1405北アルプス・双六岳

 「上を見たらきりがないし、下を見てもきりがない」今シーズンは、関東での大雪、所属する山の会での事故等あり、スキーシーズン最初で最後の長期?山行になってしまった。弓折岳〜双六岳の景色は来た甲斐があったというもので、きちんと双六岳の山頂に立てて良かった。それでも、当初の計画よりは大幅ダウンで、反省点はたくさんあります。
 「K林さん、2003年4月の報告(会報25号の方です)読みました、ビールのことしか書いてないような気もしますが、今回の自分に比べたら(比較対象が悪いかもしれませんが)すごいですね、双六小屋が営業していた頃の話ですが、さすがです」。行けて良かったけど、来年はもっときちんとしたいです。

2014年5月3−5日(6日までの予定でしたが、5日の天気が悪いため、5日に帰京)

L:Y田さん、メンバー:W辺さん、M上さん、自分

今回の山行の大まかな位置(赤:3日、黄:4日、緑:5日) 赤丸(今回の山行のさらに大まかな位置)

5月2日
22:30 三芳SA発

5月3日
【天気】晴れのち曇り(夕方一時雨) 
【コースタイム】1:30 松本IC−3:30/6:50 新穂高温泉駐車場−7:05 新穂高センター−9:05/9:30 わさび平小屋−14:30 今回のテン場
5:30 起床

スキー板をザックにくくりつけて

 久しぶりに3泊分のテント泊装備を背負っての行動です。思ったよりは軽かったけど、思ったよりはというだけで、決して軽くはありませんでした。行程の途中、リーダーより、ザックのショルダーベルトの長さが合っていないと指摘される。自分もベテランの部類に入ると思いますが、本当のベテランにはまだまだです。わさび平小屋までの道にはふきのとうがたくさん出ていて、コゴミも少し現れていていました。

7:05 新穂高センター

 今月の岳人(ヤマケイ)を読んで知りましたが、新穂高センターは、今年4月にオープンしたばかりの新しい建物とのことです。

7:50 標高1225m付近にて、雪が周囲に現れ出す

【今回の暑さ(自分の場合)】「上:山用長袖+山用半袖、下:山用ズボン+雨具、頭には薄手のニット帽(?)」をベースにして、寒い時は薄手の手袋、ミトン(外皮のみ)、雨具(上)を着て調節しました。山用長袖のボタンを外して、調節もしました。夜は、小さめのシュラフカバーとシュラフで微妙に寒いくらいでした。

8:35 中崎橋(下のトラックログでC地点)

 9:05 わさび平小屋  

 わさび平より、シール登降で登りました(その後、何度か板をザックにつけることがありました)。

 9:50 下抜戸沢との二俣辺りにて、大規模なデブリ
下のトラックログでE
 板を外してデブリを登る

 この日のストッパーはM上さん(テント長期?山行は初めてとのことなので仕方がないと思う)。10時半頃から、雨が降り出し、一時やみましたが、その後、再度降り出し本降りになり、夕方になって雨はやみました。この日の自分は大きく遅れることはありませんでしたが、11時頃から頭が何度か痛くなる、こんなの初めて、ちょっとした高度障害だったのでしょうか。テントに入ってからは頭が痛くなることはありませんでした。

10時過ぎ、震度2程度の揺れを何度も感じる。
「雪崩?」など、話し合ったが、帰りによった新穂高センターで、ようやく事態を理解する。

【他のパーティー】さすがゴールデンウィークで、駐車場はほぼ満車、1日目は学生パーティー:7−8名、2−3人のパーティーが7パーティーくらい、2日目は弓折〜双六で1〜2人のパーティーが4パーティー程度。3日目は、1日目にいた学生パーティー7〜8名にデブリの周辺で見えたものの、通過に手間取っている間に先に行ったか。

10:35 

 テン場手前の斜面がだいぶ急、8割くらい登ったところで、リーダーより、「スキーアイゼンを付けれるなら付けるようにと」、あとちょっとだったので自分は付けずに通過。M上さんは、下の方で既に付けていたとのことでした。

14:30 今回のテン場
 だいぶ動揺してました。テンバに着いた後、サングラスが見当たらず、探しに100m戻ることまでしましたが、自分の記憶違いでアマブタの中にしまってありました。
 テンバでは他に2張(共に2−3人)(3日夕〜4日朝)、4日夕方からは自分達だけでした。

