2012年6月16−17日
都岳連のスタッフ9名(土のみの人もあり)、参加者9名
場所:神奈川県立山岳スポーツセンター
6月16日
【天気】雨
6:24 立川−7:04/7:11 新宿−8:29/8:46 渋沢駅−9:00 大倉(バス停)
参考資料:2012年度 山のセルフレスキュー講座U 山の救急法 テキスト
けがを防ぐことが何より大切ですが、今回の趣旨は「けがをしてしまったらどうするか」
天気が悪かったため、2日目午後を除き、室内での講習になりました。
【講習の時間】9:30 オリエンテーション−10:00 救急法について室内講義(暑熱障害、寒冷障害、高所障害、包帯法)−18:00頃 夕食−19:00 救助要請について1時間ほど
9:20 もうすぐ講習が始まります (正面のクライミングの壁は特に使われませんでした) |
救急法:ケガ、事故が起こった場合、医療機関に引き渡すまでの影響を最小限にするようにすること
1.自分自身の安全の確保
↓
2.全身の観察
↓
3.手当の優先順位
↓
4.救命手当
↓
(4’ 応急手当)
↓
5.通報と記録
↓
6.搬送
1.自分自身の安全の確保
アクシデントが起こったら→SETUP
S:Stop(止まれ)冷静になって
E:Environment(環境を見る)環境の危険はないか? 自分の危険性と限界を考える
T:Traffic(交通)
U:Unknown Hazards(未知の危険)
P:Protects self & Patients(自分を守る)出血している場合などあるので、プロテクターをして感染などの危険から自分の身を守る
事故が起きてからの10分は プラチナ10min
2.全身の観察
傷病者に近づきながら、大出血がないか、四肢の変形がないかなど傷病者を観察し、直ちに手当や通報が必要な傷病者であるかどうかを判断
高エネルギー事故:落下物の重量よりもスピードの方が衝突時のエネルギーの軽重に影響する
↓
どこから落下したなどか想像しながら全身の観察を行う。
3.手当の優先順位
直ちに手当や通報が必要な傷病には、救命手当てと応急手当てがあり、まず、救命手当てを優先
救命手当(一次救命処置・BLS):傷病者の反応がない(意識障害、気道閉塞、呼吸停止、心停止)
応急手当:傷病者の反応あり(大出血、ひどい熱傷、毒蛇咬傷)
AED |
4.救命手当(一次救命処置)
<救命手当(一次救命処置)の手順>
倒れている人
↓
反応を調べる→(有)→応急手当へ
↓
(反応なし)
↓
助けを呼ぶ(AED手配をする)
↓
呼吸を調べる→(有)→回復体位・応急手当へ
↓
(呼吸していない)
↓
胸骨圧迫(30回)⇔人工呼吸(2回)(※)
↓
AED到着
↓
心電図の解析(除細動(電気ショック)は必要か?)→必要→除細動1回
↓ ↓
(必要なし) ↓
↓ ↓
直ちに、胸骨圧迫(と人工呼吸)を再開
※人工呼吸は、熟練が必要なので、慣れていない場合は省いて良い。慣れていれば行う。人工呼吸で下手に時間を消費するよりは、胸骨圧迫を優先
胸骨圧迫は、AEDが到着するまで、呼吸が戻るまで続けるのが原則(あくまでも原則)
胸骨圧迫 |
4’.応急手当
山中で出来る手当には限界があり、傷病者の状態を悪化させないことが基本:傷病者の詳しい観察を行いながら、症状に応じた体位で寝かせたり、保温や加温、傷病者への力づけを行う。
症状に応じた体位として、覚えておくべきなのがショック体位と、昏睡体位
ショック体位(顔色が蒼白な時):体の重要な部分にきちんと血液が回るように、腰から下を高くする。
昏睡(回復)体位(呼吸はあるが意識がない時):窒息しないように、気道を確保し、横向きに寝かせる。
5.通報と記録
