2012年6月5日
【天気】 曇り時々晴れ
予定なら、日和田山に行く予定でしたが、天気が悪く中止になり、代わりに「近くの公園で確保の練習」及びT-Wall錦糸町でクライミングとなりました。
L:F浦さん、メンバー:M井さん、F川さん、S林さん、M浦さん、N方さん、S木さん、自分
【コースタイム】9:00 錦糸町T-WALL集合−9:15/13:00 T-Wall近くの公園
9:10 最初は川を渡った公園に行ってみたものの |
9:50 自己脱出の訓練 |
自己脱出の訓練をいたしました。
(1)通常のように、トップで登る人をビレイ(セルフビレイはメインロープで、手の届く範囲に)
(2)トップが落ちたと仮定、トップを止める。
(3)仮固定:トップを止めた後、手を離しても良いように、ロープを仮固定。
(4)クレムヘイストを使って、荷重移動の準備(きれいに結ぶ、移動する前に効いているかきちんと確認)
(5)仮固定したロープをほどき、荷重をクレムヘイストに移動
(6)末端を念のため、固定
(7)ビレイヤーは、トップをビレイした場所から移動すること可能。
11:05 クレムヘイストを使った懸垂下降 (一部のみ) |
M井さんよりのお話として
先ほどの自己脱出で、通常は「セカンドがビレイした場所から移動すること可能」になっているが、それをさらに進めてセカンドが宙づりになっているトップを助けるにはどうしたらよいか。
セカンドのビレイについて(セカンドはどうして支点ビレイが良いか、トップのビレイはボディビレイが良いか)トップは支点を取りながら登っているため、仮に落ちた時、衝撃が大きいので、衝撃を和らげるにはボディビレイの方が良い。逆に、セカンドで登る人をビレイする場合、トップロープ状態なため、仮に落ちた時、墜落距離がほとんどなく衝撃が少ない→支点ビレイでも大丈夫。
12:05 宙づりからの自己脱出 |
「宙づりからの自己脱出」:スリング2本を使って、ロープ伝いに登る方法
(1)メインロープにオートブロック(クレムヘイストよりも)で足用の可動部を作る。
(2)同じくメインロープに、足場のオートブロックよりも上に、オートブロックで手用の可動部を作る。
(3)(1)に足をかけ、(2)をハーネスにつけて、(1)、(2)を交互にずらしながら登っていく。
確保トレは1時間程度かなと思いきや、13時までかかってしまいました。体調も万全というわけではなかったので、(翌週の救助訓練に備えて)自分はT-Wallには寄らず、帰りました。
【次回へ】岩登りを始めた頃は、「自分だけが登れない」ということがよくありました。最近は、「自分も登れるようにはなってきたが、ビレイ等動作が」とよく思います。こういったビレイ等のトレーニングは必要ですが、わざわざつづら岩や日和田山、広沢寺まで行かなくてもできる内容もあります。今回、T-wall錦糸町近くの公園で行われましたが、別に他の場所でも可能だと思います。今回の経験を生かし、別の場所の開拓も進めていきたいです。