1405つづら岩(奥多摩)

2014年5月25日
【天気】晴れ 

今回の山行の大まかな位置

L:F川さん、メンバー:I井さん、F浦さん、Y口さん、S木2さん、MMさん、自分、遅刻:Y和さん
【コースタイム】 7:35 武蔵五日市駅−8:00 林道終点−8:30 綾滝−9:30頃/15:50 つづら岩−16:30 林道終点

綾滝手前に咲いてました
 帰ってから図鑑で調べたら一番近そうなのが
 ラショウモンカズラでした

8:30 綾滝

午前
 東面の岩場でトップロープクライミング
 焦ってしまった。ハーネスがよじれたまま登ろうとしてしまう。その他、平らな地点でのトップロープビレイは、セルフビレイを取る必要はない。
 東面の岩場、右側のルートにロープセットです。リードで難なく登って、支点にセルフビレイして、ビレイ解除の指示をS木2さんに、ロープをダブルでリングに通し、リングから出た部分に8の字結びを作り、管付きカラビナでハーネスと8の字を結ぶ。えーっとロープアップだよな、でロープを上げていると、何かが変です。あれれ、と思っていると、下から「何をやっている」との指摘。ビレイ解除が間違っている上に(ビレイ解除は懸垂下降をする場合)、この方法はロアーダウンの方法で、危険ではないけど、リングがなければできないし、応用があまり利かないと思います。自分の理解は、まだまだでした。

 改めてセルフビレイ後
 (1)管付きカラビナを支点にセット(2)流動分散(3)固定分散(4)管付きカラビナ(二つ)を固定分散にセット(5)(4)の管付きにメインロープをセット
 自分のセット後、再度Y口さんが確認。固定分散の方法が、自分は流動分散にクレムヘイストでしたが、Y口さんは縛って固定分散としていました(下写真)
です。自分がもたついている間に、上からロープがセットされる。

虹色のスリングは余計ですが
 トップロープセット

(F川さん、MMさんと) MMさん、室内で5.9が登れると聞いたので、このルートは楽に行けると思っていたのですが、外岩はまだ慣れていないでしょうか。それでも、1回目よりは、2回目というように少しずつ慣れていったようです。ビレイは問題ありませんでした。ここまで書いて、我ながら思う、先ほどの自分のルートセットを棚に上げて、何を言っているのか?
(Y和さんと) 久しぶりに東面の岩場の、隣の岩(ピラミッドフェースというらしい)を登る。その前に登った、F浦さんが実に華麗に、流れるようにクライムダウンをしていた。自分もと思うが、久しぶりの「隣の岩」は難しく感じた。東面の岩場はアップだけど、隣の岩はガバが少なく、クライミングをしている感じがあります。それでもなんとか上まで行けてクライムダウンできました(最後1mはルートから外れて左に行きすぎた?)

午後:南面(いわゆるつづら岩)リードクライミング
 自分とY和ペアは、オケラルートを(他のルートは混んでいたので)
 オケラルートはこれまでに2度登ったことはありましたが、いずれもセカンドで、トップは初めて。しかも、最近登っていません。なので、自分が登る前に登っていたI井さんに話を伺うと、「狭い部分を抜けた後、ルートが屈曲するので、その支点を上手く取れば大丈夫」とのようなことを言われる。なるほど、三段ハングとか登るつもりはないし、空いているのはオケラルートだけ。さらに、パートナーのY和さんは、前回登れなかったとのこと。どうしようか迷ったけど、15時くらいに登り終えた方が良いと、リーダーから伺い、迷っている時間はない。オケラルートへGO!
 出だしが案外難しかったが、案外程度で問題なく進める。ルートの左側に支点二つあり、問題の「狭い空間」に入る前右側にも支点あり、トップは初めてなので不安もあり、とりあえず(支点を)取れるものは取る。そして、「オケラルート」の名前通りの、人がやっと通れるほどの狭い空間2−3m、焦ることなく少しずつ体の部位を上げて行ったら無事突破。でも、突破したところで気がつく、ロープの流れが悪い。「狭い空間」に入る前の右側支点の処理を誤ったか、仕方ない。その後は傾斜も緩くなり、半ば登山道、でも支点を取らないと怖いので、所々木に支点を取る。岩の手前にきたところで終了点とする。さらに上まで上がることも可能でしたが、ロープの流れが悪いので、少しでも下で取っておきたかったのです。ビレイ解除を宣言し、ビレイをし始めたところで気が付く、「Y和さん、前回登れなかったな。登れなかったら、登山道に付けてきた支点どうしよう」。そんなことを考えても仕方がないので、とりあえずビレイ。最初はロープが重く、苦労しましたが、徐々に上がってきてくれて、Y和さんも無事ゴール。
 オケラルートは、シングルロープ1本で、登れるルートです。時間がない時、他のルートが混んでいる時、登ってみましょう。ロープが屈曲しないようにさえ気を配り、核心の狭い空間を通過できれば、問題のないルートです。ルートもわかりやすく、久しぶりに登ったとしても、行けます。

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