傷病者の症状の経過記録はもちろん、自分たちが行った処置についても時間とともに記録しておくと、救助活動がスム−ズに運びます(医師や救助隊から的確な指示をもらえる可能性も高くなる)。
応急パックの中身(例)
プラスチック手袋:ない時はビニ−ル袋でも応用可、知らない人に触る時など(けが人に声をかけて)手袋をつけると、(けが人も)安心。救助者が感染を防ぐためにつける。正式な名称は介護用プラスチック手袋、薬屋で売っている。1度使ったら廃棄、使わなくても1年経ったら劣化しているので新しいのと交換
三角巾
ガ−ゼ(大)
その他:救急バンソコウ、テ−ピングテ−プ、等
病気
(1)寒冷障害
・低体温症:直腸温などの中心体温が35℃以下になった状態
・凍傷
(2)暑熱障害
・熱中症
(3)足のツリ:芍薬甘草湯(しゃくやくかんぞうとう)という漢方薬が即効性がある。
(4)心疾患・脳疾患:(若くて健康な人でも起こり得るが)昨今の中高年登山ブ−ムにより増えた
・心疾患:仲間の心臓に持病があることを知っていることが大事。その場合、医療機関から処方されているニトログリセリンなど緊急時の薬は常に携行し、ザック・ウエストポ−チのどこに入れてあるかなど、随行者に知らせておくことも重要。
・脳疾患:箸が持てない等、いつもと違う症状が出た時は気をつけるべき
講習の行われた「神奈川県立山岳スポーツセンター」 (写真が撮られたのは翌日) |
外的要因
(1)咬傷
・マムシ:体内に入った毒は少しでも取り除いた方が良い。3分ずっと吸引するようにする。(腫れがひどい場合はすることもあるが)患部により胴体に近い部分をひもやタオルで縛ったりするのは、血流が悪くなるので行わない。かまれたらあわてず落ち着くこと、パニックから下山を急ぐと毒が早く回る。咬まれた部分を切ったりはしない。下山後、念のため医者に行っておいた方が良い。
・ハチ:刺された場合、基本的に歩かせず、冷やした後に、抗ヒスタミン剤の入った虫さされ薬を塗る。
(2)電撃
・落雷リスクの高い場所:裸尾根など高いところ、孤立した木、岩、茂みの下、テント内、水辺等(沢登りは雷に良くない)。
・山で雷から身を守る:金属、非金属に関係なく、少しでも高い所に落ちるため、傘、ピッケル、ストック等を頭上より上にせず、頭を低くして雷を避ける。
(3)高所障害(高山病)
・国内で2000m以上の山岳でも高山病の報告あり。
・高度順化:脈拍>SPO2(安静時心拍数・パルスオキシメーターで計測)の場合、高度順化が上手くいっていない
出血のコントロール方法
全血液の1/5(体重60kgの場合:900cc)が急速に失われると生命の危険が及び、
全血液の1/3(体重60kgの場合:1500cc)まで失われると失血死の可能性が高まる。
・直接圧迫法:傷口を充分に被える大きさ、厚さのガーゼ等(ティシュペーパーだと傷口に細かいティシュが残ってしまい、良くない)で出血部を圧迫する。
・間接的圧迫法:直接圧迫法で、止まらない時、患部よりも心臓に近い動脈(止血点)を圧迫。
本当に、ひどい時は直接圧迫と間接圧迫を併用する。
止血をする時は、傷病者を必ず観察(意識・脈拍・顔色、汗)して、ショック状態になっていないかチェック。
傷の処置の仕方
傷口はできるだけ流水で汚れを取り除く。
消毒液でなく、清潔な水(沢の水は不向き、水道水ならOK)で傷口を洗浄する(洗い流すには、ある程度の水圧が必要→清潔なビニルやペットボトルなどから、小さな穴から水を噴出することで水圧を得る)。消毒液は病原菌を殺すのみならず、傷口の生きた細胞をも殺してしまうので、最近では、「ハイドロコロイド」と呼ばれる傷パット(くっつかないガーゼ、ビニールにガーゼでも代用可)を当てる方法が注目を浴びている
参考URL:http://www.wound-treatment.jp/