17:35 雨もやみ、晴れ間が

この日の夕食:麻婆春雨
 雪山での生活:使わない荷物等はザックに入れて、外に出しておきました(シールは使わないけど、凍って使えなくなるのでテントの中へ)。テントの中では、多くの時間が水作り。お酒は、昔ほど飲まなくなっってました。昔の癖で多めに持っていきたくなりますが、持って帰ることになるだけかもしれません。つまみも、1日早く早く下山したためもありますが、ずいぶん余っていた。計画書の「共同装備の自分の担当」に、化繊布きんとありましたが、後になって考えると完全に見落としてました。自分の出したタオルは一般装備として持ってきた、タオルでした。装備欄に「●敷板/化繊布きん」とあり、敷板をザックに入れた際に黒丸の部分をチエックして、そのまま見落としてしまったのでした。当然、化繊布きんのほうが、乾きが早いです。

3日のルートのトラックログ
(A:駐車場、B:新穂高センター、C:中崎橋、D:わさび平小屋、F:本日のテン場)

 M上さんがテントの中では案外元気、あれほど遅れていたのに、かといってテントの中でバテていれば良いわけでもなく、慣れていないザックの重さだったのでしょう。

3日の「速度/時刻グラフ」(区間1:駐車場〜わさび平、区間2:わさび平〜テン場)


5月4日
 朝起きて、何時か知りたくなり、高度計付きの時計を、多少寝ぼけた感じで操作していたら、あろうことか時刻のリセット操作をしてしまい、時間がわからなくなる。仕方ないので、その後は時間が知りたい時は携帯を見ました。これでだいぶ焦ってしまい、朝起きてからも、自分の作業ばかりしていたら、(当然ですが)怒られた。リーダーも、W辺さんも、F川さんのように出発の準備は速くなかったので、落ちついて準備すれば良かった。全てにおいて、久しぶりの長期(?)山行で、自分の行動は浮き足立っていた気がする。
朝食:グラノーラ

【天気】晴れのち曇り
【コースタイム】6:20 空身で出発−8:45 弓折岳−10:45/11:15 双六小屋−12:55/13:25 双六岳−13:45/13:55 標高2370m二俣(下のトラックログでL地点)−15:00 2622m手前のコル−16:25 弓折岳−17:30 テン場

 テントに宿泊装備等を置いて出発です。

6:40

 最初はスキー板を担いで、つぼ足にアイゼンをつけて登る予定でしたが、スキーアイゼンで大丈夫ではないかということで、アイゼンはテン場に置いていきました。テレマークスキー用アイゼンである「アイゼくん」は、クライミングサポートと併用して使うとクライミングサポートの分だけ突き刺さらないので、自分はサポートなしで登りました(M上さんは、サポートを使って登ってました)。

6:55

 この頃の自分は、調子よく登れ、トップも努められました。

 7:32 下の4日のトラックログでG地点(同じようなテントが二つあるのです。合成ミスではありません)  

 これまで、動画を撮りたいと思っても、手がふさがっていて、撮れないことも多く、なんとかならないかと思っていたところ
山と渓谷 2014年4月号 P112〜113で  HDR-AS100Vが特集されていてこれだと思い、購入しました。

イメージ写真

 実際に撮ってみようと、今回の山行に持って行ったものの、久しぶりの長期山行で何かと忙しく、当初、動画まで手を出す余裕はなかったですが、リーダーからも「撮ったら」と指摘を受け、自分もせっかく持ってきたのだし、3点ほど撮りました。

 弓折岳手前の登り

 「弓折岳手前の登り」は、55分撮り、編集して10分程度に動画を縮めました。足元しか移っていない箇所がかなり多く、実際に撮って、「なるほど」という感じです。
 登りの時は、それほど困難なく、登れました。

弓折岳手前の登り(リーダーよりいただきました、ありがとうございます、以下※)

 

W辺さんよりいただきました
ありがとうございます(以下※2)、

 9:05 下の4日のトラックログで弓折岳を少し過ぎた地点


槍をバックに(※)

【風景】2日目が晴れ、これぞ北アルプスという風景が見えました。弓折岳手前から、双六岳までの風景は来た甲斐がありました。

風景の一部に入っただけでもうれしいです
(※2)


 9:50 


下りもありました(※2)


 弓折岳から双六岳までは、スキーアイゼンをつけたり外したりでした。多くが外せたのですが、微妙にアイスバーン化しているところもあり、付けていた方が安心でした。でも、スキーが滑らないので、思うように前に進めない。

10:03 水晶岳と鷲羽岳だと思います

 

10:04 シールをつけての下り

 下のトラックログでI地点を少し過ぎたあたりで(10時10分頃)小屋の少し手前まで急な斜面トラバースとなり、スキーアイゼンを付けての通過となりました。

10:45 双六小屋(冬期避難小屋)
 管理人のいない小屋です。

 弓折岳手前の登りから、抜きつ抜かれつをした単独行者さんは、この日の夜は避難小屋に泊まるとのことです。

双六小屋(冬期営業なし、入れません)

 K林さんが全盛期の頃は、冬期も営業していて、ビールなども双六小屋で購入できたそうですが、事故があって以来、冬期は営業しなくなったとのことです。冬期も営業していた頃、この時期はたくさんの人が来ていたとのことです。

