ】沢の中では、自分のいつもの格好(ファイントラック下着に、山用長袖(新しいのにしました)、沢用ズボン、厚めのネオプレーン渓流ソックス、スパッツ、リストバンド、軍手)。今回、指空きグローブでなく、軍手で行動しました、登攀的な沢でなければ軍手でも行けます。藪などは、はるかに安心でした。夜は、タープに、シュラフカバー(シュラフなし)、沢装備から、渓流ソックス、スパッツ、リストバンド、軍手を外し、雨具上下を着、防寒着のライトダウン(上)を着、山用の下着(下)をさらに追加し、でちょうど良かったです。

11:50 雪渓

「時期的に遅いので雪はもう残っていないか」と思いきや、この標高で早くも、対岸に雪渓

12:00 ハナゲの滝


上から見たハナゲの滝


12:10


12:25 水量が多くなく、難なく通過

【他のパーティー】山中では、白毛門沢手前で、豊野さん(「北アルプスの沢 白山書房」「朝日・飯豊の沢 白山書房」持っています)率いる4−5名のパーティーと会いました。彼らは帰るところでした。

 12:25 白毛門沢との二俣  翌日の 白毛門沢との二俣

【今回の水量】27日登りの段階では、少し少なめでしたが、28日夜、雨が降って、別の沢のように増水していました。簡単に通れたところが、難しくなっていました。

12:45 雪渓脇を通過

【今回の読図】駐車場を出発した頃は、電源をいれたばかりのGPSのように、まとまりませんでしたが、進むうちに修正できました。

12:55 いつものゴルジュ


 
右を少し巻いて通過  13:05 ゴルジュ通過

【28日のロープワーク】28日でロープが使われたのは、このゴルジュのみでした。自分とS木2さんは、通過したものの、最後で安易に上がってしまった(先導したのは自分)、下りで難なく通過したことを考えると、上がらずに通過できました。つい、上にいる人につられて上がってしまいました。

13:20


13:35 標高900m二俣

 カメラのレンズに水滴がついてしまっていました。小さいタオルをカメラとワンセットにしておこう(シーズン初めで忘れていました)。

13:50 


13:55 ナメが始まる

 毎度のことながら、ナメは光が差していた方が、格段にきれいな風景となります。

14:05


14:20 標高1075m二俣


14:45 タニウツギ


15:27 目印になる大岩
 何度も来ていましたがこの岩の写真はこれが初めてなようです。稜線近くで集中力がなくなっていたか。

16:00 1350m稜線

16:05 ギンリョソウ

 前回も生えていた気がしますが、生えているところには生えているギンリョソウです。

16:10 いつもの雪渓


16:25 シラネアオイ

 時期が遅いので、咲き終わっているかと思ったら、まだまだ咲いていました。

雪渓の下


16:45 標高1220二俣


本日のテン場 焚き火

  テン場に着くと、どっと疲れが出てしまうことが多い自分ですが、今回は行程も短く、バテることなく薪集めができました。薪は問題なくありました。

宴会のページ(要パスワード)

6月29日
天気:曇り
【コースタイム】7:45 出発−10:30 稜線−15:00 白毛門沢との二俣−16:00 白毛門駐車場

5:55 夜中あんなに雨が降ったのに、つく焚き火

 1週間前の救助訓練の行動が、自分の中で、整理できておらず、同じミスをしてしまう「夜中あんなに雨が降ったのに、焚き火はつく」。少なくとも、挑戦すれば良かった。

7:05 朝の宝川


7:40 出発前にセルフタイマーで


先ほどよりも濃い色のタニウツギ



   
13:30 懸垂    

【29日のロープワーク】29日でロープが使われたのは、13:30の懸垂、特に難しい懸垂ではなかったのですが、F川さんが沢の救助訓練で教わった、懸垂下降のロープ連結を確認したいとのことで、この件につきまして自分は後ほど整理するつもりが未理解のまま時間が経ってしまい議論に加われず、M井さんとF川さんで議論、ああでもないこうでもないで、そのうちに雨が強く降ってきて、皆さんには申し訳ないです。
 その他、ロープはゴルジュの手前のトラバースで念のため用い、ゴルジュの突破で使われました。

ゴルジュは淵を泳いで


15:00 白毛門沢との二俣

 前日と比べて、別の沢みたいです。

15:25 今後、水滴には気をつけるようにします
 ハナゲの滝をバックに

【使わなかった装備(結果論として)】共同装備:ツエルト(2−3人用)、個人装備:予備電池、ホイッスル、細引、ファーストエイドキット、テーピングテープ、医薬品、メタ、などの非常用の品

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