止血効果があるため、血が止まってもガーゼを外さない。
包帯法
三角巾(8つ折り、本結び、しまい方)
折る時は地面につけず、空中動作で行う。置く場所がなく、別の作業をしなければならない時は、三角巾を肩にかけて作業。
使い終わった三角巾は、洗浄をし、アイロンをかけて、8つ折り
三角巾の主な使われ方として
1.三角巾で巻く(樹林帯、枝−前腕裂傷)
2.砂利落石−額裂傷
3.三角巾で動きを制限(石につまづく−足首内反捻挫) RICES
4.三角巾でつる(木に激突 鎖骨骨折) RICES
15:25 前腕をけがした場合 |
スタッフの方の実演後、各自、挑戦しました。患部にガーゼを当てて、ひじにはかからないように、八つ折の三角巾を巻いて、結ぶ。
15:50 額裂傷 |
こちらも各自、挑戦しました。八つ折三角巾を用いて、中心から少しずらした状態で三角巾を額に当て、後頭部で交差(耳は出るようにする)、前に回して、患部を避けた位置で結ぶ。
捻挫・骨折の手当
RICES 処置
R:Rest(安静)
I:Ice(冷却)発熱や腫れを抑制し、痛みを緩和
C:Compression(圧迫)患部を弾力包帯、テーピングテープで圧迫する事により、内出血や腫れを抑制
E:Elevation(挙上)患部を心臓より高い位置にする
S:Support(支持・固定)受傷部位に加わる負担を、テーピングや松葉杖、三角巾などによって軽減→副子(副木)
捻挫と骨折:通常ならありえないような位置に関節がなってしまったら骨折
骨折:大量の出血を伴う開放性骨折と、そうでない非開放性骨折に分かれる。開放性骨折の場合、出血を止めてから、固定の作業をする。けが人が無理なようでは、無理やりに正常な位置に戻さず、そのままの位置で固定して医療機関に搬送。
骨が飛び出してしまった時:三角巾をドーナツ状に固く巻き(円座)、飛び出ている部分に当てて保護する。
円座の作り方:八つ折三角巾の片方の端を持ち、手に固く巻きつける輪を作る。もう一方の端を輪の中へ通す。輪の外側をまわし、再び輪の中へ通すという作業を繰り返してリングを作る。(メモしそびれ、帰宅後、バックカントリーセルフレスキュー 近藤謙司著で再確認)
16:10 足首のねん挫の場合(膝を前に倒してもらう) |
足首のねん挫の場合、各自挑戦しました。
(1)足の後ろで、八つ折三角巾を交差
(2)前でも交差
(3)わらじの結び方と同じ要領で三角巾を脇に入れる
(4)けが人に、膝を前に倒してもらう(上写真)、この作業をすることで緩むことなく、きちんと縛れる。
(5)前で縛る
16:25 鎖骨骨折(腕をつる)?の場合 |
鎖骨骨折についても、各自挑戦しました。
腕をつる方法と似ているが、微妙に違う。
(共通)三角巾の頂点をつろうとする患者のひじ、一方の端をけがをしていない方の肩に当てる。もう一方の端をけがをしている方の肩に上げる
(腕をつる場合)肩の方に上げた端を、患者の背に持って行き、他方の端と結ぶ
(鎖骨骨折)肩の方に上げた端を患者の脇の下から通して背中に回し、端を肩の上で結ぶ。他の三角巾で、患者のひじを体に固定する。
腕をつるのに、三角巾のない時、レジ袋の片側を破り、つり下げるという手もある。
副子(添え木):骨折部が動かないように、当てる支持物
骨折部の上下の間接を含める事のできる十分な長さ、固さ、幅(重さ)を持つもの(ただんだ新聞紙、板、ストック、など)
副子(添え木)の数は、骨折した場所の骨の数に対応させる(骨が2本→副子(添え木)2本、骨が1本→副子(添え木)1本)。
すねと前腕は2本の骨、ももと上腕は1本の骨で構成されている。
副子(添え木)を使った例として、前腕骨折がスタッフの方より実演されました。
救助要請