実験的に、シール登降の様子を撮りました
 あくまでも実験です。


双六小屋をあとにして(※)

 小屋で休憩をしていた頃、山頂から来た人より、「山頂は風が強い」とのことでした。小屋から山頂まで飛ばされるような強い風は吹かなかったものの、薄手のニット?しか持ってきてなかったので、雨具のフードをかぶらないと体温が奪われそうな気がして、雨が降っていないのに、雨具のフードをかぶりました。前日、頭が痛くなったのは、高度障害というよりは、「冷え」によるかもしれない、とも思いました。

12:25  山頂はもうちょっと先(右奥)


12:30 雷鳥がいました ギェーギェーと鳴いてました

 山頂手前で、雷鳥に会いました。1匹だけでなく、2〜3匹いたようです。それにしても雷鳥は人を恐れない。

絶妙!(※2)


 
 12:55 双六岳山頂 槍をバックにセルフタイマーで(※)


   13:00 双六岳山頂からの眺め

双六岳山頂からの滑り

この日の滑り:最初、出だしで転んだものの、その後は雪質もよく、テレマークターンもできていた気がする。でも、滑り降りるのに精一杯で、気持ちにゆとりがなく、問題なく下りたものの、リーダーとW辺さんについていくので一杯。スピードも自分の場合は、緩めでした(安全登山といえば確かにそうですが)。自分が「滑る写真を撮るのが苦手な一番の原因」は、「撮るほど自分の中にゆとりがない」ことかもしれません。ボーっと突っ立っているように見えるかもしれませんが、息を整え、次への滑りに感情を整えているのです。ゲレンデの練習? それも確かにありますが、山ならではの条件というのも確かにあり、しないよりはましですが、ゲレンデでいくら上手くなっても、山で滑るのは、また少し違うと思う。「室内壁と外岩」の関係と同じだと思います。
 頭につけていたビデオカメラは一度転んだ時に、外れてしまいましたが、すぐ止ってくれたので、すぐに回収できました。でも、そのあとは頭につけていて転んだ拍子に外れるのが怖くなって、ザックの中に締まってしまいました。飛んでいかないようなバックアップも考えるべきでした。(後日談)今回、忘れてしまいましたが、たいていのヘルメットには、ゴーグルやヘッドランプを固定できる箇所がついており、それを使えば飛ばないように固定できるようです。

この時期にしては、良い雪質でした (※2)  


滑るリーダー(※2)


自分(右)とM上さん(左)(※2)


M上さん、来て良かったね(※2)


(※2)


N片さん、ゲレンデではこんな風景に出会えないよ(※2)


13:47 標高2370m二俣
 下のトラックログでL

15:00 2622m手前のコル(トラックログI地点)

この日の登り:シールの性能が良くなったというのもありますが、以前ならあったシール登降でのズルズルが今年はほぼありません。それはそれで良いのですが、ある程度の登りをすると、息切れをして、登っては休み、登っては休み、になってしまうというのが現状です。それが体力、持久力で、体力が足りないだけで、技術とは関係ない、という点もあり得ます。
 最初は問題なく登れたものの、疲れが蓄積するように遅れていき、前日と同じように頭が少し痛くなったのもあり、16時頃、自分はずいぶん遅れてしまいました。リーダーより、行動食のカロリーが少なすぎるとのことで、(お腹がすいた気はなかったので)言われた時は意外でしたが、確かに一理あります。その他、後に思い出したのですが、自分は滑った後の登りでバテるパターンが多いようです。滑りで、集中力を使って、その後の登りで集中力が切れてしまうのでしょうか。 

自分が食べる予定でした
あんぱんのカロリーは343kca
菓子パン(薄皮つぶあんぱん)は、129Kcal

同程度のカロリーかと思っていましたが、
薄皮つぶあんパンはあんぱんの半分以下の
カロリーしかないのは以外でした。

クリームになると、話は別のようです。

 行動食に、マヨネーズなどが何かとお勧めとのことです。カロリーだけでなく脂質も考える。あとはつまみのようなものも、行動食に良いとのことです(塩辛いものだと、のどが渇くなどありますが)

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成人が通常のペースで登山をする時のエネルギー消費量は
体重60kgの人が20kgのザックを担いだ場合で
 1時間あたりエネルギー消費量540Kcal
 8時間登山をすると4320kcal
 登山中は1時間につき180270kcalのエネルギー補給が必要。
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山と渓谷社 ヤマケイテクニカルブック 登山技術書 縦走登山 p44より

という意見もありますが、これを真に受けると休憩の間中、食べていることになってしまいます。睡眠時間のようなもので、理想値を頭の片隅にでも入れておいて、その場その場に応じて対処していくしかありません。睡眠時間のように、自分をよく知り、自分に合った方法を自分の中で作っておきましょう。一般論はありますが、絶対な正解はありません。行動食は重要ですが、変にとらわれず、臨機応変に、自分の行動食をヴァージョンアップしていきましょう。(後日談)この睡眠時間という比喩を思いついた時は、自画自賛したものでしたが、よくよく考えると、行動食は事前に準備が大いに可能ですが、睡眠時間はその時になってみないと何とも言えません。ある程度この比喩は当たっていますが、当たっていない部分もあるということです。

 弓折岳からの下降、結果的に下りられましたが、時刻が遅くなり雪面が凍結すると、アイゼンなしの急斜面の下降は徐々に厳しくなっていきます。行動食のこともありますが、久しぶりの長期?山行で、様々なことを指摘され、ずいぶん気落ちしていたというのもあります。スキー板をザックに付け傾斜のきつい、下降が始まる。気を取り直して、一つ一つを確実に、なんとか突破。
 トラックログG地点から再び、スキー滑降、とにかく無事に下りる、それだけでした。気力もテントまで保てました。テント到着後は、しばらく休み、食事を作る頃にはだいぶ回復しました。

4日のトラックログ(赤:板を担いで、又はシール登降、黄:スキー滑降)
(F:今回のテン場(ベース)、H:弓折岳、J:双六小屋、K:双六岳山頂)
4日の行程の断面図
(区間1:F→K、区間2:K→L、区間3:L→G、区間4:G→H)

この日の夕食:野菜たっぷり肉団子丼(担当:自分)。自分の中で、食事を後回しにしていたところがあり、3日目の食当になったとき、困った。当初は、安直なカレーにしようかと提案したら、煮るのに時間がかかるし、食器も汚れるので、カレーはout。何かないかと、山の食事の本を読んでいたら、材料の欄にアルファ米とあり、フライパン等も使わず、自分にもできそうな「野菜たっぷり肉団子丼」が見つかる。(後日談)どちらかというと単独行者向けで、今回のようなテントの中で4人程度の人数に作るにはあまり向いていない気がした。さらに、自分のミスですが、材料にもあったキムチを忘れる。味付けが、肉団子のみで薄味だった。レシピに調味料は書いてなかったが、基本的な調味料ぐらい持って行くべきだった。そして、レシピがあるから事前に試し作りしなかったが、レシピを家に忘れた。山に行っている割には、自分の中で食事の知識が蓄積されていない、反省。他の皆さんが食べてくれて良かった、ありがとうございます。M上さん、食当代わっていただきありがとうございます。

4日「速度/時刻グラフ」(断面図と区間の設定は同じ)

 事前にヘッドランプが使えるかはきちんと確認したが、やはり長期山行では、新品の乾電池を使うべきでした。替え電池は持ってきたものの、外に出したザックの中にあり(自分がバテていたこともあり)取り急ぎ、M上さんより、電池を借りる。ありがとうございます。

5月5日
【天気】雨ときどき曇り
【コースタイム】7:50 出発−9:35/10:00 わさび平小屋−11:33/12:35 新穂高センター−12:40/14:15 ひがくの湯(昼食も)−16:00 松本IC−21:15 三芳SA
朝食:ラーメン

 8:21 秩父沢を横切る  8:24(下のトラックログで地点M)

8:36

リーダーより
 「重い荷物を背負っている時は、腕を使って曲がる方向に持って行くと良い」とのこと。いわゆるローテーションのことだと思います。知識としてありましたが、自分の中で整理できておらず、改めて、「なるほど」でした。

 8:40  

 先頭のリーダーはデブリの中を上手に進んでいった。「デブリもルートを選べば、進める」のでした。滑るようにはとても行かなかったものの、板を外すことなく、通過できました。

8:57



10:40 中崎橋


11:23 登山ゲート


ゴールは近い(※)

 リーダーが、新穂高センターまで車を移動していただきました。ありがとうございます。

【使わなかった装備(結果論として)】共同装備:スノーソー、個人装備:ピッケル(山には持って行かず車に置いていく)、アイゼン(テン場まで持って行ったものの、4日の行動には持って行かず、結局使わず)、防寒着、替靴下、細引、テーピングテープ、医薬品、予備グローブ、ローソク、メタ、新聞紙、輪ゴム、プローブ、スリング1本(1.5m)(いざという時に簡易ハーネスにするつもりだったとのこと)

5日のルートのトラックログ(F:ベース、N:わさび平小屋、O:新穂高センター)

5日の「速度/時刻グラフ」(区間1:F→M、区間2:M→O)

 帰りに立ち寄った、ひがくの湯は、(洗い場は屋根が付いているのですが)露天風呂しかない(そうだよね)お風呂。それはそれで良いのですが、問題はそのとき雨が降っていて、ただでさえ入浴時間の短い自分は、早々にW辺さんに声をかけて、湯船をでました。

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