自分たちで解決できない場合→救助要請
第3者が動き出したら、それはもう遭難
計画書は第3者でもわかるように
6月17日
【天気】曇り時々晴れ
【講習の時間】8:30 包帯法−10:00 搬送法−13:00頃 戸外でシナリオトレーニング−15:00 まとめ−15:45 解散
包帯法(続き)
・手をけがした場合(各自挑戦)
・目の周囲をけがした場合(各自挑戦)
傷のある目の方は完全に三角巾で被う必要がありますが、傷のない方の目は少し下が見えていた方が行動しやすいし、不安にならない。
・肋骨骨折(スタッフの実演のみ)
肋骨をけがした時、息を深く吸う、上肢に力を入れる等の動作で痛くなるので、けが人が息を吐いた時、三角巾で固定して、肋骨があまり動かないようにしてしまう。
やけど
深さと広さ(表面積)によって重症度が決まる
患部は冷やすが、やけどをした後は体温が下がるので、体全体は保温。
患部を冷やす:「タオルを水で湿らせて患部に当てる、熱くなったら水を追加して取り換える」を繰り返す。
水泡はつぶさない。
搬送法
10:05 ドラッグ法 |
搬送法:搬送距離が長い場合は手当を優先、短い場合は搬送を優先
手持ちの装備、人数、経路などの要因を考慮し、搬送法を選定する。
ドラッグ法:一人で行う場合は上の写真のように、もう一人いる場合はもう一人はクロスさせた足首を持つ。
支持法:傷病者の肩を救助者が借りて、救助者の腰の上に傷病者をのせて運ぶ
10:15 ヒューマンチェイン ひざの高さまで上げたところで |
ヒューマンチェイン:3−5人いる場合の短距離の搬送法。けが人の頭を持つ人が、リーダーになり、声をかける。けが人を持ち上げる前に、それぞれの持ち手を確認する。一気に上げず、ひざの高さまであげたところで体勢を整え持ち手をきちんと握り、持ち上げる。
スリングを用いた搬送 |
スリングを用いた搬送(各自挑戦)
左写真のように、長いスリングをけが人に当て、搬送する人はその中に入る。搬送する人が両手を使いたい時は、もう1本の短いスリングで長いスリングを動かないように固定(右写真)。
雨具を使った搬送法 |
雨具を使った搬送法(各自挑戦)
(1)抜け防止のために、雨具上着のポケットに衣類等(固いものでなければ大丈夫)を入れる
(2)シートベンドで雨具の胴体部分の上と、下を結ぶ
(3)雨具の右手と右足を、左手と左足を、それぞれ本結びで結ぶ
(4)雨具の上が、上にくる形でけが人が(3)の状態の雨具に入る(上写真)。
(5)けが人の前に、搬送者が来て、背負う。
シートベンドは、基本的にできますが、ちょっと応用がかかると途端にできなくなってしまうことが自分にあるようです。
ザック搬送(写真がわかりづらい) |
ザック搬送(一部各自挑戦)
(1)搬送に使うザックの中のものを、できる限り減らすが、雨ブタの中に貴重品ぐらいは入れておいても可。
(2)ザックの肩ひもをできる限り伸ばす。
(3)ストックや棒などを、マットでくるみ、テープで固定。
(4)ザックの伸ばした肩ひもに、(3)を入れる
(5)搬送者が入る
(6)けが人が、(4)の上に乗る。
長い距離を運ぶ時など、二人がけが人の両脇に立ってけが人を支えていれば、この方法なら、搬送者は交代することが可能。
スリングを用いた搬送と同様に、短いスリングで傷病者と救助者を固定するとさらに安定。
ストックを使った担架の作成(1) |
ストックを使った担架の作成(スタッフの実演のみ)
(1)(バスケットを外した)4本のストックを用意
(2)バスケット側とバスケット側を交差し、テーピングで固定
(3)テーピングで固定したものを上の写真のように、片側からテープで巻いていく。
ストックを使った担架の作成(2) |
(4)テープが巻き終わったら、その上にマット等をのせる。
(5)(2)で固定された部分に、搬送者の持ち手となるスリングを結ぶ。
ストックを使った担架の作成(3) |
(6)(5)の上にけが人をのせる
ストックを使った松葉づえの作成(1) |
ストックを使った松葉づえの作成(スタッフの実演のみ)
(1)ストックの手輪を伸ばす
(2)手輪同士を結ぶ
(3)(2)のストックの結び目部分に、タオル等で当て布をしておく
ストックを使った松葉づえの作成(2) |
(4)ストックの真ん中の部分を手で持つので、テープで固定、バスケット部分もテープで固定。
(5)当て布をした部分に脇の下がくる形で、松葉づえを使う。
戸外でシナリオトレーニング
持ち物(応急用手袋:1組、洗浄用の水(洗浄するための袋、ピンホール付き)、三角巾、テーピングテープ、緊急連絡シート+筆記具)
13:30 出発 |
今回の総まとめとして、神奈川県立山岳スポーツセンターから歩いて数分の場所で、シナリオトレーニングが行われました。スタッフの方がけが人の役を演じ、参加者が3−4人のグループに分かれて挑戦です。最初は、自分を含む3人のグループの挑戦となりました。左足首捻挫と、右足からの出血(と記憶)です。自分が左足首の方を担当し、他の二人に右足の方をしていただきました。まず、靴紐をゆるめてから、けが人の靴を外してけがの状況を見ればよかったのですが、あせったのか靴の紐を緩めず外すということをしてしまいました。本当に捻挫していたらできなかったと思います。足首の捻挫の場合の三角巾での処理は無事対応できましたが、見栄えが良くなく、間違ってはないですが、もう少しきれいにでした。
2番目のチーム
スタッフの方がけが人の役を演じ、 戸外でシナリオトレーニング |
2番目のチームは、左足からの出血と、前頭部よりの出血でした。スタッフの方の演出も、実際血が出ていないのに、血が出たように上手に見せていました。けが人が不安にならないよう声かけが大事。ネガティブなことは言わない。三角巾は地面に触れさせない。
左足から出血(と仮定) (ずいぶんリアルな出血ですが、演出で、実際は血は出ていません) これくらいしないと訓練にならないと |
けが人の足首を(足首に三角巾を巻く)救助者の肩の上にのせてしまえば |
上写真のような足の位置で、三角巾を巻くと、どうしても地面に触れてしまうので、矢印のように、けが人の足首を(足首に三角巾を巻く)救助者の肩の上にのせてしまえば、ほとんど三角巾が地面に触れずに巻くことができる。
応急処置後、 歩くことができる(と仮定)ようなので、ストックで支えて |
3番目のチーム
3番目のチームは右足からの出血と、前腕部の骨折(と記憶)、計画書を取り出し連絡先に連絡
こういったシュミレーションをしてみると、わかっていると思っていたところが、「わかっているつもり」でしかなかったり、知識がばらばらでまとまっていなかったり、総まとめで行えてよかったです。ただ、シュミレーションが行われた所が、2−3分おきに人が通るところで、知らない人が見たら誤解すると思う(アナウンスはしていたけど)ので、もう少し人通りの少ない所でした方が訓練にも集中できるし良かったのではないかと思います。
【次回へ】忘れて、教わって、の繰り返しかもしれない、救急法。実際、山で現実に救急法を行わないように極力注意すべきですし、救急法の訓練ばかりに時間を取るわけにもいかないし、とりあえず今回参加して良かったと思うものの、「忘れて、教わって」の繰り返しにならないようには反復しかないのですが…
「登山技術書 セルフレスキュー 山と渓谷社」
も一部参考にしました。
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